フランス パリ

フランス パリ





2006年FIFAワールドカップ開催中。ニッポンは予選敗退。フランスも敗退かと思われたが辛うじて、予選通過。 ジダンの御蔭でしょうか。それはさて置き、へいもついにヨーロッパDebut!である。昭和生まれのへいにとって、 ヨーロッパなんて一生行くことはないと思っておりました。
今年は春先からダビンチ・コードで世界中が盛り上っているところに来て、フランスがW杯予選通過。 偶然にも世間の目がフランスに向いているようです。たった一週間、しかもパリだけの滞在ですが、 ヨーロッパがどんなところか見分。じっくりとパリを見て回りましょう。




第1日

 5:30 起床、6:30に自宅を出発。いつものように成田空港第2ターミナルに予定通り到着。
 6月から第1ターミナルがリニューアルしてANAさんらが引っ越してしまったせいか、出発ロビーは 思いのほか空いている。荷物チェックの行列もなくストレスなし。極めてスムーズにチェックインを 終えて一休み。予め座席指定をしていたので、飛行機が満席だということは知ってましたが、それでも ロビーはガラガラ。今までの混雑はなんだったんでしょうね。
 飛行機は成田10:00発、JAL415便で小雨の振る中ほぼ定時離陸。相変わらずのJALのトラブルを考えれば、若干不安ではあるが 現地到着時間を考えると選択肢第1位になってしまった。それと、エールフランスって評判があまり良くないですよね
 約12時間の長旅、早速機内での時間つぶしを考える。映画・落語・映画・読書・寝と、言ったところか。
 JALのオンデマンドによる映画上映は、長旅には嬉しいサービスです。今回は「県庁の星」と「ピンクパンサー・クルーゾ」 が狙いどころ。離陸後1時間ぐらいして出てくる昼食を食べながらの鑑賞。ピンクパンサーに出くる警部の 愛車スマートを妻が甚く気に入り、その後パリの街ではスマート探しを楽しんでました。
エコノミー第1食は鳥のグリルに赤ワイン、JALはまだお酒飲み放題。 エコノミー第2食は、アサリのパスタ。なんて言うんだっけ? 途中シベリアの上空を飛行。数日後は、●●総書記のおかげで 飛行禁止。



 それにしても12時間は長かった。漸くドゴール空港に着いたときにはグッタリ。
無事入国審査を終えて、荷物を待つ間に二度三度と伸び、伸び伸び〜。で、荷物が出てこない。 皆が待ってるので、それほど不安ではないが待たせすぎ。おまけに出てくるのが、丸い卓袱台やら柳行李? いったいどうなってんねん??
 さて、話は進んで、無事荷物をピックアップして、円をユーロに両替したへいは、意気揚々とシャトルバスの 切符売り場に向かったのである。が、前を行く一段が「リヨン駅に行くバスがない」と騒いでおる。 ンな馬鹿な。モンパルナスに行けないじゃん!聞いてみよ〜と思っても、ここはフランス。バスがないと騒いでいる お姉さんは、丸卓袱台を持った一段のなかで流暢なフランス語をお使いになっておった。それに比してへいの フランス語は、「ぼんじゅーる(日本語)」のみ、兎に角、モンパルナス行き2枚!
切符売りのおじさんが愛想よく、2枚の切符をくれる。あれ?大丈夫じゃん。おまけにフランス語が通じた! これは、へいにとって相当の自身になった。
 宿泊するホテルは、モンパルナス通りのホテル ルノワール。 インターネットを通じて予約したのは、ホテルユニックだったのに、着いた途端にルノワールに廻された。 フロントに居た女性はチョッと怖いおばさんかと思ったが、そうでもなくその他の従業員は、皆気さくな人たち。 設備も古いけれどすべて必要なものは揃っており、清潔。良しとしましょう。


ホテルルノワールの玄関前。パリのプチホテルはどこもこんな感じの入口。 怖い感じのフロント係。帰る頃にはこんなに仲良しに?





