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巷には、「肩こり」を対象とするさまざまな処置方法や施術場所が存在しますが、果たしてどれだけの治療法が、
支払う治療費に見合う改善効果を上げているでしょうか。
@ 回数券をさかんに勧める治療院って? 人は様々な体の不調に見舞われますが、それらに対して、 すべての治療家がすべての治療を完璧に行えるわけではありません。 それは、代替医療の対象とは考えられない重篤な症状や急性症状でなくても、 他の職種と同様にそれぞれ「より得意」な「より不得意」な「お仕事」があって普通です。 内科婦人科系の不定愁訴などに対する治療では、
治療方針を3、4回ごとに見直しながら頻繁に長期に渡って治療する場合があり、
患者負担軽減のために割安な回数券を勧めるところはあります。
仮にどのような肩こり治療であっても、治療後一週間程度しか改善効果が続かないのなら、割引回数券は買ってもすぐになくなって、
結局は高い物についてしまいます。
しつこく回数券の購入を勧められたり、通ってるうちに良くなりますから
「毎週通いなさい。」と言われたら、
その治療家は、悪気がなくても『治すつもりがない』か、自覚がなくても『本当は治せない』のかもしれません。
A 頻繁に通うことになる肩こり治療とは
もしも、
肩こり治療を数回受けても持続的効果を感じない場合は、
実際、治療の効果というものは、誰にでも同じように確実にと言うわけではありません。
内科系や婦人科系の疾患や不定愁訴を得意とする治療院でなく、肩こりを得意と自称していながら
流行ってみえる所も要注意かもしれません。
もっとも、肩こりを訴えて治療院に行っても、治療する側は身体全体の不調の随伴症状の一つとして捉えて、 全体の調子を整えていきましょう。という対応になることもあり、 患者さん側からすれば、一時的な肩こりの改善後すぐまた再発すると思っても、 治療側からみれば、全体的には改善傾向にあるので週一程度の継続治療でいずれは肩こり症状は改善すると、 説明可能な場合もありえます。 しかし、ストレス要因の肩こり治療は、頻繁に通う必要はない場合も多いと思われるのに、
『施術中気持ちよく、術後効果も実感できるのに、数日で元に戻ってまた行きたくなる。』
施術で、かつ後述するように引き留め話術の巧みな所は、一週間以内に次回予約を確実に取るなど上手に引っ張って、
商業的には最も成功しがちです。
揉んだりお風呂に入って血行改善して疲労物質を流しても改善しない慢性的な肩こりは、
その原因となるストレスが、勉強、職場、人間関係など変える事ができない環境からくるものなので、
「極端に言えば治療期間は永遠」に続くわけですから、治療費に対する改善程度と効果期間のコストパフォーマンスは大切です。
ですから、
《 受けようと思う治療院に電話で、「多くの場合そちらの肩こり治療は、月に何回でお値段は幾ら位かかるのか」
という目安をぜひ尋ねましょう。》
そして、実際に治療を始めて効果薄なのに、治療が見積りペースを超える治療頻度と出費になる様なら、
早めに見限るのが賢明かもしれません。 治療もある意味、お金を頂いての請け負い仕事ですから、
現状把握と客先の要望、実現見通しと期間、費用を決めてから契約するのが当たり前です。
医療の世界でも、これを踏まえて治療計画を作成することが多いので、疑問があればお尋ねするとよいでしょう。
B 癒しは慰安、治療ではない 世間一般で信じられる 『肩が硬いから血行不良で疲労物質などが溜って肩がこる』というのは、 『コリをほぐさないと治らないし、そのためには時間も回数もお金もかかる』と言いたい複数の業界のミスリード もあるようです。 肩こり症状の強弱は、他人が触った肩の筋肉やスジの硬さではなく、
あくまで本人がどれくらい自覚症状に苦しんでいるかできまります。
それは、肩の筋肉を軟らかくするだけでは、継続的に自覚症状が軽減消失しないことが少なくない事実と、
肩が硬くても肩こりを感じない人がいる一方で、
肩が柔らかくても肩こりに悩む人が多数存在することでもわかります。
普通、肩こり持ちの人が、その解消手段として最初に選択するのは、 マッサージ機、マッサージチェア、肩こりグッズの使用になる事が多く、 他人に体を預ける事に抵抗なければマッサージ屋通いと言うことになるでしょう。 しかし、どうも強いマッサージやマッサージ機、マッサージチェア、肩こりグッズなどの物理的刺激は、 肩こりの自覚症状を出やすくする要因になってしまうようです。ですから、 マッサージすればするほど肩の筋肉は軟らかくはなりますが、逆に肩こりの自覚症状は出やすくなるのです。 でも、マッサージを受けると気持ちいいし、 肩こりも腰痛も、一時的ではあるものの解消されると実感している人は少なくないでしょう。 そう、確かにその通りです。
