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優性の突然変異体
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ウイルソン・ホワイト(Wilson White)
出現日付:

 1955年4月

農場/原産国:
B・ウイルソン夫人、カリフォルニア,USA

来歴:
1955年4月、ウイルソン農場で最初の個体が発生。1957年、その群れの全ては(ホワイトの突然変異体を含めて)コロラドのF・ボタン博士に売却されました。彼はこれが致死因子を持つ不完全な優性の突然変異体であるとすぐに確認しました。

外観/特質:
スタンダードのいずれかの遺伝子の影響をかなり受けて、この突然変異体の色は、ほぼ純白から、とても明るい色のスタンダードとほぼ同じ濃さのシルバー色までの範囲にわたります。また斑点や不規則なベーリングを伴う傾向もあります。これは白い毛の中にグレーの不規則なパッチを生じさせ、魅力的な「まだら」の外観を呈します。この現象は関連する染色体の「リンケージ(linkage)」として知られています。ウイルソン・ホワイトはスタンダードの黒い目と耳を持ちます。

基礎的な交配の結果:

ウイルソン・ホワイトは他の色と組み合わせて様々な結果を得ることができます。少しばかり例を示します。
ウィルソン・ホワイト X スタンダード = 50% スタンダード・グレー - 50% ウィルソン・ホワイト

ウィルソン・ホワイト X ヘテロ・ベージュ = 25% ベージュ - 25% スタンダード - 25% ウィルソン・ホワイト - 25% ピンク・ホワイト

ウィルソン・ホワイト X ブラック・ベルベット = 25% ウィルソン・ホワイト - 25% スタンダード - 25% ブラック/ホワイトの混成 - 25% ブラック・ベルベット

ウィルソン・ホワイト X バイオレット = 50% ウィルソン・ホワイト(バイオレット・キャリア) - 50% スタンダード(バイオレット・キャリア)
 
他の呼び名:
ホワイト、シルバー、モザイク
 
 

ブラック・ベルベット
発生日付:

1955
農場/原産国:
Herb Chase Chinchilla Operation, ユタ(USA)

来歴:
1955年にハーブ・チェイス農場で最初の個体が発生。1956年にその群れは全てB・ガニング氏に売却されました。この群れには「汚い顔」と呼ばれた若いメス(農場番号EHC B-46)がいました。ガニング氏はこの見慣れない特徴を持つメスに興味を持ち、この色を開発しようと決心しました。後は、よく言われる通りの物語です!!

外観/特質:
ブラック・ベルベットは頭部全体、顔と背中に濃厚な青みを帯びた黒い被毛を持ちます。それは横腹を下の方に広がって明るいスタンダードの被毛と合わさり、純白の腹部へと続いています。これはとても印象的で美しい突然変異体です。これも致死因子を伴う優性の突然変異体です。

基礎的な交配の結果:

ブラック・ベルベットは他の色と組み合わせて様々な結果を得ることができます。少しばかり例を示します。
ブラック・ベルベットX スタンダード =50%のスタンダード-50%のブラック・ベルベット

ブラック・ベルベット X ヘテロ・ベージュ = 25% ベージュ - 25% スタンダード - 25% ブラック・ベルベット - 25% ブラウン・ベルベット

ウイルソン・ホワイト X ブラック・ベルベット = 25% ウイルソン・ホワイト - 25% スタンダード - 25% ブラック/ホワイトの混成 - 25% ブラック・ベルベット

ブラック・ベルベット X バイオレット = 50% ブラック・ベルベット(バイオレット・キャリア) - 50% スタンダード(バイオレット・キャリア)

 
他の呼び名:
TOV、ベルベット、ガニング・ブラック
 
 

ベージュ

発生日付:
1955年9月29

農場/原産国:
ネッド・ジェンセン農場、オレゴン、USA

来歴:
1955年にジェンセン農場で最初の個体が発生しました。平均的な大きさのメスがグレーの両親から生まれました。そのメスには農場番号DD-84が付けられました。ジェンセン一族は3年間このメスから繁殖させようとしましたが、そのかいはありませんでした。そのうちに、ジェンセン一族は自分達の農場を売って全ての個体を友人(ニック・タワー)に提供する事を申し出ました。1958年の6月14日にタワー氏はその申し出を受けました。この珍しい色をしたメスには歯の疾患があり、病弱である事が判りました。タワー氏はこのメスが繁殖に耐えるだけ健康になるように、多くの時間と努力をつぎ込みました。このメスは発情を始めるのにホルモンの注射が必要で、相手を選ぶ権利を与えられました(これは旧式の繁殖技術です)。結局、彼女は兄弟(農場番号V8-B108)を相手に繁殖しました。1959年4月18日、彼女はとうとうベージュのオスの仔(V8-F11)を産みました。彼女の残りの生涯は健康問題だらけで、結局1960年8月に死にました。ただ一匹のベージュのオスを産んだだけでした。今日とても人気のある突然変異体の一つを創り出したのは、このオスでした。

外観/特性:
ベージュもまた優性の突然変異体です。しかしブラック・ベルベットやウイルソン・ホワイトとは違って、ヘテロ接合とホモ接合の両方が見られます(致死因子を持っていない)。ホモ接合の形では、白い下毛と白い腹部を持った、とても薄い「砂のような」色になります。薄いピンクの目をしています。ヘテロ接合の形では白い腹部を持った濃いベージュ/タン(黄褐色)です。目はルビー色です。

基礎的な交配の結果:

ベージュは他の色と組み合わせて様々な結果を得ることができます。少しばかり例を示します。
ヘテロ・ベージュ X スタンダード = 50% スタンダード - 50% ヘテロ・ベージュ

ホモ・ベージュ X スタンダード = 100% ヘテロ・ベージュ

ヘテロ・ベージュ X ブラック・ベルベット = 25% ベージュ - 25% スタンダード - 25% ブラック・ベルベット - 25% ブラウン・ベルベット

ホモ・ベージュ X ブラック・ベルベット = 50% ヘテロ・ベージュ - 50% ブラウン・ベルベット

ヘテロ・ベージュ X ウイルソン・ホワイト = 25% ヘテロ・ベージュ - 25% ピンク/ホワイト - 25% スタンダード - 25% ウイルソン・ホワイト

ホモ・ベージュ X ウイルソン・ホワイト = 50% ピンク/ホワイト - 50% ヘテロ・ベージュ

ヘテロ・ベージュ X バイオレット = 50% ヘテロ・ベージュ(バイオレット・キャリア) - 50% スタンダード(バイオレット・キャリア)

ホモ・ベージュ X バイオレット = 100% ヘテロ・ベージュ(バイオレット・キャリア)

 
他の呼び名:
タワー・ベージュ、ブロンド、"Crown of Sunset"ベージュ(ラベンダー(濃いラベンダーからほぼチョコレート・ブラウン、もみ革(淡黄色)の間で変化)の下毛で覆われた薔薇色の)ベージュ
 
 

fraggle
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ホモ・ベージュ
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fizz
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ヘテロ・ベージュ
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眠っているチンチラの写真 (c) Dan Whetton
記事とその他の内容 (c) Debbie Cave