 さて、巴里にやって来たニッポン人はまず何をすべきか?そう、エッフェル塔を目指すべし! と言う訳で、モンパルナスから82番のバスに乗って、エッフェル塔へ向かうが、この時すでに 18:30。日本時間では25:30、夜中の1時半。機内で充分に寝ておく様にと言ってあったのに、 いや、寝ていたはずなのに、妻は、バスの車内で立ち寝。向かいに座っていた老夫婦の夫が「オイ、 イボンヌ。この子は立ったまま寝てるぞ!ひどく疲れているんじゃないか?この子に席を譲ってあげたらどうだ」 「そうですね。おじいさん。声を掛けてみましょうか」(と、言うような会話がされていたかどうかは 定かではありません。何しろフランス語は分かりませんので・・・)となって、老人に席を譲られる始末。 巴里人は、実は親切じゃないですか。
何と言ってもここからでしょう。 ここから見るセーヌも良いです。この時すでに21:00を過ぎています。 22:00になるとライトアップされて点滅するんですが、まだ空は明るいです。






第2日

朝食はシンプルですがボリュームはタップリ。オレンジジュース、コーヒー、 パンは4種。これにヨーグルトとチーズ。チーズは毎日食べても飽きない味。
 翌朝、今日から本格的にパリ散策。気合を入れて目覚める。が、取り敢えず朝食。 前日眠気に耐えた御蔭で、ベットに入った瞬間バク睡。翌日はスッキリと目覚めることができました。 半地下の食堂に降りると、そこには陽気な元パリジャンが居りまして、終始にこやか、かつ、キビキビ 対応してくれます。これで、このホテルの印象もUP。
 本日の予定は、モンパルナス駅前から94バスに乗って、オルセー近くまで行くつもりだったが、日曜日は 運休。急遽モンパルナス駅から地下鉄に乗ってソルフェリノに行き、9:00のオープンを目指してオル セー美術館に行く。既に入口には長蛇の列ができている。 一般入口でパリミュージアムパスを示して、 専用入口を尋ねると左手の奥を示したので、そちらに行ってみると、こちらはガラガラ。しかし、 入場は9:30からとのこと。行列する必要もないので、セーヌに架かる橋の上まで散策。因みにこの ミュージアムパスは、日本で予め購入してあったもので、パリの美術館や博物館に入場できるお得なもの。 特にこの後も常に遭遇する行列をパスできる「行列パス」となります。
 で、オルセー美術館ですが、これはすばらしいの一言に尽きます。建物自体が芸術品です。この日は、 第一日曜日で入場料が無料の日でしたが、どんなに人が入ってきても人だかりで絵が見えないということはなく、 日本の美術展の混雑とついつい比較してしまいます。行くも戻るも自由に動けるので、ついつい、 行ったり来たりして、気に入った絵には何度も見入ることができる。そんなわけで午前中一杯をオルセーで 過ごす。
お腹も空き、喉も渇いたのです。美術館のすぐ向かいのカフェで、フランスパンのサンドイッチとジュースを 注文し、30分ほど休息。

パリの地下鉄は自分で扉を開ける古いタイプから最新型まで色々。 地下鉄駅からオルセーに向かう脇道。 ジャンレノが紙袋を抱えて歩いていそうな風景に感動。パリだから あたり前だって! オルセー開館前にセーヌ河畔を散策。空の青さに呆然!
元々は駅舎だっただけに、広々とした空間が広がり、彫刻・塑像は 屋外庭園に置かれいるような感じ。
 休息後、次の目的地ロダン美術館に向かう。ロダン美術館は、アンバリッドに向かう途中だし、取り敢えず 寄ってみようと言う程度の思いだったが、反省!広い庭園にロダンの作品が配されて、ゆっくりと 鑑賞できるすばらしい施設。若い人、老いた人関係なく大勢の人が来館し美術品を鑑賞している。庭内にはレストランもあって、賑わっている。
それにしても、その後何度か出くわすのだが、フランスの老人は良く食べる。 驚くほど良く食べる。信じられないほど良く食べる。