最近のマッサージ機、特に高価なマッサージチェアは、
プロのマッサージ師のテクニックを忠実に再現できるようになっていますが、どういうわけか、
それらはいずれも(肩こりがない人なら痛みを感じるほどの)強いもみ方の再現です。
このような強いマッサージやマッサージ機で体が痛みを感じると、人は痛みに対しては大脳基底核から
βエンドルフィンやエンケファリンなどの鎮痛物質を分泌、脳を鎮痛することで体が受けている痛みを感じないよう防御反応が起こります。
C 安かろう悪かろうの訳あり商売? 人は普通、嫌悪を感じない他人に触られると、慰安的な気持ちよさを感じるもので、 それは、他人に洗髪してもらった方が気持ちいいという感覚にも似ています。 その時、脳波はリラックス状態のα波が多く出ていると言われ、それは癒しの意味では効果があります。 でも、肩こり腰痛の自覚症状が改善されるのとは意味が違います。 それどころか、 マッサージに伴う「効くー」痛みは自律神経を緊張状態である交感神経優位にしてしまい、毛細血管を収縮させて血行をなおさら悪くして、 肩こりの治癒とは逆の方向に持って行かれます から、もはや治療のコストパフォーマンスがどうのという次元ではありません。 肩こりの治療のコストパフォーマンスを考えるなら、治療費が高くて必ずしも効果を約束できない代替医療は、 健康保険の利く医師による治療に満足できない場合の次善の選択肢であればよいのであって、 まずは、整形外科での受診を優先するべきでしょう。 代替医療の治療者では発見できない内科的な病変が肩こりの自覚症状を引き起こしている可能性もありえます。 特に急に症状が悪化した場合は医師の確定診断が欲しいところです。
もちろん、ご自分で単なる肩凝り、医者に行く必要なしと判断して、いきなり代替医療の世界に行かれるのは、
危険ですが自由です。
整骨院は骨折、脱臼、捻挫、打撲といった急性の外傷(怪我)にのみ保険が適用されるのであって、
肩こり腰痛を保険の効く肩の捻挫や腰の打撲などに付け替えて不正請求するような偽装行為に加担すると、
本当にまじめに治療している腕のいい整骨院の経営を圧迫します。
腕のいい接骨院は怪我のみ保険扱いで、保険対象でない肩こり腰痛などは全額自費請求しますが、
逆に肩こり腰痛を怪我に偽装して、保険扱いで電気をかけて揉んでるところは、怪我の患者が来ないので、
骨折脱臼などの扱い経験が少なく怪我に対応できないとも聞きます。
また、マッサージは、定期的に受けていると鎮痛物質が出るまでの反応時間が早くなって
すぐに気持ちよさを感じられるようになるので、マッサージ慣れしている人ほど強い刺激を好むようになり、
そのうち加齢で骨がもろくなると、脊椎の圧迫骨折や腰椎肋骨突起の破断で、死ぬまで神経痛に悩む
などの事故に見舞われたりすることもないわけではありません。
骨粗鬆症の圧迫骨折は痛みを感じないで徐々に進行することもあるので、
骨のもろくなってる年齢の人が頻繁にマッサージ通いをしていると、だんだん背中が曲がってくる事になりかねません。
実際、民間資格、業界資格という名で国家無資格を偽装するクイックマッサージ屋さんや、 その様なバイトを雇っている整骨院 が摘発されるのは、 骨折で神経痛状態に悩んだお客さんの警察への訴えが多いようです。
D 虚言は自覚がなければ罪ではない? 世間では、内科婦人科系疾患のケアということで、足裏の内臓体性反射の反射区(リフレクソロジー)に対する刺激が良く行われるようになってきましたが、 患者本位の治療院では、内臓疾患の疑いがあれば、まずは内科医の受診をすすめるはずです。
足裏や体表を押したり触ったりして「肝臓が弱っている。」「胃が悪い。」などと内臓疾患の可能性を示唆しながら、
現代医学より代替医療を優先するかのように、回数券を勧めて自分の店に通わせようとするのはいかがなものでしょう。
また、治療と言うのは、治って足が遠のけば営業的に苦しくなるので、治療を継続させるための方便もさまざまです。
『肩が硬いけれど肩こり自覚のない、本来、治療の必要のない人』に「肩の感覚が麻痺している。
後でひどいことになる。」
などと怖がらせ、要らぬ肩へのマッサージなどで、肩こりの自覚症状を常に感じるように、治療とは逆方向に持っていって、
「やっと人並みの肩こりになりました。さあ、これから本格的に治療です。」と、本心から言う人は実在します。
