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The Event "Jitaku Pub"

・・・というのは何かと申しますと、以前に愛蘭土好きの友人達と集まってとあるアイリッシュパブで
楽しく過ごしたことがありました。ごくごく当たり前にアイリッシュウイスキーを飲み、アイリッシュフードを食べ、
愛蘭土の話をして、(というのは一般社会ではあまり「当たり前」ではないんですね。これが。)
十分満足しました・・・が!!皆があまりによく飲み食いするために、勘定だけが怖ろしいことに・・・。
「だったら、つまみは作るから、みんなでウイスキー持ち寄って、自宅パブやった方がいいよね!」
と、話はまとまり、初会合からちょうど3か月目、GWのとある日にこの怖ろしい計画は実行されたのでありました。

これがまた、想像以上にもの凄い会合になったため、そのときのメニューや集まったお酒などを少々ご紹介したいと思います。
このページに載りきっていないお酒やつまみがたくさんあったことは言うまでもありません(笑)。あしからず。



 まずこれがとりあえず並んだ料理の全景。右下から時計回りに、スモーク鴨とサラミ、牛肉のギネス煮、温野菜、ソーダブレッド2種、ピクルス、スモークサーモンとハムのゼリー寄せ、トマトのミモザサラダかるご風、シェパーズパイ、中心がアボガドとクリームチーズのディップ、である。
 ソーダブレッドはkyokoさん作、ミモザサラダはかるごさん作、スモークやソーセージはまさくん持参、その他はNardy&ハロ犬作。

お客様持参の品

<Soda Bread> 
 まずはkyokoさん持参のSoda Bread。画面下が普通のプレーンのソーダブレッド。画面上の黒いプチプチが見えるのが、ダブルベリーのソーダブレッド。レーズンとクランベリー入り、だったと思う。ちゃんとね、朝焼いてくれたっていうもので、まだふかふかしてとっても美味しかった!ダブルベリーはヒットだなぁ。今度トライしよう。

<Aspic&Salmon> 
こちらはまさくん持参のハムのゼリー寄せと、スモークサーモン。持ってくるまでに、ゼリー寄せが融けるのではないかともの凄く心配してくれたようだけど、心配ご無用!であった(笑)。ゼリーが固く作ってあるからね。この皿は私が初めてLondonにステイしたときに買ってきたもの。当時\12000だったが、同じ皿がデパートで\55000で売っているのをみて倒れかけたことがある(笑)。ハムとサーモンの下にはレタスの千切りを敷いてみた。意外に美味しい。

Nardy&ハロ犬の作品

<Beef in Guinness>
 牛肉のギネス煮。まあ言ってみれば、ドミグラスソースを使わないビーフステュウのようなもの。簡単に「黒い色」がつき、不思議な苦みと酸味が味わえる、なんとも不思議なお味の煮込み料理。今回はオージービーフのステーキ用を使った。そうすると早く柔らかくなるし、食べやすい。肉以外は、玉葱、人参の切れっ端、シメジを入れてみた。温野菜は人参のグラッセとブロッコリのスープ煮。我が家の定番付け合わせ。

<Shepheard's Pie>
 これは有名な英吉利料理。本来はローストの残り物を使うらしいし、ラムならシェパーズパイ、ビーフならコテージパイ、なんていうこともあるらしい。今回は合い挽き肉。とするとどういう名称になるのであろう(笑)?トマト分と水分の少ないミートソースの上に、マッシュポテトをかけてオーブンで焼いただけ、というお手軽料理である。この手軽さが英吉利っぽいのだが、作っているとかなりリッチな材料なのがわかってしまい、食べるのが怖くなるものの一つである。が、とても美味しいのでお気に入り。

<Pickles>
 宴会の定番つまみ。セロリ、キュウリ、カラーピーマンの自家製ピクルスである。セロリの筋をとって乱切りにしたもの、種を取って皮を剥いたピーマンの乱切りをさっと塩ゆでして器に入れ、キュウリの乱切りも入れ(茹でなくてよい)、そこに5分ほど煮立てた合わせ酢(米酢:水:白ワイン=1:0.8:0.2、これに砂糖を5-10%ほど、塩を1%弱、クローブ数個、ローリエ数枚)をざばっとかけて、冷ましただけ。それを冷蔵庫に入れておくだけ。簡単!美味い!日持ちする!残っても便利なピクルス様である(笑)。