ムーラン・デュ・ラ・ギャレット。光の表現に圧倒

 パリには、公園がたくさんあって、緑が豊富という印象があるが、メインの通りを 外れると、道の両側は狭い歩道とビルの壁。街路樹は無いんです。それと、電柱が無い。 その為に、両サイドがビルで囲まれていても、見上げるとスッキリとした空が見えるのです。

ロダン美術館の庭園

 アンバリッッドはナポレオンのお墓があるところ、日本風に言うなら霊廟、その割りに明るい雰囲気で 失礼ながら「厳かな」という言葉は似合わない。受付で音声ガイドが無料で借りられるので、それを利用すると ナポレオンの偉業が良く分かる。世界中、色々なところに行くが、毛沢東、蒋介石、ホーチミン偉い人のお墓はみんな立派 ですね。
ここまで来て、へいは、かなり疲れて来た。バス停横でアイスクリームを売っていたので、オレンジの棒アイスを 一本購入。3ユーロ!450円かい!東京では100円以下だぜ〜。と物価の高さに驚く。日本でも高いものはあるが、 安いものもある。メリハリってものがあるが、パリは何でも高い。安いものはない!
話は逸れたが、バスの乗って凱旋門のあるシャルルドゴール広場に行く。地下道を通って凱旋門直下にでる。ここでも フリーパスとなるミュージアムパスを持っているので、直接、入口に行くと、そこは小さな階段の入口。 エレベーターとはエスカレーターを探した自分は変ですか?入口の案内嬢は、明るく「ステップ・オンリー」だって。 やれやれです。この上り下りで、へいの足は、ついにパンク。「オー、シャンゼリゼー」って歌いながら、この道を 歩くんだ!って気持ちはスッカリ失せ、目はメトロの入口を探す。
メトロに乗って体力がほんの少し回復したので、オランジュリー美術館の睡蓮を見に行くが、ここも無料開放日。 1時間待ちの入場とのことで、退散。マドレーヌ教会を見学してホテルへ戻りました。
レトロな雰囲気に思わずモノクロ撮影 アンバリッドのナポレオン巨大棺 凱旋門の上からシャンゼリゼを臨む、ここまでの 上り下りは階段徒歩のみ。

LEONのムール貝。手前のサラダはボリューム満点だが、飽きる。

 ホテルに戻って、午睡1時間。体力が少し戻ったところで、夕食に行く。今日は、昨日気になった ホテル前の通りの角、LEONというムール貝のレストラン。チェーン店で結構あちこちにらしく、 味も悪くはないらしいとの事前情報入手。早速入店し、注文。ムール貝の蒸し煮は美味しかったが、 サラダは量が特別多すぎて、ついには飽きてしまった。が、トータルでは合格です。

辛うじて成功写真のエッフェル塔。
 その後、再びバスに乗ってアルマ橋のバトームーシュの乗り場に行く、10:00発の観光船を予定していたが、 乗船券発売所は想定外の混雑。夏のこの時期は、夜景を見るにはこの時間しかないので、観光バスがひっきりな しに団体を降ろして行く。念のため、早めに行って正解。無事乗船券を入手して、乗船。船の左舷に席を確保し て一安心。それにしても、 空はまだ明るい。が、船が定刻に出船したころから、急速に夜の帳がやって来た。最初の見所、アレクサンドル 3世橋に着いたときには、ライトアップの映える暗さになっていた。
 次々に訪れる光の芸術を必死になってカメラに収めたが、船が動いているためほとんどがブレた写真。 写真は残らなかったが、記憶にはしっかり残したから、ま、いっか。
 約1時間の遊覧で下船は11時過ぎ、地下鉄もさすがに閑散として、ちと怖い。が、無事エドガーキネ駅に 到着。ここまで来ればもう安心で、2日目も終了。


