シンガポール
6月22日、ニッポンのW杯は終った。日本中にお祭り騒ぎの後の 虚脱感が覆っている。
そんなことは、お構いなく今年も旅にでる。
目的地は、シンガポール経由インドネシア・ビンタン島。
11時30分発予定JL719便は若干遅れて成田を出発。
乗客は少ない。昨年の同時テロの影響か、W杯の影響か?
第1日
17:35、719便は予定より20分程遅れてシンガポールチャンギ空港に到着。 10年ぶりの来星である。空港内は相変わらずの綺麗さ! 普段タバコのポイ捨てをしている身にとっては大いに緊張感がある。
チャンギ空港の到着ロビー
リバーサイドポイントの遠景
宿泊ホテルは、シティーホールのスイソテルスタンフォード。 ロケーション・施設共に申し分ないが、フロントやレストランの スタッフの対応は、ニッポンの中級ビジネスホテル並。
多くは期待できない(そもそもスタッフが少ない)。
チェックインが済んで、部屋でしばし寛いでから早速夕食のため外出。
目指すは、リバーサイドポイントの「陳福記炒飯」!究極の炒飯があるそうな!
結論!ガイドブックに騙された!!まずくはないでも普通の味。シンガポールでの楽しみ である食事の機会を一回分損してしまった。どのガイドブックにも載っている店なのに 、「食」に関してガイドブックは信じない!
がっかりして、店を出る。クラークキーでは、多くの店でW杯のTV観戦をしていたが、 我々は、一人$12のリバークルーズ。翌日判ったことだが、川の水は 余り綺麗でないので、クルーズは夜がお勧めだ。
リバーサイドは夜でも安心
船上からのフラトンホテル
同じくマリーナ地区
第2日
2日目は、本格的に市内観光、朝食はホテル2階のカフェ。ガラス張りで オープンエア感覚のスペースでいい感じである。
今回の旅の目的地は、インドネシア・ビンタン島。シンガポールは 旅の経由地のつもりであった。が、昨夜ホテル周辺を歩いただけでも、 10年間に随分と様子が変っているので、意欲的に観光することに・・・。 ホテルから、聖アンドリュース教会を経て、ヒストリーミュージアムまで徒歩で散策。
途中、嫁は、エキゾチックな建物に、レンズを向けてパシャリ・パシャリ! 第一の目的地、ヒストリームジアムには、がっかり。この町は、次々に 人をがっかりさせてくれる。でも、こんなことでメゲてはいかん! まだ、マーライオンを観ていない!
スイソテルホテルを見上げる
聖アンドリュース教会 日曜朝のミサが行われていた。
街角の消防署?
その後、地下鉄でラッフルズシティ駅へ。ニューマーライオンはワン・フラトンのプロムナードに移転。
ビックリ!世界三大がっかりと謳われたマーライオンを見て嫁は喜んでいる!
ここまで連れて来た甲斐があるというもの!
ニューマーライオンをバックに記念撮影
その後は、チャイナタウンを散策し、いったんホテルに戻って休憩。 夜に備えて体力温存・・・!
夜はナイトサファリを観光する。行きはタクシーで25分、$17。タクシーの運転手に 私の英語が通じない。地図を指差し行き先を示すと「オー、ナイトサファリ!」 と言って、判ってくれる。しかし、その発音、私と何処が違うの???
ナイトサファリは、トラムと徒歩で十分堪能。ツアーでないので時間の制約がないし、 ここならば個人でも十分こられる。
帰りはシャトルバスで30分、一人$5。二人以上ならタクシーのほうが時間の 節約になり、料金も変らない。
チャイナタウンのシアンホッケン寺院。中央の像は海の神様。
市内に戻って、あの有名なラッフルズホテルのロングバーに行くが、最悪。 音楽は、さして上手くもないバンドが大音響で演奏し、雰囲気は台無し、 見事に期待を裏切ってくれた。翌日に行ってスイソテルホテルの70階のラウンジのほうが はるかに良かった。
第3日
地下鉄(MRT)車内
今日は、MRTに乗ってジュロンバードパークから観光。 タクシーなら20分 程で着くのだろうが、電車とバスを乗り継ぐと小一時間掛かる。 二人分の電車賃、バス賃を合わせるとタクシー代と殆ど変らない。 でも、電車・バスに乗りたかったんじゃ!
バードパークは3度目になるが、何度来ても飽きない。 シンガポールでは定番の観光地だろう、というか、ここだけは期待を 裏切らない。次の目的地セントーサに比べれば・・・。
バードパークを堪能後、タクシーでセントーサに向かう。ワールドトレードセンター まで、15分、$15。やっぱりタクシーのほうが便利。
ケーブルカーは、最新のスケルトンタイプ。これは、びびる!スキーの リフト・ゴンドラもなんとも思わないが、これは…。
通常我々が乗るスキーのゴンドラとは、高さが違う。おまけに 支柱の間隔が広い。というか、海の上には支柱がない。 「落ちたら死ぬな!」と思うと恐怖が増してスリル満点!
へいとなぞの鳥
鳥の楽園
スケルトンのケーブルカー
夕食は、噴水見学を兼ねてサンテックシティモールへ行く。スイソテルホテルから 歩いても10分掛からないが、着いてからが広い。食べ物屋に関しては、地球の歩き方を 信じなくなっていたので、自分らの勘を頼りに店を探す。
お腹を空かして噴水の周りをぐるりと回って、見つけた、見つけた!
