カナダ

カ ナ ダ

2004年7月、久々の先進国、東に向かって旅にでる。カナダ トロントからナイアガラ経由 ケベックシティー1500kmのドライブ旅行。大して運転も上手くなく、 英語も満足に話せないのに大丈夫かしらん?
でも、広いカナダ費用節約で移動するには車しかない。
計画は万全(のはず)、やるしかないのだ。

第1日

成田11:45発、JAL010シカゴ行きに乗るために、自宅を7:40に出発。今回の旅は、義母を attendしなければならないので遅刻は許されない。成田でお母様をお迎えしなければ!
ってのにいきなり忘れ物。ビデオカメラ忘れた〜〜。
旅にアクシデントはつきものと言ったってのっけからは初体験。慌ててタクシー飛ばし、 とんぼ返り。
何食わぬ顔をして成田で義母と待ち合わせ。
飛行機はほぼ定刻にシカゴ到着。トロント行きの乗り継ぎ手続きは、二年前のテロ事件の 影響からチェックが物凄く厳重で靴の中まで調べられる。
以前は、去るものは追わずじゃないが、出国に関してはノーチェックだったのに! 根本的な原因を取り除かないでチェックだけ厳しくしても駄目だと思いますけどね…。 当分この国には来たくありません!!
と、機内で怒っているうちにトロント到着。
いよいよレンタカーを借りてドライブ開始。きんちょーするー。
無事お車を借りて、いざ出発の"へい" 車はGMのポンティアックです。 空港を出る=ハイウェイを走ると云うことでいきなり逆方向を選択。 ナイアガラに向けて”順調に”ハイウェイを走る。











空港を出るということは、=ハイウェイを走るということ。時速100キロで 英語の行き先表示を判断しろってことです。が、ためらいは許されません事故のもと。 取り敢えず選択した道は、左!しばし走ること数分。ルートが直線になると 背中に日差し? トロントからナイアガラに向かうには南に走らなければならない。 それが、背中に日差しでは、真逆である。次の出口で入り直して回れ右。 無事427号線南ルートに入った。あとは、QEWに合流して ひたすら太陽に向かって走れ!
夕方5時ナイアガラホールズに到着。徒歩で周辺散策。 滝の大きさに感動。街の賑やかさに唖然。カナダ的ではないです。 本日のお宿シェラトンオンザフォールズ。インターネット予約だと 滝の見えるお部屋もラクラク予約です。
途中渋滞があったものの125キロを約2時間でナイアガラフォールズ に到着。予定の5時にホテルチェックイン。部屋は21階の滝が見える 部屋で満足。チェックインを待たせたお詫びに朝食券までくれました。 やっぱりホテルって個人のお客を大事にしてくれるみたいですね。




第2日

2日目は、滝の見えるレストランで朝食(昨日ただで頂いた朝食券利用)、 ゆっくりと滝を見ながらの食事に満足。昨日のハードな移動の疲れが 若干癒される。
食後は、ナイアガラ観光の定番、霧の乙女号に乗船。カナダ滝直下では その迫力になぜか笑いが止まらない。
びしょびしょになって部屋に戻り、次の目的地キングストンへの出発の準備。 妻らは、滝を堪能して、後は移動だけと気楽なもんだが、私は、この旅一番の ロングラン、約400キロを5時間で走る予定。
予定よりやや早く午前11時にホテル出発。トロントまでは昨日来た道を 戻るだけなのでストレスはない。QEWを北上し、そのままトロント市内を 抜ける予定でいたが、分岐に失敗。昨日通った427号線に入ってしまった。 止む無く市内を時計回りに迂回して、401号線に入る。途中CNタワーを横目に 見る予定だったが、出来ずに残念。
401号線は快適なハイウェー。途中片側8車線にもなる。車は順調に走って、 出口432で一端退場。近くのウェンディーズでハンバーガーの昼食と給油。
生まれて初めてウェンディーズのハンバーガーを食す。東京で食べるMバーガーよりも はるかに美味しい。Mバーガーも値段でなく味を追求すべしとツクヅクオモウ。
霧の乙女号のへいと妻。超ハシャギ! ルート401号をひたすら東に向かう。 キングストンの市街に入る。前方は港。

ほぼ予定通りに走って、4時過ぎにオンタリオ湖の東のはずれ キングストンに到着。オンタリオ湖の西のはずれナイアガラから 約400キロを無事完走した。キングストンは1841年から 2年間カナダ連邦の首都だったそうで、ナイアガラとは違って カナダらしい落ち着いた街の佇まいが感じられる。 我々が泊まったホテルク イーズインもクラシカルないい感じの宿でした。
キングストンでの夕食は、ステーキ。お肉だけで お腹一杯!


