さよなら(初級者の)みきぞぉ

●2001.3/17〜18 かぐら・みつまた・田代スキー場 ペンションブルージュ泊(カメムシが沢山いるよ。一人一匹お持ち帰りした)
●おおすぃ・しらとり氏・なみちゃん・みきぞぉ・しのん


 今回は、ハッキリ言ってリベンジだ。いつの? 玉原の・・・・
 (この年はまだドラゴンドラ開通前)


3/17
 みきぞぉさんちのレガシィで、今回はさっそうと出かけた。また以前の様に分乗して運命が分かれるのは嫌だったので、5人(男3人・女2人)であったが、1台にぐいぐいと乗り込んだ。
 宿は、会社で契約していて安く泊まれるペンションにした。(3月末はもう金も無し・・・)
 玉原の時がウソのように、3時間ちよっとで到着。(特筆すべきは、高速の全てを車の持ち主のみきぞぉさんが運転した事だ。女の子なのにすごいなぁ・・・羨望。)土日だと言うのにガラガラの宿に朝から入れてもらう。
 2段ベッドの部屋が女子。巨大な押し入れ式の部屋が男子。ガラガラなのになんですみの天井の勾配も激しい部屋に入れられたのか疑問。泊まっているのは自分達とあと一組のカップルだけだのに。まあ面白い部屋だから良いか。
 備え付けのガスストーブをがんがんにつけて着替え開始。かなり寒い。雪も期待出来そうだ。
宿から近い、(みつまた第一ロマンス 855m)で、スキー場へ。
 普通は、大駐車場がある(みつまたロープウェイ)から乗るのが一般的で、駐車場の無いリフト側は閑散としていた。このため、第一ロマンスリフトから、みつまたのベースまでの連絡コースには、だれも滑った跡が無く、ピステンの編目模様も美しくて嬉しくなった。
がしかし、編目模様は、かちかちに凍っていた・・ニセコのさらさら編目模様を期待していた私にとっては青天の霹靂、ががががががかっと大きな音をたてるとともに振動が板からつま先、頭のてっぺんまで襲って来た。編目模様のアイスバーン? これわすごい先制パンチだ。
 しかし、シーズンインに初めて一緒にスキーをしたみきぞぉは、その後のご主人との体育会系スキー旅行の成果が如実に現れていて、しのんのびびるバーンを、勢い良く滑り抜けて行った。やはり、もとの運動神経が違うぜ・・・・と、ボー然とした。
 それから(みつまた第一高速DQ1059m)に乗り継ぎ、サンシャインコース(12°/27°)へ。(この時初級者表示を信じて迂回路にコース選択をしたのだが、初級者コースは狭いわりに急です。メインコース(中級)を大回りした方が無難・・)大後傾になりながらボーゲンでじりじりとやり過ごした。
 メンバーはしのんに付き合ってくれた為、狭いコースにがっかり。
 気を取り直して(かぐらゴンドラ 3132m)へ。眼下にだらだらの緩斜面が続いているのが見えてほっとしたのもつかの間、問題はかぐらのメインバーン群だったのだ。もちろん、下調べはしてあるから、かぐらが中・上級コースなのはじゅうじゅう承知していたのだが、ゴンドラ終点の先にそびえ立つコブ斜面に息をのんだ。
 「帰る時だけだし、しのんも大丈夫だよ。」とおおすぃすぃに言われたが、
「この先、初級者進入禁止」だったか、「中・上級者以外立ち入り禁止」だかは忘れたが、とにかく、しのんに「入ってくんなよ!!」と警告を発している看板がどどーんとたててあった。「最上級者以外立ち入り禁止」という看板は見た事あるが、こういう初級者を拒否する看板は初めて見る。逃げ道は無いって事か・・・背筋に寒々としたものを感じたが、皆、事も無げにかぐらエリアに吸い込まれて行ったので、しのんも後を追った・・・。
  どこをどう滑ったのかは分からないが、案内役のおおすぃに、「右」と言われれば右へ「左」と言われれば左へ進んでゆく。連絡路的な緩やかなコース(ただしアイスバーン)もあり、途中2〜30メートルの中・急斜面もあり、ただただ、キャパ以上の斜面に出会わない様にと願いながら、必死で追いかけて行った。
 と、どの位滑っただろうか、田代湖が目の前に広がり、広々としたコースに飛び出した。
 「田代だ。着いたー」
 ほっ。とした。
 田代は、緩やかで、広々としていた。スカイラインコース(9/23)から、田代レディースコース(7/20)を経由して、第一ゲレンデに到着。第一ゲレンデは、1本のリフトで、初(迂回路っぽいけど)・中・上とそろった400m程のこじんまりとしたゲレンデだ。スキー場の田代側の端と言う事もあり、のんびりとした雰囲気が漂う。
 田代第一ロマンスを繰り返し利用して滑降。みな中級のメインコースに向かうが、出だしがいきなりきついため、だんだん斜度が上がって行った時よりも崖っぽく見える。シラトリ氏が、ばっとコースに飛び出して行って1回目のターンをした際に、かなり板をずらしてスピードを制御。板が斜面と垂直になったまま、ががががっとずり下がり、やっと止まったのを見てしまい、しのんは初級者迂回コースへ。うねうねとつづくが、コースの途中に、メインコースに入れる状態になっている部分があり、そこからまた見下ろす。出だしよりは大分斜度が緩くなって来てはいるが、どうも雪のコンディションが悪い。1回目は、断念。
 2回目、またリフト終点からメインコースを見下ろすが決心が付かず、迂回路へ。みきぞぉは、行ってしまった。
