突然!マッチョマン
序章
1988年
一本のソフトが世に放たれました
そのゲーム名こそ
『突然!マッチョマン』です
この度肝を抜くタイトル名に当時の人々は驚愕し
その名を世の中に轟かせました・・・
しかし、現在でもこのゲームは別の意味でその名を轟かせています
「伝説のクソゲー」として
では早速勇気を出して電源を入れてみましょう

1988年 FC ビック東海
電源を入れると突然この画面です
既にクソゲー独特の臭いがプンプンしてますね
ビック東海という文字のせいでしょうか?
ビック東海・・・一流のクソゲーメーカーとしてその名を轟かせる、
他に「ゴルゴ13 神々の黄昏」や「電撃ビックバン」と言ったクソゲーソフトが有名。
確かストーリーはこんなのだったと思います
科学者である主人公はある新薬(マッチョマックスペレー)の開発に成功
その薬とは服用すれば人間の肉体をマッチョ化できるという代物でした
彼は早速、隣の島へその新薬のセールスに向かいます
しかし、飛行機が故障し、新薬をばら撒きながらある島へ墜落してしまったのです
そこは見たことも無い生物の蠢く無人島でした・・・
さあ、果たして彼は無事この島から脱出できるのでしょうか?
明らかに強引にこじつけた様なストーリーですね(汗)
どうやら無人島に墜落してしまった科学者が島から脱出するゲームの様です
それにしても

あんた科学者だったのか・・・
どう見ても少年にしか見えませんよ
という事で少年らしいアイテムを持たせてみたところ

全く違和感なし
そんでもってコイツ、どうやら無人島に墜落したみたいなのですが

自機をバックに記念撮影
飛行機で墜落したのに無傷です
しかもカメラ目線でにっこり笑顔までかましてますよ彼
どうやら彼は体に似合わず相当なタフガイである事が推測されます
でもね・・・

彼は昆虫に触れた途端、その生命活動を停止しました
しかも

死に方マリオと一緒
しかし笑顔は絶やさない
赤子並に弱いですよこいつ・・・
見掛け倒しもいいとこです

どうやら彼にとっては昆虫採集すら自殺行為だった様です
それともう一つ
彼は極端にジャンプ力がありません
その為、よく谷や川に転落してしまい

この様な中途半端な位置で生前と全く同じ格好のまま息絶えます
そうです
実はこのゲーム
転落死したときのアニメーションすら作られてません
この辺かなりいい加減です
とりあえずスタートボタンを押して初めてみます

一様、島のマップらしき画面が出ました
ん?

「WELCOME TO THIS CRAZY ISLAND?」
別にこんな島来たくて来たわけではないので歓迎されても困ります・・・
それにしてもどこかで聞いた事のあるフレーズですね

北斗の拳2オープニング 歌:TOM★CAT
さすがVIC東海、隙がありませんな・・・
よく見るとこの島にはご丁寧にも船→
まで用意されています
どうやらこの船までたどり着ければクリアのようですね
でもそれって
無人島では無いのでは・・・
明らかに人工物ですよ・・・船は
もう設定めちゃくちゃ・・・
・・・という風に初っ端から突っ込み所満載ですこのゲーム
なにはともあれとりあえずプレイ
まるで緊張感の無い音楽と共に主人公登場

例の如く笑顔で登場
先ほどと同じくどう見ても科学者には見えませんね彼
しかも今度は原始人にさえに見えます
手に持ってるのは竹やりですか?
と思いきや

何と銃でした
「セールスに向かった筈なのに何故銃を?」
という疑問はさて置き
とにかくこの銃が彼の唯一の武器なのです
しかもこの銃、連射もでき結構使える武器の様です
・・・と思いきや
何と射程距離が6メートル程しかありませんでした

この後、弾が消滅します
銀球鉄砲か?
しかもこの銃、弾数がきっちりと決められています
![]()
弾数メーター
ですからやたらと打っているとすぐに弾切れを起こしてしまいます
でも御安心ください
どんな状態でも常にポジティブな彼の事です
弾切れになってもちゃんと新たなる攻撃方法を編み出してくれます
弾切れになった時の彼の攻撃方法
まず銃を上段に構えて敵まで接近
常に笑顔を絶やさない彼もこのときばかりは真剣な面持ちです
そして

面!面!面!
さすが天才科学者、発想が常人離れしています
銃の使用法間違ってるよあんた・・・
そんな風にして進んでいくと

なにやらボスらしき生物が出現
しかし突進してくるボスに対し超虚弱体質の彼にはなす術もありませんでした

彼はボスに触れた途端、あえなく生命活動を停止
今の彼はどうあがいてもボスには勝てそうもありません
しかし彼に勝つ方法が一つだけあります
それは自ら開発したマッチョマックスペレーなる新薬→
を飲む事です

何故か敵を倒した時にこの新薬は出現します
貧弱な彼もこれさえ飲めばあら不思議
突然!
・・・ではなくて
突然!
に変身します

それにしてもこの顎のしゃくれ具合、あの人にそっくりですね

何だコノヤロー
まだ何か物足りないですね

アゴ勇
正解
そして彼は再度ボスに対し素手で挑みます
何故ならマッチョマンになった彼に武器はもはや不要なのです
己の肉体こそが武器なのですから
結果

アッパー2発で圧勝
何と銃を何十発と食らってもビクともしなかったボスに
たった2発のパンチで勝利しました
強すぎ・・・
強すぎるよアンタ
恐るべしマッチョマックスペレー
彼はこんな危ない代物をセールスしに行ったそうですが
相手のバイヤーが誰か非常に気になる所です
さらにマッチョマンになると、度肝を抜く必殺技が使えるようになります
その必殺技とは

マッチョビーム(仮名)
もはや何でもありですこの男・・・
その後、彼は危険地帯はマッチョに変身し、ズンズン進んでいきます
数々の雑魚やボス達が襲ってきますが
マッチョになった彼の敵ではありませんでした
・・・てかマッチョ強すぎ
そして彼はとうとう船のあるところまで到達するのでした

ついに船まで到達
エンディングか?
と思いきや

何の伏線も無く宇宙人登場
いきなり攻撃を仕掛けてきます
「あんたどっから来たの?」
という疑問はあえて置いといて
とりあえずこっちもマッチョになり反撃開始

空中でマッチョビームを放つ主人公
そして・・
マッチョパワーの前には宇宙人ですら無力でした

宇宙人、あえなく退散
マッチョマン余裕で勝利
あんた最強・・・
さあ、この後は待ちに待ったエンディングです

何やら怪しい光に包まれる主人公

・・・と思ったら今度は船の上まで瞬間移動しました
しかも後ろには何故か花火が上っていますね
どうやらこの船
花火の自動発火装置まで付いていたようです
もちろん、誰が付けたのかは今もって不明です

無人島を去る主人公
スタッフロールが流れていますね

万遍の笑みの主人公
今までに無いくらいの爽やかな顔です

そして、船は闇の中に消えていきました
その後、彼が何処へ向かったのかは誰にも解りません

「彼の不思議な体験は白昼夢ではありませんでした、
この島は何処かのアンバランスな地域なのです」
最後にこのような言葉で強引に締め括られこのゲームは幕を閉じます。
しかし、このゲームをクリアした人なら誰もが突っ込む事でしょう
このゲーム自体がアンバランスだと
突然終了