第3日

本日のメインイベント、ルーブル美術館

 今日は、パリ旅行のメインイベントのひとつルーブル美術館。モンパルナスから95バスに乗って ルーブルのあるカルーゼル広場まで直行。カルーゼル橋を渡り、ドノン翼のゲートをくぐると ピラミッドが見えた!「ルーブルだ、ルーブルだ!」と感動していたら、バスは、バス停をゆっくりと 通過しようとしている。ややっ!と、思ったら、周りにいるパリのご婦人が、「降りるんじゃないの?」 っていう感じで、運転手さんに「パルドン!パルドーン!」と連呼。それも二三人が同時に、「そうです。 そうです。降ります!」と心の中で叫んだら、バスは止まった。
やっぱり、パリの人も親切じゃないですか。
サモトラケのニケ。階段の頂点に展示されており、階段下から見上げる ニケは素晴らしい。


 ルーブルのピラミッドの前は、既に長蛇の列。パリミュージアムパスを持っている我々は、 リシュリュー翼からリヴォリ通りに抜ける通路の途中の専用入口に向かう。こちらの列は、 それ程長くはない。9時まで10分ほど待ち入場開始、スムーズに入場。で、これで、ルーブルかと 思ったらそうではないんですね。そこには広いホールがあって、ここに切符売り場や案内所があるんですね。 どうりで、広場がスッキリとしていると思いました。
 個人旅行なので時間はタップリあるけど。空いてるうちに、まずは、モナリザ。サモトラケのニケも 聖母子像も通過して、モナリザ。で、「ウゥーム、こんなもんなのかな」って感じで、よくわかりません。 しばらく見ていましたが、へいの芸術的センスはそんなものです。さて、あとは、じっくりと館内を 見て回る。兎に角、広いので大変。12時前のギブアップ、腹ヘッタ!



ミロのビーナスの後姿は滅多に見ないでしょ。 ルーブルフードコートのキッシュ。初めてキッシュを食べました。 オランジュリー美術館の睡蓮。静かな場所です。時間がゆっくり流れます。


 軽い昼食を済ませて、カルーゼル凱旋門からチュイルリー公園のオランジュリー美術館に再度トライ。 今日は、空いていてすんなり入場。へいが行く前月に改装オープンしたばかり。内部はスッキリ、シンプル。 モネの睡蓮が周囲の壁一面に展示され、照明は天井からの自然光、フロアー中央には腰掛があり、 のんびりと時間を過ごせるので快適。
 その後、メトロに乗ってオペラ座に向かう。オペラ座は怪人が走り回る舞台裏や地下室を見られるかと思ったら 舞台と客席だけ。少々がっかりです。
と、いうことで、本日もクタクタ。

豪華な装飾のオペラ座 この天井画はシャガールの作とのこと。 この2階のホールは豪華です。




Le Bar a Huitres、かの有名なル・ドームの向かい。牡蠣の山が目印です。

 パリのレストランの開店は遅い。ホテルの戻って、シャワーを浴びて、一休みして、お腹が減っても もう一息我慢。8時前に行けば予約なしでOK。
 今日は、ホテルの近くの魚レストラン、その名もズバリ 「Restaurant De Poissons Le Bar a Huitres 」。ところが、出足が悪く、お店に着いたのは8時チョイ過ぎ。 店の人に、予約なしで二人入れるか聞いたところ、「エエェー、予約ないの〜」って顔された。でも、「チョッと待って、 カウンター席で良ければ座れるよ!どうぞどうぞ。」といっているようだ。
フランス国鉄の切符。上が、パリ→シャルトル。下がシャルトル→パリ
(なにぶん、相手はフランス語使いで、しかも 忙しい時間帯に入っているので、お互いの気を読んでの会話!)で、無事、カウンターに席をキープ。右隣のご夫人二人は 巨大の魚介の盛り合わせ。左の紳士ひとりで牡蠣の盛り合わせ。どっちも参考にならず、前菜とメインディシュのセット とワインを注文。一人20ユーロ+ドリンク代でトータル60ユーロくらいした。この日は牡蠣を食べなかったが、どういても 気になり、二日後の夜を予約して、この日は終了。ホテルの帰る途中で、モンパルナス駅に行き、翌日のシャルトル行きの 切符を購入したが、出札口でクレジットカードが使えない。旅のHPフランス・ ツーリズム旅行情報局 で調べた情報でも同様の事例が紹介されていたが、やっぱりって感じで動揺なし。 往復25.4ユーロを現金で支払いを済ませて、無事切符をゲット。