トロントからキングストンまでの401号線は2車線の直線的な道路。 トンネルもなければ橋もない極めて単調なルートでチョト飽きる。 出口611を出て、市街に向かうPrincess Stに入ると急に信号が増えたり して焦る。
市中心部は、全体が海に向かって下っており「坂の町」という感じ。 当日は、フェスティバルを行っており、あちこちで大道芸が披露されていた。 そのために、あちこち交通規制があって困りました…。


ライトアップされた市庁舎

キングストンの街には、それほど大きな見所はないが、街全体がクラシカルで のんびりできる街。無理に観光をしなくても良いが敢えて行くならと、 ベルビューハウスへ。ここはカナダの初代首相のマクドナルドさんが住んでいた お屋敷で、当時の衣装を着た綺麗なガイドさんが、案内してくれます。

べルビューハウスの外観

夜はONTARIO stにあるテキサス料理店へ。やはりアメリカ大陸に来たらステーキを 食べなければと勝手に思い込む。
味・量ともに文句なし。ついでに値段も安いような気がします…。
食後はライトアップされて市内を散策し徒歩にて帰宅。さすがに運転手君は 疲れて、もうお休みなさい。



第3日

キングストンの教会、名前は?

朝から雲行きがチョッと怪しい。今日は、キングストンから150キロ 2時間ほど走ったロック ポートでサウザンド・アイランドクルーズ。サウザンドアイランドは 日本でもドレッシングの名前で有名でしょ。あれ、「南の島」だと 思ってました?。 8時すぎに出発、401号線を東に進み出口661で138号線に合流。 後は案内標識に従って走るだけ。と思ったら行過ぎた。ほんの少し戻って 到着。
キングストンから出る遊覧船はここまで来ないので、こちらのほうが 良いみたいです。
約一時間の船旅は、サウザンド・アイランドの名に恥じないルート。 小さな小島がみんな個人の所有になっていて、その上に別荘が建っている
えっ、と思うような小さな、それこそ玄関の敷石が波に洗われている様な ものから、ボルト城のように巨大なものまで、見ていて飽きない。




ロックポートの船着場。10時発の船に滑り込みセーフ! 左がカナダ右がアメリカ、真ん中が世界一短い国境の橋 サウザンドアイランドで有名なボルト城。ここのシェフがあのドレッシング を作ったとさ。

ロックポートを後にして、County Road2を東に進み、401号線675入口から合流。 約一時間走って、アッパーカナダヴィレッジに向かう。ここはカナダの明治村みたいな場所 。かなり大きな敷地に、当時の農村が再現されている。
園内で案内する人、働く人は、みんな当時の服装を着ていて、タイムスリップしたような 感じ。
入場券売り場、日本語の説明書もありました。 建物内で説明する人は、それぞれの仕事を実演しています。 農村なので、牛や馬、豚や羊もいます。

結局、この日は、キングストンからモントリオールのドルバル空港 近くのホテルまで300キロを走ったが、401号線が20号線に 変わった途端に、標識が英語からフランス語に変わる。英語も不自由な 人間にフランス語は困難。東西南北だけを覚えて、あとは標識の道路番号 を頼りに進む。
それでも、なんとかなりました。

第4日

4日目は前日とはうって変わって好天気。ドルバルのホテルクオリティーイ ンの前の520号線を東に向かって出発。今日は、10号線を南に130キロ、 イースタン・タウンシップスのマゴーグに宿泊予定。ケベック州の台所と言 われているらしく、酪農や農業が盛んで美味しい食材が沢山あるとのこと。
車で走ること約1時間30分、モントリオールの市街を走り、入り組んだ ハイウェーの分岐には苦労したが、10号線に入ってしまえば迷うことなき 直線道路。出口115で降りて一般道へ。ここから湖沿いの道を南に下り、 11時15分前にサン・ブノワ・デュ・ラック修道院に到着。

