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尿失禁
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別名「おもらしさん(wetters)
私は14年間で一度だけこの問題に遭遇した事があります。私の場合、それにふさわしくPiddle(おしっこ)と名付けたチャコールのオスのベビーでした。この時は何人もの経験豊富なブリーダーに電話をして誰かこの問題を聞いた事がいないか尋ねました。そして他に一人 (Brenvics Chinchillas の Brenda) だけ同じ状態を扱った事があるのがわかりました(イギリス国内ではここ2,3年で他に同様の症例をいくつか耳にしました)


私は
1960年代の繁殖農場のハンドブックの中にもこの状態が書かれていたのを最近読みました。それにはそのようなベビー達を「おもらしさん(wetters)」と述べていました。"wetters"は米国のバージニアの繁殖農場で1940年代に初めて記録されました。

これは基本的に遺伝による尿器官の奇形で、結果として尿失禁を起こします。腹部全体が尿に浸かります。悲しい事に治す事はできません。

私は病気のベビーを快適な状態に保とうとして、汚れて、もつれているだけの被毛を彼が噛まない様に刈り取りました。次いで彼の腹部を1日2回刺激性の少ない消毒液をぬるま湯で薄めたもので洗いました。そして
"cool"に設定したヘア・ドライヤー(彼専用に買いました)で彼の体を完全に乾かしました。その後、尿失禁によって彼の皮膚が傷付いていた(尿やけど)ので皮膚にSudocremクリームを塗りました。(Sudocrem;スドクレム、商品名。人間用の皮膚保護クリーム)

私は彼を獣医にも見せましたが、この獣医は尿管の手術をするにはチンチラという生き物は小さすぎるので、してあげられる事は何も無い、と言いました。

Piddleはとても悲惨な状態になり(彼を清潔に保ち、彼の皮膚の尿やけどを防ごうとする私の最善の努力にもかかわらず)、そして彼を永眠させる決断がなされました。おしっこにいつも浸かっているという不遇の生涯でした!!

たぶん、この遺伝状態が存続するのはまれです。しかしどの繁殖の群れの中でも繰り返し発生するようなら、繁殖の実施を再考する必要があります。

注意:
軽い尿失禁は伝染(つまり膀胱カタル)あるいは膀胱結石によっても起きます。獣医による治療/診断が不可欠です。ふつう、この軽い(一時的な)尿失禁は治ります。
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尿失禁に苦しむオス

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写真はLizz Benson http://www.chinnychinchins.co.uk の好意による物です。

このオスはこの症状による特徴的な汚物に苦しんでいるようです。

彼の皮膚は
(まだ)傷付いていません。しかし清浄な状態に保たれているにも関わらず、彼の被毛は漏れ続ける尿によって濡れて臭う様に見えます。

これらのチンチラには清潔に保つためにとても行き届いた手入れがなされます
(一日数回スポンジで拭き取ってもかまいません。そして皮膚が傷付いたり、ひびが入ったり、感染しないようにする必要があります)

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眠っているチンチラの写真 (c) Dan Whetton
記事とその他の内容 (c) Debbie Cave