<Avocado, Tuna & Cream Cheese Dip>
 これも定番レシピ。何回も人に聞かれ、そのたびに教えてあげるのだけど、これを実際に作った人が誰もいない、という不思議なつまみの一つである。クリームチーズ250gを柔らかく練って、生クリーム、ヨーグルトを少し加えてさらにのばし、レモンを搾ってつぶしたアボカド1つ、油を切ってレモンを搾ったツナ1缶、マヨネーズ、胡椒少々を混ぜるだけ。お試しアレ。
 同じくのばして砂糖を加え、梅酒やラム酒につけて置いたレーズンを入れても、同じように美味しいディップが出来る。これも作ったけど、写真撮るのを忘れたのが残念。

集まってきたお酒達

 今回集まったウイスキー4本のうちの3本である。もう1本、Jameson Goldをみー。ちゃんが持ってきてくれたのだが、都合によりこの写真には写っていない。残念。
 さて、この3本。左から、「Bow Street Distillery」(かるごさん)、「Bookers」(kyoko&takashiさん)、「Bushmills Millennium (cask)」(まさくん)である。3本とも木箱入り!まったく、なんてコト・・・(ちなみに、Jameson GoldはJamesonの最高級品であり、文字通り金色の箱入りである)。それぞれを開封して、ワイングラスに注いだものが右の写真。順番もそのまま。それにしても、この3本、全てカスクストレングス!樽だしそのまま!あぁ、普通、カスクなんてそうそう口に出来るものじゃないのに。何を間違ったか、カスクが当たり前という光景を見てしまった・・・おそろしや〜

 <個人的な感想>
 Bow Street。色といい、香りといい、味といい、ウイスキーを越えた、何か怖ろしいものがある。香りはポートワインのようだし、色も焦げ茶色。28年もの?そのくらい年寄りのウイスキーなのだが、味の爆発度はこれが一番強かったかもしれない。もう、美味しいとか不味いとか、そういうのをずっと通り越した、「貴重な味」だった。お値段も強烈。素晴らしいものを持ち込んでくれたかるごさんに乾杯!
 Bookers。普段、Bourbonを飲まない私にとってはトライ、という感じだった。これも、ウイスキーにしては色がかなり濃いめ。香りは麦系ではないが、すぅっとした爽快な感じがしたかな。味は、モルトウイスキーに比べると刺激は強いが、やはり爽やかな刺激という感じで美味しかった。
 Bushmills Millennium。これは43%のものを飲んだことがあったので、だいたい想像通り。色はかなり薄め。香りはとってもBushmills。アイリッシュなんだけど、他とは違う、というほのかな個性が感じられる香り。味もやはりBushmills。43%に比べるとアルコール度数が高い分、刺激が強く、口腔に広がる香りもやや弱めに感じられる気がするが、花の香りがする美しいウイスキーだった。これは樽だしそのままなので、ロットごとに味が違うのだろう。他の樽も味わってみたい。
 Jameson Gold。さすがJamesonの最高級品。味も香りも確かにJamesonなのだが、濃さが違う。Jameson特有の、甘いような、オイリーな香りがさらに強く感じられて、そして口に入れると甘い。やはりアイリッシュウイスキーというと、こういうのだよね、でもこれはもっと強いね、と。今回はストレートでしか飲まなかったが、少し薄めたら印象が全然変わるかもしれないと、ふと思った。そういえば、これだけが普通の43%だったのだ。アルコール度数が低くて、すいすい飲めるね、と、とんでもない感想を参加者全員が持ったのは言うまでもない(笑)。

 貴重なウイスキーを持ってきてくれたみなさん、どうもありがとう!
 それぞれのウイスキーに対する、持ち込み主の紹介文を以下に載せます。いろいろあるのね〜。

それぞれのウイスキーを持ってきてくださった方に、ご自分のウイスキーを紹介してもらいました。
お忙しいところ、原稿をよせてくださった皆さん、ありがとうございました!

