妄想の2004シーズン


2003年、12月、日本中のスキーヤーは、ある共通した悩みを持っていた。
「雪が降らない・・・予約したのに・・・」
いつもなら、お得な料金と降りたての柔らかパウダーが待っている羊蹄山周辺ライブカメラには、薄茶色の悲しい風景が広がっていた・・・・

やきもきしていたものの、何とかスキー場はオープン。
12/18、しのんとあおいちゃんは、白銀の留寿都村へ旅立った。同級生と2人の気ままな旅。あおいちゃんは、彼氏に送られて・・・しのんは・・・リムジンバスで自力の羽田であった。昨年、北海道スキーのすばらしさを切々と説く私に賛同してくれたあおいちゃんには申し訳ない、「一応雪はある。」という微妙な状況下の中ではあったが、2人、催行中止にならなかった事を喜び合った。
 まず初日は、スクールに入った。あおいちゃんも無理やり誘って散財させた。
 雪質は、おいおい・・・と叫びたくなるようなしょぼいもの。北海道で味わえる、「もしかして私の滑りっていけてる?」という錯覚もなく、昨シーズンのようなばふばふのパウダーさえあれば挑戦のしようもあった、「ルスツNo1」コースに挑む事も無かった。
 口癖は「なんじゃこりゃ〜〜」と「大ボーゲン」になった。あまりに雪質が思わしくないため、ケーキやらお菓子やらとレストハウスの住人になった。
 旅の要素とスキーの要素が半々の初すべりであった。

1/9から戸隠へ。ルスツの冴えない雪質でのスクールの成果は出るだろうかとドキドキしながらゲレンデへ。
「相変わらず、しのんはへたくそだな〜〜」と師匠に言われ、へこむ。
1日目、あおいちゃんとおかちゃんは戸隠神社の奥社にいってしまった。みきぞうとともに、今シーズンからフラットバーンになったチャンピオンコースへ。と言うのも、とても雪質が良く、天気も最高だったからだ。1日目にここを滑ってしまえば、あとは怖いものはない。コブもないし。(レポートに書いて自慢できるし)。。(但し、とうとうコブのチャンピオンを滑る機会を失ってしまった。昨シーズンに素直にヤマザキさんにだまされていれば・・・・)  とは言いつつもただの崖だ。山側に体が引きつり、転んで板も外れ、あれよあれよと落ちていく。半分以上は背中で滑ったぞ。何でもいいのだ。グランドコースだってそうだったじゃないか。転んだって止まらないんだぞ怖いんだぞ。
 2日目の午前中までは良いお天気で、充実。メノウ山頂の景色もたまらんなー。
 その後は悪天候に見舞われ、悲しい中社スキー。なんか今シーズンて外れ年??
かよ吉さんをまだいちども「やなぎらん」にご招待していない・・・

1/25さて、デコだ。
 やっとスキーシーズンらしくなり。いつものごとくデコの雪質は最高!!
まさおさまの罵声にたえながらも精進。木立を避けながら滑るのが楽しいお年頃。。
面倒くさがらずに、スクールにも入り、好調のシーズン中盤!!

2/11 ふっふっふ。ニセコだよ。初の全山券を手に、アンヌプリゴンドラへ。
 初日の到着は、昼過ぎなので、今日はおとなしくアンヌプリで小手調べ。山頂へと向かう。ベースとは比べ物にならない気温。頬を刺すような風。羊蹄山には傘雲がかかり、その頂上は姿を現さない。この4日間の間に一度でも見られるだろうか・・・
 山頂のリフトは4時まで。なぜか今まで未体験のS字コースを降り、ナイターゾーンへ。5時ごろのダイナミックコースは最高。ピステンしたての斜面を争うように滑る。誰かピステンと接触事故を起こした人はいないのかと不思議なくらい、人々が群がっていた。
 2日目はヒラファーになる。山を越えて、第6クワッド目指す。
 昨年見つけたナイススポット。1本のクワッドで多彩なコース選択!!
 3日目、ドキドキの東山挑戦。LTDを使うわけにも行かず、造成された迂回路を行く。山頂付近のが楽しいな・・・今のしのんのレベル向きではないかな?という印象。
 ひらふの花園も行かなきゃならんし、全山となると、3泊4日では足りないと痛感したのであった。

3/5 苗場へ。
 いつもは夜行バスのメンバーが徐々にグレードアップを行い、今年とうとう新幹線に。快適な鉄道の旅だ。心配していた遅刻者もなく、晴れて揃って越後湯沢駅へGO!!9800円1泊素泊まりから始まった恒例の春スキーは、とうとう4万円弱の2泊パックへと変貌を遂げたのだ。ドラゴンドラで田代に向かう。なだらかな斜面が迎えてくれた。最後、急斜面で技術を崩さないよう、と、正当性を主張しながら、初級コース中心に楽しく滑り、良い印象のままシーズンを終えた。


 以上、妄想の2004シーズン。(すべてフィクションです。お間違いの無いように・・・)
 この数十倍もの細かなシュミレーションが、頭のなかを駆け巡る日々。とぼけた妊婦ライフは続くのであった。。
 

2004/2/26 しのんしのん拝



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