☆ 今昔物語 メールマガジン サンプル ☆


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          学校では教えてくれない今昔物語  其の壱之壱

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はじめまして♪私はGAMIといいます。
「学校では教えてくれない今昔物語」にご登録をしてくださいまして、
ありがとうございます。予想外の多くの方にご登録いただきまして、
本当に、驚き喜んでおります。ありがとうござます。

私は、別に古文の研究者でもなく、学校の先生でもありませんが、
とある理由で(^^;)、今昔物語を読みまして、その内容にぶっ飛びまして(笑)、
皆様にも、このとんでもなく面白いお話を知っていただけたら…、
なんて思っています。よろしく♪

それで。いきなり、現代語訳だけお送りするのでは、本当の面白さが
半減してしまいまうと思いますので、
1週目は、注釈付きで原文をお送りして、2週目に現代語訳をお送りいたします。
慣れれば、現代語訳なしでもご理解いただけるようになると思います。
そして、びみょーな言い回しが、現代語にない面白さであることが
おわかりいただけると嬉しいです。がんばって下さいね!

それから…。「ちょっとエッチ」に期待なさっていらっしゃる方(笑)。
申し訳ありませんが、しばらくは陰陽師系のお話を載せさせていただきます。
その理由は…エッチ系のお話が出たところで、すぐご理解いただけマス。
すみませんが、しばらくはガマンなさって下さい。ごめんなさいね〜。

長くなって申し訳ありませんが、もう1点だけ〜。
基本は、毎週金曜日の午後にお届けしまぁす!

では、今回は、第1話目なので、軽い目のものを…(笑)。

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凡例 (注:  )脚注です。わかりにくい言葉や古語を現代語で表記します。
    〔    〕読み仮名です。
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巻第二十七 桃園〔ももぞの〕の柱の穴より指し出づる児〔ちご〕の手、
人を招きたる語〔こと〕  第三


今昔〔いまはむかし〕、桃園(注:この桃園は、一条北、大宮西にあった藤原行成邸)
と云うは今の世尊寺〔せそんじ〕(注:長徳元年(995)行成が自邸を寺としたのに始まる)
也、本〔もと〕は寺にも無くて有ける時に、西の宮の左の大臣〔おとど〕(注:源高明を
指すが、高明の桃園邸は別)なむ住給ける。

 其の時に、寝殿の辰巳の母屋〔もや〕の柱に木の節の穴開たりけり。夜に成れば、
其の木の節の穴より小さき児の手を指出て〔さしいでて〕、人を招く事なむ有ける。大臣
此れを聞給て、糸〔いと〕奇異く〔あさましく〕怪び〔あやしび〕驚て、其の穴の上に経を
結付〔ゆいつけ〕奉〔たてまつり〕たりけれども、尚招ければ、仏を懸〔かけ〕奉たりけれども、
招く事尚不止〔とどまら〕ざりけり。此く〔かく〕様にすれども敢て不止〔とどま〕らず。
二夜三夜を隔て、夜半〔よなか〕許〔ばかり〕に人の皆寝ぬる程に必ず招く也けり。

而る間〔しかるあいだ〕、或る〔ある〕人亦〔また〕試むと思て、征箭〔そや〕(注:実戦用
の矢)を一筋其の穴に指入〔さしいれ〕たりければ、其の征箭の有ける限〔かぎり〕は
招く事無かりければ、其の後、箭柄〔やがら〕をば抜きて征箭の身の限を穴に深く
打入れたりければ、其より後は招く事絶にけり。

 此れを思ふに、心不得ぬ〔こころえぬ〕事也、定めて者の霊などの為る〔する〕事に
こそは有けめ。其れに、征箭の験〔しるし〕、当に〔まさに〕仏教に増り奉て恐む〔おじむ〕
やは。然れば、其の時の人皆此れを聞て、此なむ〔かくなむ〕怪しび疑ひけるとなむ
語り伝へたるとや。


☆今週の一言☆
漫画「陰陽師」に出てくるシーンですね。この文章には、清明は出てきませんが…(笑)。
今回は、初回なので、質量とも、おとなしいモノを選んでみました。
だんだんハードになりますよん(笑)。

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