第4日

ホテルから5分のモンパルナス駅。前日に下見済み。
 4日目は朝早く起きて、電車でシャルトルに向かう。8時15分モンパルナス駅発。朝まごつくことがないように、 前日切符を購入済みなので安心して、駅に向かう。フランスの国鉄駅は、日本の駅のように改札口がない。
 なんとなく歩いてゆくとホームに出てします。改札はホームのあちこちに立っているパーキングメーター見たいな 黄色い機械に自分で切符を通して刻印する。へいも早速トライ!と言いつつ、機械の横で23人がするのを見て、 要領をチェック。これをしないと切符を持っていても無賃乗車となるらしい。
 まあ、それらの手続きを無事クリアしたへいは、二階建て列車の二階席のノンビリ腰掛けて車窓の景色を 楽しんでシャルトルへ。それにしても、列車がパリを発ってホンの15分か20分で風景が田園地帯に 変わるのに驚く。ほんとにフランスって農業国ですね。
 途中、ヴェルサイユの駅に停車して約70分でシャルトルに到着。生憎お天気が前日までと違ってスッキリしない。 でも、降られることもなし。ゆっくり歩いて10分弱。世界遺産のシャルトル大聖堂に到着。まだ朝早いのでツアー客も 来ておらず、静かな中で、ステンドグラスを楽しむことができた。聖堂の裏に回ると眺めの良い台地になっており、 しばし休憩。
 約1時間の見学を終えた頃、団体さんがやって来たのと電車の時間に遅れるので退散。この後は、あのヴェルサイユ 宮殿に向かう。
 予定より一本早い電車で、ヴェルサイユシャンティエ駅に向かう。シャルトル往復の切符で途中下車できるので 切符は不要、というか、持っている。
シャルトル大聖堂の全景。手間は観光案内所 シャルトル大聖堂のステンドグラス。これは全体のホンの一部 駅までの帰り道に路地を探検。中世にタイムスリップしたような気になる。

 ヴェルサイユの駅には自動改札機があって、へいが持っている大きな紙の切符は受け付けない。
これは想定外だったが、改札脇の窓口にいる駅員さんに、途中下車をしたいと身振り手振りで 説明したら、自動改札機通過用の精算券のようなものをくれた。それを機械に通したらゲートが開いて、 無事脱出。でも、帰りに入り時は?まあ、また聞けばいいか。それより、ヴェルサイユ・ヴェルサイユ。
 ヴェルサイユ駅から徒歩15分ほど歩くとヴェルサイユ宮殿が見えてくる。この見えてからの 距離がまたある。近付くにしたがって人と車、特に観光バスの多さに唖然。さすがに世界一の観光地だわい。 門を入ってからもヒトヒトヒト。ヒトだらけ。また行列。でも、へいさん達は、パリミュージアムパスあるので 大丈夫。パス用入口に行ってススイと入場を果たす。
 中は、兎に角広いです。あとは、まあ、皆さんご存知のようなところです。
 ちょっと気になったのは、アジア系観光客の騒がしさですね。あまりにも急成長をして国際社会に出てきたので マナーとかエチケットとか言うものが追いつかないのでしょうね。かつての日本人のように・・・
駅から歩いて15分。ここからがまだ遠い。 鏡の間の大混雑。クミコもボーッとする。