10号線を南に進む
サン・ブノワ・デュ・ラック修道院に到着

サン・ブノワ・デュ・ラック修道院は、朝夕の祈りにグレゴリオ聖歌が歌われることで 有名だそうで、朝は11時から行われる。院内には売店もあって院内で作られた ジャムやメイプルシロップ、ワインetcが売られている。但し、この売店も朝夕の 祈りの時間は閉店してしまう。

モザイク模様の回廊
オーベルジュAu Relais de l'Abbayeからのマゴーグ湖

この日の宿泊は、 オーベルジュAu Relais de l'Abbaye。宿のオーナー兼シェフは千葉真一に似た黙ってい ると渋いおじさんだが、話すと気さくで人懐っこいというかホスピタリティーあふれる人です。 ケベックはフランス語圏なので英語はあまり話せないが、気持ちで通じるものがある。 日本人が泊まることもあるのか、ほんの少し日本語の単語を話す。但し、「H」の発音がないので、 「今夜の食材はオッタテ!(ホタテ)」となってしまう。

マゴーグの街中、軽井沢のような賑やかさと華やかさがある。 オーベルジュAu Relais de l'Abbayeの全景
宿のオーナーと3ショット。

第5日・第6日

ルート20から73へ、この先の橋を渡ればケベックシティー

イースタン・タウン・シップスからケベックシティまで230キロのドライブ。 ルート10から55を経由して20号線に出る。20号線までは幹線ルートでないため 対向車も前後もない一人旅。時折高速で飛ばしてゆく車があるが、暫く行くと パトカーに捕まっている。制限速度は100キロ。飛ばしすぎは禁物。
およそ三時間で漸く東の目的地ケベックシティーに到着。これでトロント出発から 1200キロの走破になる。
この日のケベックシティは夏祭りの真っ最中。ホテルのあるグランダレ通りを ゆっくりと進み、ホテルの前に到着。が、祭りのため駐車禁止!どースりゃいいの 〜?取り敢えず後から車が来てるし、前に進む以外にない。勘を頼りに次の角を右折。 出来れば元来た道に戻ろうと再度右折。と、ホテルの真裏に…。ホテル駐車場の 矢印があるじゃないですか。なんという鋭い勘。そのままスルスルと進入して 到着〜。

旧市街の裏道
かの有名なホテル シャトーフロントナック
フニキュラからロウアータウンを望む。
車を預けて、チェックインを済ませたら、早速市内散策。グランダレ通りを 東に向かいサンルイ門から旧市街に入る。街全体が世界遺産とあって時代を感じさせるが、 そこは観光都市、通りに面した家はお土産屋さんかレストランばかりでチョッと風情がない。 しかし、喧騒を避けて裏通りに入ると途端にタイムスリップしたような雰囲気になる。 ケベックの街は、ガイドブックから離れるとかなりいい感じになる。

ホテル マノワールラファイエットの玄関

この日の夕食は、ケベック料理の老舗Aux Anciens Canadiens。昼間のうちに 予約をしておいたので、待たずに入れたが、やはり飛び込みで来て待っている人が 沢山いる。まー、料理のほうは名物に旨い物なしって言いますから…。
勝利のノートルダム教会


二日目は生憎の雨。それも結構降ってます。朝一でケベックシティを守るよう 要塞シタデルを見学に行ったが、セントローレンス川を見下ろす高台では、 風が強くて傘の骨が折れました。晴れていれば衛兵の交代式が見られたのですが 雨のためそれも中止。
プチシャンプラン通り、カナダ最古の繁華街