その上、国家資格者の治療院でも、実際に通って効果を得られないとこぼすと、
「あなたの肩こりは何年越しですか?効果が出るには慢性症状ほど時間がかかりますよ。」とか、
「私の長年の経験でも、あなたの肩こりは最も酷い部類に入ります。」みたいな事を、きっと誰にでも言って、
自分の技術のなさを棚に上げて、辛さをわかってもらいたい気持ちの患者を妙に納得させるようなことをいい、
「私も精一杯やりますので、時間はかかっても一緒に頑張りましょう」などと、
妙な共感を呼んで、いい人ぶって通わせる治療家は普通に存在します。
また、肩は骨と筋肉の区別がつかない程硬くなければ、本当に硬いとは言えませんが、 『硬い肩をほぐすための強いマッサージを定期的に』施して、肩こり症状の出やすい体質に変えて固定客の獲得を図る事を常套手段 とするいくつかの業界では、治療に行くと仮に柔らかい肩でも 「硬いですね。辛かったでしょう。」などと(嘘でも商売上)言ってくれます。 肩が辛いから治療に受けに行ってるわけですから、当たり前のことを言われているだけですが、 人というものは自分の思っていることに賛同されると、つい嬉しくなって「この人は、自分の肩こりをよく解ってくれる。」と、 思ってしまい、わかりきってる事を言うだけの怪しい占い師を信ずるかのように傾倒して、 大枚払って硬くもない肩を揉まれに通いつめ、より自覚症状は出やすくなってさらに症状が悪化、 常連客として名を連ねることになります。 公的資格でないカイロ、整体、療術や、リフレクソロジーなどの足裏施術の治療院では、さまざまの資格証明書や課程修了証などに似たものが、賞状のように並べて飾られていたりします。
人は大抵、初対面の人に対して、その名刺の肩書きや職業、会社名で多くのイメージを形成するもので、
これは、ハロー効果(後光効果)という詐欺師の使う常套手段です。
つまり、男性の結婚詐欺師が結婚願望の強い女性に、弁護士や青年実業家を名乗って近づくようなものです。
訪問販売や街頭アンケートを断りにくかったり、電話のセールスをなかなか切れない「NO」といえないタイプの人や、 慰安でなく治療を目的にする患者さんで、治療側の発言を何の根拠もなく信用する人の中には、 盲目的に治療側のセールストークを善意の助言と信じて、通いなさいと言われれば、財布が空になるまで通う人もいます。 ましてや、治療側が「通って今、治しておかないと、将来ひどいことになる。」 などと脅しとも取れるようなことを真顔で言って通うことを強要するのは、カルト宗教の勧誘とどこが違うのかと思わざるを得ません。 「背骨や首の骨が歪んでいるので肩に負担がかかる。」というようなことを言って、 首を曲げてバキバキ音を鳴らす事で、縦につながる平たい円柱状の6つの首の骨から横につき出た羽の穴(頚椎1〜6番の横突起の横突孔)を、 下から順番に貫いて小脳に至る椎骨動脈に負荷をかけて、 一時的な血液の停留を起こさせることで血栓を発生させて脳梗塞の原因を作り、 結果的に、二度と肩こりを訴えれない状況に追い込んでくれるところもあるようです。 仮に無事でも、実は首をひねられてバキバキと鳴るたびに、自覚症状のでない無症候性脳梗塞を起こしている可能性はあり、たまたま、大脳皮質部分の壊死でなかったために脳梗塞症状が出ていないだけかも知れません。
あの腰の重い(旧)厚生省でさえ、上のような通達をだしてはいますが、
なにぶん国家資格でないので取り締りはできないのが実情のようです。
上の資料抜粋に書かれたスラストが首をひねる手技です。
どうか、無事に肩こりから逃れられますように・・・
E このサイトを覗いて頂いたのも何かの縁、肩こり症状を継続的に改善したい方の一助になれれば幸いです。 そこで、私に提案させて頂きたい肩こり治療は、 「初回で症状の改善を行い、後は2ヶ月に一回の継続的な再発予防処置により、 通年で肩こり自覚を軽減または消失させる」ことが目標の鍼灸治療です。 2ヶ月に一度の通院でも効果を維持することが可能なため、周辺地域に勤め先やお住まいのある方よりも、それ以外か、 近県ほか地方から来られる方のほうが多数を占めます。また骨盤矯正は、こちらが肩こりの自覚症状改善に必要と判断した場合のみ、 ご本人の了解の上施術します。したがって、骨盤矯正を行うことでの治療費加算はありません。
ところで、鍼灸治療は初めての方には恐怖と緊張を伴って当然ですが、
健康保険で3割り負担の治療が当たり前の現代でも、
全額10割負担の鍼灸治療が未だに残っているのはそれなりの理由があるからです。
と、ここまで鍼灸治療の有効性を主張したものの、肩こりに対して鍼灸治療が他の治療法より効果的かというと、
