最愛のウイニーとの別れ
ウイニーは1990年4月4日に生まれました。
3ヵ月後、何気なく歩いた道にペットショップがあり、そこで可愛いウイニーに出逢いました。
ゲージの中で無邪気に遊ぶウイニーを見て、思わず抱いてみたくなりました・・・後はみなさんの想像通り。
その後、ウイニーはスクスクと育ち、彼女の姿、彼女の笑顔は私たちを楽しませ安らげてくれました。
1997年の6月、ウイニーの頬が突然腫れ病院へ連れて行ったところ、悪性の癌と診断されました。
その時現在の獣医学では治らないこと、大型犬の看病、通院に費やす時間、費用などを説明されながら、
飼い主にはもう1つの選択があることを伝えられました。どうしてウイニーがと思いながら
数件の獣医さんに診ていただきましたが結果は同じでした。
獣医さん友人とともにインターネットなどで治療法を探しましたが、
克服した例のない悪腫瘍で何1つ治療方法は見つかりませんでした。
8月のある日、ウイニーが血を吐いたと電話があり急いで家に戻りました。
私の帰宅に病気でありながら喜ぶウイニーが突然信じられないくらい沢山の血を吐きました。
無我夢中の私は血だらけのウイニーを抱きかかえ病院へ行きました。
血だらけの犬を抱えた血だらけの私を見て病院の受付の方は順番を無視して診療室へ案内してくれましたが、駆けつけた獣医はカルテを見て「もうだめです、楽にしてあげませんか。」
私は「病気の犬はここに居るんですよ、カルテなんか見てないでこの犬を見て下さい。」
そんなやり取りをする中、診療室の前を通りかかったマギー先生が病院の規則を曲げて診てくれたのです。
血を大量に吐いたという事をマギー先生に伝えると、マギー先生はウイニーの血圧を測り血圧が非常に低く
非常に危険な状態であることを知らされました。「輸血が必要ですが犬には7種類の血液型があり
血液型が合わなかった場合発作を起こしてショック死する場合がありますが、
このままではもたないので輸血をしたい」と伝えられ同意しました。
運良く輸血は成功しウイニーはもち直しました。この時ウイニーに血を与えてくれた犬は
シェルターに居る犬でした。その時私はシェルターのこんな事実も知りました。
またウイニーに血を与えてくれた犬はボランティアの方々のおかげで新しい飼い主を見つけられたそうです。
その後階段は無理でしたが自力で大好きなお散歩ができるまで回復できました。
しかし病状は悪化の一途をたどって行くしかない状態で2日に1度の通院を強いられました。
大きな病院に通っていたためにいつも理解のある獣医さんに診てもらえるわけではなく、
何回もカルテだけで安楽死を勧められ「どうしたら彼女にとっていい選択なのか」と何回も考えさせられました。
マギー先生に相談し自身の診療所を持っているリョン先生に相談し、ウイニーに生きる力のある間、痛みや苦しみを抑えるだけの治療しか出来ないという事に同意し病院を変え通院しました。
9月に入り、やはり病気が進行し食も細くなり、毎日「楽にしてやる方がいいのか」
なんて考える日が始まりました。でも私は癌のウイニーが癌の宣告を受けた時に1つの決断をしていました。
それはウイニーが私の顔を見て喜ぶあいだ、大好きな食事が食べられるあいだ、
大好きなお散歩に行けるあいだは、生かしてやろうと。
でもウイニーは食欲も衰え毎食を注射器で無理やり押し込むように食べさせるようになっていました。
大好きなお散歩に関しては「ウイニーちゃんお散歩行く?」って言葉に無い尻尾を振って答えるので階段を抱っこして外に連れて行ってやり、病状が良さそうな時は車で町を走ってやると楽しそうな顔をして車から外を見ていました。病状のよくないときは家の前で座らせるだけでしたがフレッシュエアーが心地よく感じるのか、
満足そうに行きかう車や人を見てました。
大好きなお散歩のときの顔を見ながら「辛いだろな、でもその顔を見ると殺せないよ」と
毎日嫌な考えが頭をよぎりました。
9月17日、ほとんど飲まず食わずの寝たっきりで1週間が過ぎ、前日から息が荒く見るに見かねる状態で
獣医さんから預かっていた痛み止めの注射を打った次の日、フラフラしながら起き家の隅から隅まで
何かを探すように歩き回り最後に寝室で倒れました、狂ったようにのた打ち回るウイニーを抱きながら
「ウイニーお前はよく頑張ったよ、もう先生呼んでいいか」って言いました。
そんな状態が1時間くらい続いて、ついに獣医さんに電話を掛けてしまいました。
獣医さんが到着しウイニーの発作を見て「もう最期の発作です、
辛いでしょが最後は笑顔を見せてあげてください」と言われ、あふれ出る涙を拭き
無理やりの笑顔で「ウイニーありがとう」って言ったその時、獣医さんから
「いま心臓が止まりました」と言われました。
よくある話のようですが、ウイニーは私の笑顔をもう1度見たくて頑張ったように思えます。
苦しそうだったウイニーの顔がなんだか安らかになってウイニーは逝きました。
長々と書いてしまいましたが読んでいただきありがとうございました。
最愛のウイニーとの別れ
Many thanks to Dr.Maggy & Dr.Leung
Many many thanks to my dearest Winnie, I am always with you.