|
はじめまして、オマリーです。インフルエンザが猛威を振るっているようですが、お子さんはお元気ですか。今年はB型ウイルスかメインなので、なんと春先までだらだらと流行が続くそうです。うちの子の通っている保育所でも、隣のクラスではインフルエンザでお休みしている子供がたくさんいるので、とても気になります。
● 解熱薬を、安易に使っていませんか?
皆さんは子供が熱を出すと、すぐに解熱薬を飲ませたり、解熱用の坐薬を使ったりしていませんか? わたしも子供を保育所に預けて働いていますが、保育所の規則では38℃でアウト。しかも、朝預ける時の検温で37.5℃くらいでも難色を示されます。子供が元気そうだけどちょっと微熱がある時など、とりあえず解熱薬で熱を下げてでも、仕事に出かけたいなあと思うこともあります。でもそこは我慢です。
● 解熱薬は、かえって病気を長引かせることも・・・
発熱の原因のほとんどは、風邪などウイルスによるものです。私たちは、身体に入って来たウイルスを排除するために、熱を出して戦います。高温の方がウイルスや細菌の増殖が遅く、逆に身体は高温の方がウイルスと戦う物質をたくさん産生するからです。発熱自体は病気ではなく、正常な防衛反応なのですね。
ですから、ウイルス感染症などでは解熱薬を使って解熱することにより、かえって病気が長引いたり、重くなったりします。38.5度以上の熱があり、しかも、子供がぐったりして苦しそうな時にのみ、解熱薬を使用しましょう。
● 解熱薬の副作用
実は解熱薬は、意外に重大な副作用被害の多い薬です。インフルエンザ脳症は、種々の解熱薬との関連性が疑われています。ですから、インフルエンザが流行している時期に急に高熱が出たなど、インフルエンザかなと思った時は、自己判断で解熱薬や風邪薬を用いず、医師の指示に従いましょう。また、スチーブン・ジョンソン症候群は、原因不明の皮膚のただれ・口内炎・眼球や粘膜部分の炎症がおこり、ひどくなると失明する病気ですが、その原因が解熱鎮痛剤の副作用と疑われています。
有名なアスピリン(商品名は「バファリン」など)も、使い方を誤ると危険なお薬のひとつです。現在、子供用の解熱薬や風邪薬には、作用はマイルドですが比較的安全なアセトアミノフェンがよく用いられています。ですから、子供用解熱薬の持ち合わせがないからといって、大人用解熱薬の半分とか1/4を飲ませるのは絶対にやめてくださいね。
|