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K.S.R.C ResearchReport FileNo.200302

少年犯罪は予言されていた?!


2003/7/26 報告
報告者:
Ken-chang

 ここ数年、頻発する少年犯罪。その内容はエスカレートするばかりだ。

 1997年に起きた神戸での連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇事件)や、記憶に新しい長崎での12歳の少年による幼児殺傷事件を見てもその残酷性は目を覆うばかりである。

 また、これは小学生が被害者側の事件であるが、先頃東京で起きた小学生女子4人が監禁された事件など、重大犯罪に小学生や幼児が巻き込まれることも多くなってきている。

 これらの事件は、いずれも予想すら難しい事件と言える。
そういった事件が頻発するこの”現代”という時代は非常に恐ろしい時代である。

 しかし、そういった予想すら難しい事件が予言されていたとしたら・・・。

 今回、我々はこれらの少年犯罪を予言していたあるものを発見したのである。

 それは、内山田洋とクールファイブの歌である。

まずはこれをご覧頂こう。

「そして神戸」

神戸 泣いて どうなるのか
捨てられた我身が みじめになるだけ
神戸 船の灯 うつす
濁り水の中に 靴を投げ落す

そして ひとつが 終り
そして ひとつが 生まれ
夢の続き 見せてくれる
相手 捜すのよ

神戸 呼んで帰る人か
傷ついた心が みにくくなるだけ
神戸 無理に足を運び
眼についた名もない 花を踏みにじる

そして ひとつが終り
そして ひとつが生まれ
誰かうまい 嘘のつける
相手 捜すのよ

誰かうまい 嘘のつける
相手 捜すのよ 

 内山田洋とクールファイブの代表曲とも言える「そして神戸」だ。

驚くべき事に、この歌はあの酒鬼薔薇事件を予言していたのである。

1番は犯人である酒鬼薔薇の心を表している。
「捨てられた我身」「みじめになるだけ」−彼の心の内や幼児期の精神状態を想像できる。
続く「
そしてひとつが終り そしてひとつが生まれ」はこの事件が連続性を持っていることを表現している。
2番の歌詞で注目すべきは「
眼についた名もない花を踏みにじる」である。
「眼についた名もない花」=無差別を意味し、それを「踏みにじる」=殺害するということである。

 さらに衝撃は続く。

「長崎は今日も雨だった」

あなたひとりに かけた恋
愛の言葉を 信じたの
さがし さがし求めて
ひとり ひとりさまよえば
行けど切ない 石だたみ
ああ 長崎は今日も雨だった

夜の丸山 たずねても
冷たい風が 身に沁みる
愛し 愛しのひとは
どこに どこにいるのか
教えて欲しい 街の灯よ
ああ 長崎は今日も雨だった

頬にこぼれる なみだの雨に
命も恋も 捨てたのに
こころ こころ乱れて
飲んで 飲んで酔いしれる
酒に恨みは ないものを
ああ 長崎は今日も雨だった 

 これも有名な「長崎は今日も雨だった」であるが、何とこの歌では長崎での12歳少年による幼児殺傷事件を予言しているのである。

1番では犯人である少年が幼児を連れ回す様子を表している。
「あなたひとりに かけた恋」−ここで言う”恋”とは”言葉”と同義語と考えられる。したがって恋を言葉と置き換えると、幼児にやさしい言葉をかける少年の姿が浮かび上がってくることがお分かりになるだろう。
「さがし求めて」「さまよえば」−供述から少年は幼児を「親の車を探そう」と駐車場を”さがし””さまよった”あげくに犯行におよんでいることが分かっている。
恐ろしいのは3番の「
命も恋も 捨てた」である。ここでまさに幼児の命は投げ捨てられたのだ。

 これだけではない。

東京砂漠」

空が哭いてる 煤け汚されて
ひとはやさしさを どこに棄ててきたの
だけどわたしは 好きよこの都会が
肩を寄せあえる あなた…あなたがいる
あなたの傍で ああ暮らせるならば
つらくはないわ この東京砂漠
あなたがいれば ああうつむかないで
歩いて行ける この東京砂漠

ビルの谷間の 川は流れない
人の波 黒く流れて行く
あなた…あなたに めぐり逢うまでは
そうよこの都会を 逃げていきたかった
あなたの愛に ああつかまりながら
しあわせなのよ この東京砂漠
あなたがいれば あああなたがいれば
陽はまた昇る この東京砂漠

あなたがいれば あああなたがいれば
陽はまた昇る この東京砂漠

 これもまた有名な「東京砂漠」である。
この歌では少女4人監禁事件が予言されているのである。

「あなたの傍で ああ暮らせるならば」「あなたの愛に ああつかまりながら」−犯人は少女達を自分の傍に置いておきたかったに違いない。言葉を換えれば捕まえておきたかったのである。
捕まっていた少女達は「この都会を 逃げていきたかった」のである。
ビルの谷間の 川は流れない 人の波 黒く流れて行く」−このフレーズで犯行のきっかけとなった場所である渋谷をも予言しているのだ。渋谷のスクランブル交差点を流れていく人の波が目に浮かぶ。

 このように少年達の犯罪を予言してきた内山田洋とクールファイブだが、実は彼らの歌にはまだ他にもそれらしい予言があるのである。

 最後に、今後起こるであろう事件を予言した歌を紹介しよう。

「中の島ブルース」がそれだ。

「中の島ブルース」

赤いネオンに 身をまかせ
燃えて花咲く アカシアの
あまい香りに 誘われて
あなたと二人 散った街
ああここは札幌 中の島ブルースよ

水の都にすてた 恋
泣いて別れた 淀屋橋
ほろり落した 幸せを
あなたと二人 拾う街
ああここは大阪 中の島ブルースよ

会えば別れが つらいのと
泣いてすがった 思い出の
小雨そぼ降る 石畳
あなたと二人 濡れた街
ああここは長崎 中の島ブルースよ 

これはもうそのものズバリである。
「あまい香りに 誘われて あなたと二人 散った街」−あまい言葉で誘い出されての無理心中であろう。
その場所は「ここは札幌」である。

 また、内山田洋とクールファイブ以外にも恐ろしいまでの予言をしている歌が存在するのである。
それは、五木ひろしの「長崎から船に乗って」である。

「長崎から船に乗って」

長崎から船に乗って 神戸に着いた
ここは港まち 女が泣いてます
港の女は お人好し
いいことばかりの そのあとで
白い鴎に あゝ 騙される
あゝ 騙される 彼岸花

横浜から船に乗って 別府に着いた
ここは小雨まち 女が泣いてます
南の女は 一本気
湯の花祭りの いたずらに
ちょっとだけよが あゝ 命とり
あゝ 命とり 紅椿

函館から船に乗って 東京に着いた
ここは日暮れまち 女が泣いてます
都会の女は うす情
惚れているやら いないやら
何んでもなさそに あゝ 傷ついた
あゝ 傷ついた 芥子の花

長崎、神戸、東京と今まで重大な少年犯罪が発生した地名がすべて入っているだけでも驚きである。
1番では「いいことばかりのそのあとで」「騙される」神戸の女性を予言。
2番では軽い気持ちでの「いたずら」が「命とり」になる別府の女性殺人事件を予言。しかも犯人は横浜から来ることまで予言している。

 

 このように何気ない歌に隠された恐ろしい予言。
これは犯罪が渦巻くこの現代社会において、人間の無意識が生んだ自己防衛機能なのかもしれない。

 

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