強奪の資本主義

第2回


『 株価の上昇だってすごいですよね。株価はね、どのくらいになったかと申しますと、日本の株価は1985年に日経平

均が12,000円だったわけです。それが、バブル崩壊の寸前、1990年には38,915円。5年間に3倍以上上がったんで

す。これは1989年12月29日。今はどかちーんと落ちて、少し回復したとはいうものの、今、14,000円とか13,000円と

か、そんなもんでしょ。こんなふうに、土地や株価の上昇が国民経済の成長率よりはるかに高い割合で、ぶあーと水

ぶくれ的に膨張していったわけです。当然これで売り買い、売り買いしていった連中はものすごい儲けたわけですよ

ね。

 なぜ土地や株価がこんなに増大したかといいますと二つ原因があるわけです。好景気のさなかに公定歩合を下げ

たということです。