その後ケベック州議事堂を見学してロウワータウンでお買い物。雨は降ったりやんだりで ハッキリしない。それでも戦場公園まで散歩して早めにホテルに戻る。

夜は、これまでビックな西洋人と同じ食事をしてきたので流石に疲れた (胃袋が)、衆議一決して「日本食を食べよう!」となり、ホテルのフロントで 和食レストランを紹介してもらった。場所はグランダレ通りを西に戻りカルティエ 通りだそうだ。歩くこと約10分、目的の日本食レストラン「KIMONO」に到着。 が。このお店想像していたものとはまったく違い地元お金持ちが来る様な感じの 高級店。店の雰囲気もお客の感じも良い感じ(良すぎる)。予約なしで行って 入れる訳もなくアッサリお断り。
路頭に迷う3匹の子豚は、雨に濡れならがもう一軒のお店、レストラン東京へ。
レストランtokyo
しかし、人生何が幸運かわからない。このレストラン東京がなんとすばらしい。 基本的にはお寿司屋さんであるが、それ以外の居酒屋メニューもある。ところが、 この店お酒を置いていない。店の人の話によれば、お酒の販売免許を取得してい ないとのこと。そのため、客は自分が飲みたいお酒を持ち込んで良いのだそうである。 で、私ら地元民でない人は?ご近所の酒屋を紹介されてそこまで自分で買出しに行くのです。 私も、急いで飛んでってビールを2本買ってきました(こんな時は特にフットワークが良い!)。
さて、お酒を買ってきて、暫く待つこと数分、頼んだお寿司がやって来た。 まとも、まとも、全く普通のしかも美味しいお寿司です。おまけに、この日は サービスデーとのことで、料金半額!3人でたらふく食べて4千円程度。 ケベックの夜に大満足であった!


第7日・第8日

オリンピックスタジアム モントリオールに到着だ!

最後の運転日、トロント出発から1200キロ、後残り300キロの運転である。 が、今までとは違い既に一度走った道を戻るわけで、全く知らない道を走るのとは 比べ物にならないくらいストレスがない。走行中も左右の景色を見たり併走する バイク夫婦に手を振る余裕がある。

ドルバル空港もうすぐ

もうすぐモントリールと言うところまで来て、ほっと一息。暫しの休憩。 東からやって来るドライバーは皆同じように思うのか、かなり多くの車が休憩している。 先ほど追い抜いたバイク夫婦も後からやって来て、我々に気づいて、向こうから 手を振っている。ここから先は、空港まで暫くは、分岐の多い都市高速になるので ストレスが溜まる走りである。
途中、予定していた分岐を間違えてしまったが、循環しているルートのため 逆側から空港にアプローチ。空港内の駐車場に到着。しかし、案内板が中途半端で ハーツの営業所がワカラナイ〜?案内板はひろーい屋外駐車場を指していたが、 レンタカー屋の小屋らしきものは見当たらない。ついには駐車場のはずれに来て しまい、そこは工事中。大型の重機で地面をほっくり返しているおじさんに 聞くと、遠くのターミナルを指差して、レンタカー屋は立体駐車場の中だという。 さて、今度はこの駐車場の出口がわからない。ノロノロ走って出口発見。and立体駐車場の 入口発見!到着〜。あ、ガソリン入れるの忘れてしまった。レンタカー屋のお兄さんに 距離計で精算してくれと言ったら、通常の倍の料金を請求された。そんなに高いのと 不満を言ったら、外にスタンドがあるから自分で入れて来てもかまわないと いう。だったら入れてくると、義理母を残して、再度出場。車を戻してすぐ フライトだったりしたら、超焦りのとこでした…。

ホテルマリタイムプラザ予想したよりも良いホテルでした。
ノートルダム教会の内部
ジャックカルティエ広場 にわか雨のため、ここでお茶
モントリールの市内は、地下鉄網が整備されているので、車は不要。空港から 市内までタクシーで戻って、ホテルチェックイン。車の運転から開放されただけで、ほっとして 一杯飲みたくなる。が、それは夜まで我慢。
モントリールには、いろんな民族の人が住んでいて、イタリア人の住エリア、 フランス人の住むエリア、そしてチャイナタウンもある。 チャイナタウンといえば 中華料理。紹興酒。今夜は飲んで食うぞ〜。で、当然にして中華料理屋に出陣。 ところが、そのお店、なんと中国酒は置いてない。 日本酒なら置いてあるという。
やむなく、熱燗に中華料理、これでは東京の下町辺りで飲むのと変わらんナ〜。 でも、なんか落ち着くな〜。やっぱ日本人だ、俺は。と、改めて自分を確認する 旅でありました。次はどこに行こっかな???


世界の女王マリア大聖堂の内部 ローマのサン・ピエトロ寺院の4分の1 のレプリカだそうですが、サン・ピエトロ寺院って、そんなに大きいの? ジャックカルティエ広場の似顔絵書き ドライブの終点 ハーツ空港営業所