映画を見る時間ができたので、これを選んだんだけど、なんだかあんまり意味は無かった。映画は湾岸戦争のシーンで始まる。手を差し伸べた少年に頭を撃たれて重傷を負った主人公は、帰国後、警察官殺害に巻き込まれるが、その際の記憶を失っていたため、犯人として犯罪者用の精神病院へ送られる。そこで、拘束衣(ジャッケト)を着せられ、ロッカーに閉じ込められるという「治療」を受ける。PTSDをベースにした映画は、ベトナム戦争帰還兵が主人公のニューシネマのパターンだし、犯罪者の精神病院といえば「カッコーの巣の上で」を思い出す。また、外界から遮断されることでの意識変容は、学生の頃見た「アルタード・ステーツ」を連想する。ただし、彼は閉じ込められた環境で、未来へタイムスリップする。タイプスリップという「脈絡の無さ」をちゃんと扱えていない気がする。