それは少し疑問符つきといえます。基本的に鍼灸治療や漢方など、中国由来の経験医学に肩こり治療は存在しません。
ですから肩こりの治療法は、海外由来の治療法も、長年国内で行われてきた治療法も、肩こり治療の経験値は積み上がっていないと言えます。 結局、利く利かないは治療家の個性によるといえるかもしれません。 うちの場合は、たまたま治療手段が鍼灸の施術と言うだけで、 実際には、鍼灸以外の治療法でも、肩こりに長期的継続的な改善効果をあげる施術をおこなっている治療家が存在するでしょう。 そもそも、うちが肩こり治療メインになったのは、さまざまな症状を対象に営業しているうちに、 患者さんから「肩こりは治療効果が2〜3ヶ月持続する」「肩こりは今まで受けた他の治療より格段に良い」 という評価をいただき、それらの患者さんのご紹介で、 肩こり目的の患者さんが多数になったためです。 鍼灸院は開業当初は、存在を知って鍼灸治療を受けに来てくださるのは、やはり鍼灸経験のある方ばかりです。 クイックマッサージのように、誰でも気軽に来てくれるわけではありません。 しかし、だからこそ、過去の鍼灸院や他の治療法と比較して、当院の肩こり治療を評価し、ご友人を紹介してくださる方に恵まれました。 では、なぜうちの場合、肩こり治療が長期効果を実現できるのかと考えると、それはおそらく、 どんな仕事でも続けてるうちに、得意な分野、不得意な分野が顕著になっていくということだけの事だと思います。 どんな職種でも、同じ仕事なら誰がやっても結果は同じということはないでしょう。 もともと鍼灸の治療対象は、整形外科分野(怪我、腰痛、関節痛)、内科分野(頭痛、内臓の痛みや不調)、皮膚科分野(アトピー他)、 婦人科産科分野(月経困難症、不妊症、逆子)、自己免疫疾患(リウマチ、花粉症)などさまざまな分野に渡っていますが、 すべてに患者さんの満足に応えられる治療効果をあげられる治療家は、滅多にいないでしょう。 私の場合は、鍼灸治療の対象として、内科系婦人科系のトラブルなどに対する施術は並以下でも、
肩こりに対する施術は少し評価が高く、コストパフォーマンスがよい得意な分野だというだけです。
肩こりの感じない、あるいは感じにくい状態になると仕事、勉強も普段の生活も、
とっても楽に過ごせるようになるのは想像に難くないでしょう。
針を刺すのですから痛くないとは言いませんし、誰にでも同じように効果があるとお約束できるわけでもありません。
しかし、肩こりの治療については、不安と緊張を差し引いた以上の効果が期待できるかも知れません。
一回あたりの治療費は一万円程度で高いのですが、これは他院の月2〜8回以上という治療頻度 に比べ一人当たりの来院機会が2ヶ月に一回と少ないので、 他の治療院の何回分もの固定費(家賃光熱費ほか)相当分を一回でいただく結果になるために治療費全体が底上げされるからで、 それはつまり、経営的には損益分岐点の高いかなり薄利な商売です。更に、実際の治療費は、 割引などもあって年齢的に若い方は、なるべく施術部位を限定してぎりぎりまで治療費を抑えています。 しかしその経営的には危うい状態が、他院よりはるかにコストパフォーマンスのよい治療を提供できる 大きな要素でもあります。当院は2ヶ月で一万円(一週約千円)というコストパフォーマンスのよさに存在意義があるのであって、 2ヶ月持つから他院の2ヶ月分(4〜10数回分で)2〜5万円位を毎回請求したり、 治療費を抑えるために毎週治療をしても、結局患者さん負担が2ヵ月分9回位で数万円 では意味がありません。 ですから「治療側が年六回薄利で治療」すると引き換えに、治療開始後に改善状態が安定期に入った後も、
「患者さんは自覚症状の有無に関わらず再発予防施術の継続」を行う事で成り立っています。
当院で効果を上げるタイプの肩こりは、当院以外で扱う事が多い筋肉の硬さによる血行不良が原因の肩こりとは全く
違うものです。ですから、
筋肉を柔らかくする目的で鍼を打ったり揉むなど物理的刺激で、肩こりの自覚症状の出る限界が元の状態に返ってしまうか更に
悪化する事もあり、そうなってからの再診再治療はこちらとしては相当な負荷だとお考えください。
《 少なくとも治療側が「2ヶ月効果目標」のお約束を果たして以前より良好な生活の質を提供できているのなら、
その利益を享受されてる患者さん側は「初診受け付けの前提である継続治療」を守っていただきたいし、
守られなければ治療しただけ損がかさみ店が立ち行きません。》
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