 それにしてもヴェルサイユは広い。結構手を抜いて見学したつもりでも、プチトリアノン、 グラントリアノンを回って宮殿の庭の戻ったときには、既に6時近くなっていた。
 かなりクタクタになって、食欲も失せたので、この日は、軽い夕食ということにして、 クレープで有名な「クレープリージョスラン」というお店に行くことにした。
 この店、モンパルナスの駅からホテルまでの途中にあるので、立ち寄って、今日の 予約といったところ、予約はやってないので、好きな時間に来てくれとのこと。なるほど 、前日にも店の前を通ったがかなりはやっているし、回転の速い食事なんで予約をとっても テーブルが遊ぶだけかと、ひとりガテンして、ホテルに戻る。
後刻出掛けて、へいはヤギのチーズのガレット(そば粉のクレープ)にシードル、クミコはサーモンとクリームの クレープ。両方とも結構ボリュームがあって、デザートクレープまで達せず、この後クミコに大いに不満が残る ことになる。
宮殿周りの庭園。地面が白い土なので、眩しい。 プチトリアノン。??ベル薔薇好きの方にお薦め? クレープリージョスラン。店先の歩道まではみ出す浅草六区状態。


第5日

ノートリダム大聖堂の後姿。表側とはまったく違う建物のようです。 青空が抜けるようです。

5日目にして、漸くノートルダム大聖堂に御目見え。96番のバスに乗り、レンヌ通りから サンジェルマン通りを抜けて、シテ島まで行く。サンミッシェル橋の袂でバスを降り、 クルーゾー警部のいる警視庁脇を通って、広場へ。
ノートルダム大聖堂です。立派ですよね〜。下から上へZ・Zっと見上げちゃいますね。
シャルトルのステンドグラスもすばらしいですが、こちらも負けてません。
じっくり堂内を見てから、表に出て外周を一回り、塔の上に上る階段入口に長い行列ができていたので、 これは見送り。次の目的地サントシャペルに向かいます。



ノートルダム大聖堂の天井とステンドグラス。 サントシャペルの1階使用人用礼拝所。 サントシャペル2階のステンドグラス。全面が大きなステンドグラスのため ガラスの色絵花瓶の中にいるよう。
 サントシャペルは、13世紀に作られたキリストの遺物を奉る教会。帚木逢生作「薔薇窓」の 舞台となる教会。この「薔薇窓」はへいの気に入りの作品です。その舞台に立てることに、ちょい 感動!それにしても、あまり目立たない教会だと思っていたら、あにはからんや、日本人は少ないが それ以外の人たちで大賑わい。もともと狭い教会なので、中は熱気がムンムン。眩暈がする〜。

サントシャペルの出口は、最高裁判所の中庭。振り返ると裁判所の後に教会がある。

 その後、フランス革命時に、マリー・アントワネットが幽閉されていたコンシェルジュリーを見学。こちらはずいぶんと 静かであまり目立った存在ではないようだ。
ここからは、セーヌ川の対岸に渡り、バスでサクレクール寺院があるモンマルトルへ。で、このバスの中で またまたパリの親切に触れるのです。
 我々の乗ったバスは、間違いなくモンマルトル行きですが、なぜか途中で全員下車?何で?って 思っていたら、ご婦人が「このバスは、ここで運転終了。後から来るバスに乗り継ぐんですよ! 切符は、今もっているのを見せればいいんですよ!」というようなことを仰る。へいは、フランス語が できないので、当然、そう言っていると解釈したのだ。で、へいは、「ウイ、メルシー」と言ったら、 ご婦人は、満足そうに去っていたのだった。
 と、いうことで、無事、モンマルトルに到着。
モンマルトルの丘、サクレクール寺院


 ところが、このあたりから、クミコのご機嫌がヨロシクナイ。 原因が解らないまま、モンマルトル界隈の観光を終えたころ、「クレープ食いたい!」
そう言えば、クリームタップリのクレープ食べたいと言ってたが、今日まで食べられずにいる上に、 バスの中で、クレープ食べさてあげるって言った様な、言わない様な・・・。いや、言った。 それで、ご機嫌が悪いのか。取り敢えず、エクレアでも食べさせて機嫌をとると購入するも、 中のクリームが硬くって、味がイマイチ。クミコの機嫌は軟らかくなりません。