 途中の入り口でまた止まる。我ながら往生際が悪いもんだ。行ってみたい。のに。上部から人が来ないのを確認して、えいやぁと、ひざががくがく言っているままに、途中からではあるが、メインコースへ。もの凄く広いスタンスで、コースを直角に横切った。あれ?あれ?。ターン出来るポイントを見つけられずにコース端へ。とうとう登場してしまった。
 久々の、「必殺ターン」だ。
 思っていた以上に硬いバーンだった。リフト乗り場付近から、4人が心配そうにこっちを見ている。はずかしいなぁ。今シーズンに入ってからは、指導者的な立場の人たちとのスキーも無く、あまり心配される事もなかったからなぁ。と感じながら、またほぼ直角にコースを横切る。今度はターンする。(大ボーゲンでだ)エッジが斜面とこすれあってががががっとまた音をたててずれ落ちて行く。怖いぞ。しかし、ターン出来たのは1回だけで、また端で止まる。要するに右側のターンが苦手なのだ。今までの必殺ターン率も、右側のが高い。止まってまた見下ろす。今度は4人は手を振った。なんだか超初心者スキーヤー時代に応援してくれた人たちの顔が浮かんで来て勇気が出た。大分ずりおちて、斜度も緩くなって来ていたので、もう一度だけ必殺ターンを使い仕切り直すと、そこからは止まらずに皆の元へ向かった。
 それから次も、出だしからのメインコースはとうとう今年はかなわなかったのだが、途中からの練習で少しはましにした。お昼近くなって、ずいぶんと雪も緩く、重くなって来ていた。
 田代湖コース(5/15)のベースにある、レストランアリエスカで昼食。リフト券とセットの昼食券でのランチで休憩する。
 午後は、2.3本、田代湖コースを楽しんだ。おおすぃは、しのんとみきぞぉに、がーっと滑って来て雪煙をたてて直角に止まる方法を指南してくれた。みきぞぉは結構さまになっていたが、しのんはずるずるであった。それから、男性陣はダイナミックコースへ。みきぞぉは、「今日の雪質であそこはやだよぉ〜」などと言ってくれて、しのんとひきつづきのんびり田代湖コースをクルージングした。
なみちゃんの、蛍光黄緑のウエアが目立ったので、3人がダイナミックコースを思い思いのペースで降りてくるのが見えた。コブコブになっていて、下から見ても恐ろしい光景であった。
 2時半から3時頃。帰路につく。通常、おおすぃが同レベルの仲間達と来た時は、まだまだ田代並びにかぐらの急斜面でガンガン滑っている時間であるらしいが、しのんのすべりっぷりを見越しての、早めの帰還である。
 さて、かぐらゾーンはまたしのんを受け入れてくれるだろうか・・。
 リフトの乗り継ぎが多い。田代の牧歌的な雰囲気とは打って変わって、かぐらでは標高が高くなって行くと、天気が悪くなって来て、風が強くなって来た。2月のハイシーズン時には、その雪深さに閉鎖される事もあるらしいと聞いていたので、その雰囲気だけは感じる事となった。
 かぐら連絡コースのきんきんつるつるとなった緩斜面をつるーっといく。ほとんど平らだ。こう言う時は、しのんの軽さが生きる。ストックをつぃつぃと漕ぐだけで、重力に逆らって良く進むからだ。当時スケーティングもいまいち、いまにの状態だったが、特に苦労せずにかぐら第4ロマンスへ。
 風はますます強くなっていて、リフトは徐行運転を行っていた。とりあえず止まっていない。というぎりぎりの状態だった。
みきぞぉとペアで乗り込む。ちょっと進んでは停止するので、ぐらぐらと揺れまくり、お互いに体の片側に雪が降り積もった。いつもはたいてい使わない安全バーを降ろして、強く握りしめてきゃーきゃー言った。とにかくこれが終点までついてくれないとみつまた方面には帰れない大事なリフトだ。たった687mのリフトに10分以上乗車して、命からがら!?かぐらメインゲレンデに到着した。
 しかし・・・しのんにとっては、かぐらメインゲレンデこそが、「命からがら」ゾーンだった。
 こぶでアイスなそのバーンをだれが降りれよう・・・下から風が吹き上がり、見下ろすと崖に見えた。めざとく迂回路の看板を見つけると、おおすぃが迂回路について来てくれた。「しのんちだいじょーぶ?」とおおすぃは道すがら聞いてくれたが、おい、これ迂回路かよ。と、突っ込みたくなる様な斜度でコース幅も狭かった。コブになっていないのだけが救いだった。
 おおすぃ・・メインゲレンデをかっ飛ばしたかっただろうに。と、申し訳なくなった。
 その後はゴンドラコースをだらだらと滑り、まだ時間があったので、もう一度ゴンドラで戻って来た。レストランシュプールに立っていた「ソフトクリーム」の、のぼりを目指しての事だ。4時少し前。
 店は閉店の準備をしていたが、ぎりぎりセーフで「ソフトクリーム」にありつけた。ちょこっと休憩して外に出た。ゴンドラコースを再び降りきり、みつまた第3ロマンスで、ファミリーコース(10/22)へ。みつまたのメインバーンだ。帰路のロープウェイが終了するまでの時間を、このバーンと、平行している大会バーン(12/24)を繰り返して楽しんだ。かぐらのアイスバーンがうそのようなぬかるんだゆるゆるバーンだった。
 ここちよい疲れと、ツアー的な滑走に満足な一日だった。
 


3/18
 朝から雨。かぐらまで上がれば雪だ。と言われても、昨日の疲れとあいまって、だるだるになった。
途中、温泉と、煮込みうどんを楽しんで帰路についた。ふきのとうの天ぷらが妙に美味しくて印象に残っている。
     

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