Dr.オマリーの子供お薬注意報

とびひのお薬


とびひとは
とびひに処方されるお薬
市販のお薬で とびひを予防しましょう

うちの子は、1回だけとびひになったことがあります。うちの子の通っている保育所では、「とびひ」になるとお休みしなければなりません。でも、患部が一ヶ所だけだったのでバンソコウで覆ったら、許してもらいました。全身に飛び火しなくて無事乗り切れましたよ。


とびひとは

とびひ(伝染性膿か疹)は、虫刺され痕・湿疹・あせもなどを掻きむしったところに、黄色ブドウ球菌などの細菌が感染し、大小さまざまな水ぶくれや黄色いかさぶたができたものです。

 黄色ブドウ球菌は、鼻の穴などに住み着いているので、鼻をいじる癖のある子供では、鼻の穴の周りからはじまることもありますし、その手で虫刺され痕を掻くと感染します。

 水ぶくれは、そのうちペロッと皮膚がむけ痛々しい限りです。かゆいので、また掻きむしって、その手で他のところを触るとうつります。放っておくと、火事のようにあっと言う間に「飛び火」し、全身に広がります。とびひかな?と思ったら早めに皮膚科か小児科を受診してくださいね。
 

 お友達にうつるので、登所・登園が禁止されている所が多いようです。兄弟にもうつさないように、患部が乾燥するまでは、一緒にお風呂やプールに入るのは避け、タオルも別々にね。

 寒くないときは、浴槽に入れずに、シャワーだけにしましょう。患部の水ぶくれを破らない程度に、石鹸でよく洗ってあげましょう。

 


とびひに処方されるお薬

● 細菌が原因の皮膚病ですので、抗生物質入りの軟膏が処方されます。ひどい場合は、抗生物質の飲み薬を処方されることもあります。たいてい1週間位で治りますが、抗生物質が効きにくいMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に感染した場合などは長引きます。

 かゆみ止めや湿疹用のお薬(ステロイド軟膏)は、とびひを悪化させることもあるので、一緒に使用したい場合は医師に相談しましょう。また、完治しないうちにお薬を止めてしまうと、再発することがありますよ。

 

●  処方されたお薬を3-4日使ってみて、治ってきたなという感じがない時は、耐性菌など、もらったお薬が効かない細菌に感染している可能性が高いです。お薬が残っていても、再度受診して、お薬を変えてもらった方がよいでしょう。

 耐性菌ができないように、普段から、不必要な抗生物質を用いないようにしたいですね。


市販のお薬で とびひを予防しましょう

 市販のお薬で予防しましょう 
 虫刺され痕がじくじくしてきたら、早めに市販の化膿止めの軟膏(サルファ剤や抗生物質入りの物:ホモナール軟膏・ドルマイシン軟膏・テラマイシン軟膏など)を塗り、バンソコウで覆って、掻かないようにしましょう。でも、黄色く膿を持ったり水ぶくれが広がってきたら、文字どおりとびひしないうちに、早めに受診されることをお薦めします。

 市販のお薬の例
  サルファ剤:ホモナール軟膏(エスエス製薬)
   抗生物質入り:ドルマイシン軟膏(ゼリア新薬)
           テラマイシン軟膏(ファイザー製薬)など


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