モンマルトル。この建物の前のお菓子屋さんでエクレアを購入。 クリームが硬い。

 早めにホテルに戻って一昨日予約していた夕食に備える。が、この日は、W杯準決勝。フランスとポルトガルの 試合がある日。夕方になって、なんとなく人通りが少なくなっている。レストランに向かう途中のカフェは、二極分化。 テレビのあるカフェは客で溢れ、ない店は閑古鳥。我々が予約していた店も何時になく空いた感じで、これなら予約は いらない。まあ、その分、ウエイターさんが、ニッポン人に丁寧に対応してくれて、良しとしましょう。
 まずは、普通の生牡蠣をいただき、その次にブロン種という日本で食べる牡蠣より丸い殻の牡蠣を食す。これは 味が濃い。で、ここまでが前菜。メインにへいはスズキのグリル。クミコは鰯のグリル。頼んだ瞬間へいには、嫌な予感。 数分後、その予感は的中した!鰯のグリル=鰯の丸干しを焼いたもの、だった。思わず「これ、フランス料理???」
まあ、デザートが当たりだったので、結果も良し。美味しい夕食でだった。


牡蠣の盛り合わせに舌鼓!

 因みに、食事を終えてホテルに戻って、テレビをつけたら、サッカーの試合はまだ続いている。しかも、フランスが PKを蹴ろうとしている。
 そして、蹴った。フランス先制点!
 ホテルの内外で大きな歓声が上がった。そして、次の瞬間、モンパルナスの街は停電した!!
 歓声は一瞬にして萎んで・・・。
ホテルの部屋は真っ暗になった。 就寝!








へいのデザート、ティラミス クミコのデザート、なんだこりゃ?これがアップルパイ? 普段のカフェは外を向くが、この日は皆、中のTVに釘付け。


第6日

6日目は、朝から郊外のフォンテーヌブロー城に行く。8:15のリヨン駅発列車に乗るために、 エドガーキネ駅でモビリス(ゾーン6)という一日切符を購入し、から地下鉄6号線でベルシーに向かう。 この切符があれば、地下鉄、国鉄、バスが自由に乗れて、切符を買うのにまごつくこともない。 これさえあれば安心とイザ出発。ところが、電車がプラスディタリーに到着すると乗客は全員降りて行く。 ???となっていると、またまた親切おばさんが登場。 取り敢えず降りろ、との身振りにより下車。工事中のためすべての電車がプラスディタリー 終点ということは解った。さて、これからどうしようというところになって、件のおばさん、 トコトコ歩いて近くにいた青年を連れてきた。それから何やら喋って去っていってしまった。 で、次はこの青年、無理やり後を任された様で申し訳ないが、おばさんは、英語日本語できないので 英語のできる青年にバトンタッチとのことで、リヨン駅への行き方を聞くと、地下鉄の普通区間に 連絡バスがあるというが地下鉄5号線でケドララペ駅に行き歩くのが早いというようなことを言っている様だ。
(なにぶん、この様な危機的会話は想定外)
で、バスが朝の渋滞にはまるのを恐れて時間の読める地下鉄を選択。無事リヨン駅に間に合ったという次第。
リヨン駅はモンパルナス駅ほど大きくはない。近代的な感じでもなく時代を感じさせる造りである。
もちろん、例によって、改札口はなく、そのままホームへ出られる。で、驚いたのは、自転車を列車に持ち込み、 駅に着いたらそのまま、ホームから自転車でスイスイ!っていう光景。さすが、ツールドフランスの国。
時計塔が時代を感じさせるリヨン駅
ホームで列車表を見上げるクミコ いかにもヨーロッパ的な駅