店名は、「漁家荘中華料理」。B1のファウンテンテラスに見〜つけた! 二人で、タラフク食べて$100。高いと思わないで下さい。高級な紹興酒を 一本空けてしまったのですから・・・。
定番マーライオンを見上げる
ファウンテン オブ ウェルス
漁家荘中華料理の豪華夕食
ところで、今回の旅日記は、何故か筆が重い。原因は、シンガポールと言 う土地にあるのかもしれない。 ここまで、何のトラブルもなく過ごしている。観光都市シンガポールでは 何から何までスムーズで、道に迷いそうになると誰かしら教えてくれる。 それが悪いと言うわけではないが、命に関わらない程度のトラブルは旅の エッセンスと思うんだけれど・・・。
そう言えば、先日読んだ阿川佐和子さんの「タタタタ旅の素」というエッセイにも 同様の意見が書いてあった。話は逸れるが、この佐和子さん、なかなかヘモい! ものの見方が実に素晴らしい。異性ながら共感できることが多すぎる! というよりも佐和子さん相当オヤジが入っているようだ。 ところで、私には、もう一人佐和子と言う友人がいる。とても気のいい人だが これもまた相当に 旅好きでオヤジ度は佐和子女史を遥かに凌ぐつわものである。 それだけでなく、かなりの酒豪、大虎である。 その人の前で、決して普段大人しくはない私もついつい借りてきた猫のようになってしまう!!
話題が大きく逸れてしまった、それもこれもシンガポールの旅が、いつもと違って 平穏な旅のせいかな? 明日はビンタン島に出発。刺激が欲しい〜。
第4日
いよいよ本来の目的地ビンタン島へ出発。タナメラフェリーターミナルへは タクシーで20分程で到着。船は東京からインターネットで予約していたが、 若干不安。しかし、先方から戻ってきた予約確認のMAILを見せたら、 にこやかにチェックイン手続き完了。この港も一応は国際埠頭らしく、 出国手続きがありました。 11:05発の便は予定通り出港。平日にも関わらず結構乗客がいる。 現地駐在と思われる日本人の子供とお母さん達。お仕事のお父さんを残して プチ旅行?
船は高速船の為デッキには出られず、窓ガラスは曇っていて外は殆ど見えないため、 優雅な船旅とは行かないのが残念である。
小一時間でビンタン島到着。ほぼ定刻どおりである。流石シンガポール流、 何事にもアバウトなインドネシア流とは大分違ってすべてに几帳面、でも ここからはインドネシア。どうかな?
フェリーターミナルから各ホテルへの送迎バスが出ている。形ばかりのイミグレーションを 通ると案内係が各ホテル向けバスへ案内する。 予約したニルワナリゾートホテルまでは約15分ほど、途中は家一軒もないジャングルの 一本道!ローカルなカンポンをイメージしていたので多少がっかり。
ビンタンフェリー
ニルワナリゾート ロビー階からの眺め
でもニルワナリゾートは、清潔感あり、スタッフの対応もGOOD!シンガポールとは時差が1時間あるため ホテル到着は12時前。それでもスムーズにチェックインが出来た。但し、指定された 部屋が1階だった為、上の階に換えてもらおうと思ったが、この日は空なし。 翌日以降最上階(と言っても3階建て)に変更してもらう。フロントの マリアさんに感謝!
部屋から海を臨む
客室棟全景。3階の左から3つ目にチェンジしてもらう。
朝日の中散歩するへいちゃん
第5日・第6日
何しろホテルの周りには何もない。泳ぐか読書しかすることがない。 もっとも、そのつもりで準備はしている。私は井上ひさし「東京セブンローズ」。 妻は、瀬戸内寂聴「源氏物語」。妻のが高尚?大きなお世話!
朝日が昇り
海岸を散歩して
プールで泳ぐ
魚と戯れ
鳥と戯れ
食べる
第7日
というのんび〜りした二日間を過ごし、いよいよ帰国。 早朝ビンタン島を発ってタナメラに戻る。 一旦チャンギ空港に立ち寄って荷物を預けることにした。 ところがガイドブックに従って荷物預り所を探したが見つからない。 結局、記載とは異なり、地下1階の端にあった。
日本からの到着時と違い、多少の慣れもあってMRTで ブギスに出る。ここから徒歩でリトルインディアン周辺の 散策。シンガポールも今日で最後!まだし残したことがある。 そう、ドリアン!東南アジアに何度も来てドリアンを食べたことがない。 何度かトライしたこともあるが、その都度あの匂いに負けている。 今回は何としても食べるのだ〜!
食べた。おいしージャン!熟し柿(妻は熟れすぎバナナのようだと言ってるが・・・) のような食感、ほのかな甘味、これがフルーツの王様か! と満足したところで女王様マンゴスチンでお口直し。
ズジャオセンターの果物屋
待望のドリアン5ドル
その後は、ドリアンのげっぷ(ドリアンの香りを何度も楽しめる)をしながら、 オーチャードロードを散歩して定番の足裏マッサージ。
余裕を持ってチャンギ空港に到着。今回の旅は、殆どアクシデントもなく平穏な旅だった。 後は、定刻に飛行機が出発するのを待つばかり。
「ちょっとお腹がすいたから、回転寿司でも食べようか?」 「私、その軍艦巻き」「なにそれ?中華クラゲだよ、変なもの載せるよね」 「俺、かっぱ巻き」「な〜に、それ?干瓢じゃなくって、油揚げじゃない」 「ん?」