ショックを受けた時の手当て
チンチラはとてもショックを受けやすい動物です。たくさんのペットとしてのチンチラが遅効性のショック(怪我そのものは比較的ささいな物であっても)で死んでいます。
ショックの症状としては、だるそう、引っ込みがち、眠そうで無気力というようにチンチラが見えるかも知れません。足と耳は触れると冷たく感じるかも知れません。食欲が完全になくなったままになり、消化が止まるかも知れません。そのため糞が(あったとしても)ほとんど見られなくなります。
ショックにはただちに手当てする事が絶対に必要です!!
獣医に電話して助言を求めてください。しかし、基本的な手当てをあなた自身が始めてください。迅速な手当てが不可欠です。
暖かくする事が特に重要です。症状を起こしたチンチラを暖かく(しかし熱くではなく)保ってください。タオルでくるんだ湯たんぽか専用の温熱パッドを使って暖かさが途切れないようにしてください。
水分も不可欠です。水だけよりも脱水症状の治療剤の方がすぐれています(diaoralyten等の治療剤が薬局で買えます。指示に従って調合してください)。ゆっくりとかつ優しく、必要なら一滴ずつ、できるだけ多くの水分をシリンジで口に与えてください(1回に5-10mlとし、一日全体で40mlを目安にしてください)。チンチラが液体を肺に吸い込んでいない事を確認してください。必要な場合は、獣医によって皮下への水分投与もできます。これは弱り過ぎて口から何も摂取できなくなったチンチラには不可欠です。
できるだけチンチラがストレスを感じないような環境を保ってください。隠れ場所か巣箱を用意して、チンチラが中で気持ち良く横になって、暖かさを保ち安心できるようにしてください。薬や水分の投与は別として、できる限りチンチラをわずらわせないでください。治療剤を与える時は躊躇せず素早く実行し、ストレスを最小限にするように迅速で効率良い作業を心がけてください。
チンチラが最初の24時間を生き抜いたものの、まだ何も食べられない場合は、食欲を誘う為に好みの餌を与えてみても構いません(OxbowのAlfalfa
Nibblesがお奨めです)。自分からは何も食べようとしない場合は、餌を少し変えてみてください("栄養上の応急手当"の記事を参照)。
チンチラを助ける為にできる事はたくさんあります(そしてそのチンチラを心安い環境に置く事が実を結ぶかもしれません)が、多くの場合獣医の治療も必要です。何らかの外傷は多くの場合、敗血症を防ぐ為に獣医の治療/抗生物質が必要になります(チンチラ同士がケンカしていた場合はよくあります)。しかし、獣医への搬送という危険を冒す前に、そのチンチラの症状が少し良くなっている(安定している)事を確認してください!

眠っているチンチラの写真
(c) Dan Whetton
記事とその他の内容
(c) Debbie Cave