リヨン駅から列車で約1時間でファンテーヌブローアヴォン駅に到着。さらにここからバスで10分ほど。 バスの車内で地図と睨めっこして、降りるバス停をチェックしていたら、今度は若い女性がどこに行くのかとの ご質問。フォンテーヌブロー城に行く前に郵便局に寄りたかったが、説明困難に着き省略。バスを降りて、 指差すほうにお城は見えるが、通りの向こうに郵便局。お嬢さんには礼を述べて、郵便局へ。


フォンテーヌブロー城は、とても静かでゆったりとしている ナポレオンゆかりの螺旋階段でフォト



フォンテーヌブローアヴォン駅。パリから1時間でこんなに長閑な様子。 東京なら八王子? リヨン駅前のカフェのミルフィーユ へいの選んだチーズケーキ
 フォエンテーヌブロー城は、ナポレオンゆかりのお城、かのダビンチも招かれたことが あるという由緒正しいお城です。ヴェルサイユ宮殿ほど豪華絢爛ではないが、綺麗に手入れされて おり、端正な城といった感じ。お城の周りの町も、どことなくのんびりとしていて、離宮のある 城下という落ち着きがある。

最終日

最終日、目ぼしい所は一通り行ったので、再度ルーブル美術館に行く。やはり一度では見きれないのと、もう一度 モナリザを見ておこうと意見の一致。多分もう一生見ることもないでしょうし・・・。
その他、初回には端折ったところもじっくりと見て、見納め。
午後は、時間までお買物!お買物!(CM風に)。で、着いたところが、ギャラリーラファイエットという 有名なデパート。吹き抜けの天井がすごくって、見上げているうちに、ダンダンのけ反って来て、気がついたら イナバウアー!で、写真を一枚パシャリ。周りの視線は完全に田舎者を見る目。慌てて退散
ここと三越でお買物は終了。初パリにしてはお買物が少なかったような・・・。でも、必要なお土産はすべて買ったし、 早めに空港に行ってゆっくりしよう。
毎晩お世話になったホテル向かいの雑貨屋兼果物屋さん。 ここで、ビールやアイスクリームを買う。
ギャラリーラファイエットの天井。余りに立派な天井にイナバウアーショット。

と、ゆーことで3時半のモンパルナス発のバスに乗ってドゴール空港へ出発。これで、パリも見納めと 車窓に目を凝らすこと一時間で、空港に到着。
普通なら、今回の旅もこれにて終了。となる訳だが、へいの旅はこれでは終わらない。なぜって、今回も 順調すぎるでしょ。
で、事件はここで起きたのでした!
バスから降りてターミナルに入ったへいは、そのチョッと騒がしい雰囲気に引き。
取り敢えず、近くに空港職員にJALカウンターの場所を聞くと、あっちを指差し、そっちをぐるっと 回って行けとの指示??
指示に従い、そっちに行くと、今度は銃を持った兵士がターミナルの出口を指差し、あっちに行けと指示。 どうなってんのと外を回ってJALカウンターに行き、チェックイン完了。で、漸くであった日本人職員に どうなってんの?と聞いたところ。空港内に持ち主の解らない不振な荷物があったとか。といってる間に 全員建物の外に出るようにとのご指示
外で待つこと30分。「ブォン!」というくぐもった破裂音の後。事件は終了。 不審物は爆破しちゃったみたいです。
しかし、その間、ターミナルとそこに至る道路はすべて閉鎖。ターミナルの外の道路は 大渋滞。早く空港についていて良かった。
我々の乗る前の便に搭乗予定の乗客が何人も乗り遅れていた。
へいの嫁クミコは、ぼーっと立っていたせいか、乗り遅れ仲間と間違えられて、 「どうします?」だって!
と、いうことで、爆弾事件も無事終了。飛行機はほぼ予定通り出発しました。 メデタシ・メデタシ。


パリ一番の広場というヴァンドーム広場。ホテルリッツの前。 びびって近づけず。 ルーブル美術館前。二度目の訪問ですがやはり行列。 無事空港に到着。事件も解決?してホッと一息。