1.名称、2.熟成年数、3.蒸留所、4.アルコール度数、
5.このウイスキーを購入した理由や思い入れ、買ったときののエピソード、
6.飲んでみた感想

<WC Bow Street>(かるごさん)
1.“WC BOW STREET”
2.27年
3.JAMESON'S BOW STREET DISTILLERY/CADENHEAD'S
 (1963製造、1991瓶詰め)(authentic collection ;150th Aniv.)
4.68.2%
5.成城石井で「アイリッシュウイスキーとしては奇跡的な味」といううたい文句で最上段に飾られていた。味は果たしてどうだろうか「?」だったけど、飲んでみたいという欲求はふつふつ地味地味と年々……。「あの、一番上のあれをください」と言いたくて、いつか購入することを決意。そして、ごほうび気分で実行!
6.飲んでみて? そりゃ、木の味たっぷり染みわたらせちゃって、正統的なアイリッシュウイスキーではなくなっておりましたな。生命の水、ならぬ、生命の樹液。ブランデー。マンガとか物語のエピソードでよくあるように、とっておきの極上ワインが……みたいなオチ?でも――それでも、隣の35,700円(ボウストリートタラモア)も気になる今日この頃かるごろ。

<Booker's>(kyoko&takashiさん)
1.BOOKER’S
2.7年
3.JAMES B.BEAM DISTILLING CO.CLERMONT,KENTUCKY
4.63.2% (126.5 proof))
5.値段は目を見張るほど高くないけれど、自信を持って「美味しいよ〜」と言える一品だからです。(お気に入りだし♪)
もともとは、私の先輩の先輩が教えてくれたんですね〜。「おまえは美味そうに酒を飲むな。よし!これを飲め!」と言った感じで(笑)。
そしてバーボン好きの主人にもばっちり好みがあったと言ったところですね。(でも最近はBlack Bushにはまってるみたいです)

<Jameson Gold>(みー。ちゃん)
1.JAMESON GOLD
2.不明
3.ラベルにはBOW STREETってと書いてあるが、ミドルトン蒸留所であろう。
4.43%
5.アイリッシュしか知らないから、アイリッシュにしようと思っていた。散々、何を買うか悩んで、箱が金ぴかで綺麗だったので買ってみた。
6. やっぱり、JAMESON。ラベルにも書いてあったけど、Sweetness。

*スコッチを含め、何本もウイスキーがあった(数えてもいない)のだが、このボトルだけ、一晩で空いてしまったので、思わず記念撮影してしまったのだ(笑)。

<Bushmills Millennium>(まさくん)
1.Bushmills Millennium
2.18年(1975年蒸留、1982年樽詰め、シェリー樽&最後はバーボン樽)
3.Old Bushmills Distillery
4.51.6%
5.「ウイスキーはアイリッシュ」でこの存在を知ったときから欲しかったが、「どうせ入手不可能なのだろう」と思い込んでいた。なぜなら日本にはあまり輸入されない、という情報を聞いていたから。そのときはすっかり諦めモードになっていたのだが、年が明けて2001年、恵比寿のイニシュモアで初めて味わうことが出来、また、かるごさんのサイトでその実体を見てしまったら欲しい気持ちに火がついた!しかし、
いかんせん高い!現実的な壁の前に、またもやすっかり諦めモードだった私に神様は再びチャンスを与えてくださった!2001年3月の渡愛時に行ったドブリンの蒸留所の土産屋でばったり!Distilleryのツアーが始まるまでの30分、悩みに悩み、ツアーの最中もツアーそっちのけで悩み、ツアー終了後も30分以上悩んだ。そして、店員のおにいちゃんに相談。うだうだ話して悩んでたら、店員のにいちゃん、彼に直通のメールアドレスと電話番号をくれた。そんなに悩んでるのなら、日本に帰ってから決めても良いんだよー、そのときはここに連絡ちょーだいね、って。でも、そんな言葉をほとんど聞かず、その瞬間、アタクシの頭は決断を下したんですわよ。
「これ、限定品だよね!?」
「うん」
「2年後にまた来るだろうけど、次に来るときまであるかわからないよね!?」
「うん」
「よし、買う!」
バカである・・・(笑)。でも〜、仕方ないのさ〜〜〜〜♪♪♪本当はウイスキーを4本購入して帰ってこようと思ってたのだけど、安めのを2本諦めて、これを購入したのでした。ちゃんちゃん。
6.Bushmillis Millenniumのアルコール度43%のはすでに何度か飲んでいたこともあって、味は予想通りだった。とってもBushmillsな味で、とってもおいしかった。意外だったのは、カスクストレングスなのにとても飲みやすいこと。My best Irish Whskeyである。もう一本買いたい。いや、一本といわず大量にストックしておきたい〜!

 

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