硬いパウダー

●2000.2.26〜28 サホロリゾート  ホテルサホロ泊
●まさおさま・しのん

  北海道=パウダー/雪質サイコー。とは限らない。サホロは、雪は余り多くない地方で、気温の低さを利用して、スノーメイキングシステムなのに上質のパウダーのスキー場である。このため、雪質は確かにパウダー。しかし、超低温の気温で、パウダー下のベース雪部分は逆に硬く締まったバーンを形成していた。ただし、融けて固まったアイスバーンとは、全然違う質のものである。コース全体がきりっとひきしまった堅さであった。(対局にあるのが、猫魔/グランデコ/キロロ水分の多いパウダー)


2/26
 珍しく帯広空港を利用。飛行機の到着がすこし遅れてしまい、ついた時には3時近くになっていた。着替えて出て来たら既にナイターの時間になっていて、なんとホテル前のゲレンデのリフト(サホロ第一高速(DQ))は止まっていた・・
原始的なリフト券だよ。リフト乗り場脇の小屋で売っている。
 しかたなくシャトルバスに乗り、ナイターの出来るサホロゴンドラステーションへ行く。(ナイターは第6ペア(547m)のみ。ゴンドラはナイターありません。)
 そういう意味では、Club Medのが良いのかもしれない。ナイターでもゲレンデin・out出来ると思う。でもカップルで行くにはホテルサホロの静けさがありがたい・・
 セントラルストリート(初級表示 13°/18° 680m)を滑る。短いが斜度がちょうど良く、楽しめる斜面だった。しかし、初めてのスキー場で、分岐が沢山あり、まさおさまはコース取りを間違えてホテルサホロに滑り降りて行ってしまった。仕方ないので追いかけて、一緒にまたシャトルバスに乗り、ゲレンデベースに戻って来た。そうまでしたのに、(温度計がなかったので正確には分からないが)もの凄い寒さに嫌気がさし、5本滑ってギブ。手も足も、指先の感覚がなくなり、たった30分程度楽しんだだけなのに、しもやけの様になってしまった。ナイター券1500円は高いか、安いか・・・


2/27

サホロでは、写真を一枚も撮っていません。リフト券ばかりでごめんちょ。
しかし、表が、サホロ・トマム共通券で、裏が、ルスツのリフト500円引券になっているのが興味深い。加森観光という、北海道の一大リゾート会社が、ルスツとサホロとトマムを持っている。他にもいろいろホテルやゴルフ場を持っているらしい・・




 快晴!。朝からきんきんと冷えた気温。さっそく今日はホテル前から出ている(サホロ第一高速DQ 634m)でゲレンデへ。(といっても、凍結した道路をスキーブーツで板かついで渡らなければならない。カーブもあり見通し悪し結構危険。)
 ザ・スカーツロード(6°/12° 440m)を滑り降りてゴンドラステーションへ。全体的に大変空いているスキー場である。待ち時間無しで(サホロゴンドラ 2140m)へ乗り込む。ゴンドラ終点からは、初級表示のサウスストリート(12°/24° 2700m)がある。初級表示を信じて、安心してゴンドラに乗り込んだ。
 さて、ゴンドラ終点に着いた。標高差590mさすがに風もあり、寒い。結構な斜度の細い迂回路がしのんを待ち構えていた。わたしは片側が切れ落ちている細いコースはだいっ嫌いなんだよー。勘弁してよー。高所恐怖症なんだからさー。と、頭の中でぐるぐると思ったがもう遅い。とりあえず、ぼぼぼーげんでずりずりとサウスストリートの本コースへと出るまでひざをぷるぷるとさせながら行くと、ほどなくコースが開けた。しかし、出だしは初級とは名ばかりのコブの中斜面だった。すっかりびびってしまったが、まさおさまはさっさと自分のペースで滑り出して行ってしまった。コブの滑り方をしらず、ただぼーぜんと斜滑降をしたまま、コース端にたどり着いてしまった。早速「必殺ターン」を使い、向きを変え、またずずずーっとすべりだす。へっぴり腰のボーゲン野郎が、ここに来てしまった事を後悔しかけていた。ただ、コブの部分はほどなく終わり、すぐにぴしっと圧雪されたフラットな斜面になり、ほっと一安心。出だしより斜度も緩くなっていた。けれど初めてのコースなので、油断はならじと、あまりスピードを出す事は出来なかった。自分では気が付かなかったけれど、まさおさまはそんなしのんを2回も途中で抜かしたらしい。「へた」と、後で言われた。
 緩急くりかえしながら、それでもなかなか広くて良いコースだと思いはじめた頃、変な標識が現れた。(写真に撮ればよかったよー)「ここから26°」という意味の標識である。あれ?。ここって最大斜度24°じゃなかったっけ?。しのんの脳裏を横切る不安。この当時26°は未知の斜度であった。しかし、ここは北海道。固めだがパウダー部分も残るフラットな斜面。大ボーゲンを駆使して、途中立ち往生することなく、なんとか26°の難所を滑り降りる事が出来た。(なんだー。やれば出来るじゃん。)と、すこし自信がついたが、本州で26°・・降りれるかしらという疑問も残る。それを降りてしまえば、あとはザ・スカーツロード等の緩斜面天国と合流するのでへろへろ〜っと滑り、ゴンドラステーションへ。まさおさまが待っていて、「俺、3回すべったぞ。」と、威張っていた。
 それからもう一度ゴンドラに乗り、また苦労しながらサウスストリートを下った。たった2本でお昼になってしまい、ゴンドラステーション併設の「フォーマルハウト」で昼食を取った。
 午後、しのんはもうゴンドラに乗る気にはなれず、下部の初級表示コース、「セントラルロード(10°/12°1330m)」や、「セカンドセントラルロード(12°/15°700m)」「ノースロード(10°/15°900m)」を、気楽に楽しんだ。セカンドセントラルロードは、コース全体がウェーブになっており、なんだか不思議な滑走感であった。
 しかし、とにかくめちゃくちゃ寒い。昼間でも寒い。キロロやニセコよりずっと寒い。寒いのでナイタータイムになったら、そそくさとホテルに戻り、あったかいお部屋で過ごしてしまった。


 2/28
 最終日である。基本的に、まさおさまと二人で来た時は、最終日は滑らない。やはり分かっていた事だが、北海道で二泊三日はもったいない。1日半しか滑っていないのだ。次回からは、短くても三泊四日にしようと、心に誓う、しのんとまさおさまであった。
 ところで、北海道と言えば、美味しいお土産が沢山あるので有名だが、帯広空港は小さかった。いつもは千歳を使っていたので、そのつもりでホテルではお土産を買わなかった・・あらびっくり。電車ホームの駅売店みたいなお土産屋しかないし、お弁当も売ってはいるが種類が少ない。次に来る時は、帯広空港は使わないにしよう。と、暗黙の了解が2人にはあった。千歳の偉大さが分かった。
 さらに、悪天候の影響で、飛行機の出発が遅れた。もうっ、帯広ってばっっ。暇つぶしする所も無いし・・・ああ〜千歳空港よ〜(心の叫び)。
 


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