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Riverdanceのショウ・・・アイリッシュ・ステップ・ダンスとケルトミュージックが融合したエンターテインメント。アイリッシュダンスだけではなく、ステップを多用した世界各国のダンスもフューチャーされている。アイルランドの夜明けに始まり、世界をダンスで旅するという感じ。ステップを用いたダンス、ということでフラメンコ、アメリカのタップ、ロシア〜東欧のステップなどが途中途中に挟まれている。日本では下手するとすべて「タップ」で片づけられそうであるが、それぞれ全く違うダンスであることがよくわかっておもしろい。何人並んで踊っても、まったくステップが乱れない。その揃い方はオソロシイほど。概してリズムが複雑な各国の民族音楽にあわせて、カタカタコツコツ、歯切れがよくてとってもかっこよかった。アイリッシュ・ステップ・ダンスでぴしっと背筋を伸ばして、たくましくステップを踏む男の人たち。力強い。ソフトシューズで踊る女の人たちも、長い髪がふんわり広がって優雅・・・。情念(怨念??)ほとばしるフラメンコ、あくまで軽快なアメリカンタップ、アクロバティックなロシア風ダンス、どれもそれぞれに味があって素晴らしかった。最後のフィナーレはみんな出てきてアップテンポで踊る踊る!観客も手拍子、スタンディング・オベイジョンまで出て!!
踊りだけではなく、リバーダンス・シンガーズという、合唱部隊も時々出てきて、場面展開の時に歌う。聖歌隊のようなコーラスで落ち着いた気分になる。ソロで歌う人たちはそれぞれ迫力があって、じっと聞き入ってしまった。でもあれ、合唱部隊も踊っていたような気もする。ミュージカルなのか?
音楽がまた素晴らしい。ステージ脇にバンドスタンドが設けられていて、ドラム、パーカッション、ギター、ベース、シンセサイザー、そして数々のアイルランド音楽の楽器。フィドル、イリアン・パイプ(アイルランドのバグパイプ)、コンサーティナー(ボタンだけの小アコーディオン)、フルート(木製)、ティン・ホイッスル(金属製の縦笛)、バウロンetc...このショウは踊りだけではなく、楽器もかなりフューチャーされていて、フィドル・パートの時にはフィドル奏者が弾きながらステージへ上がり、そこでリズムを取りながら演奏する。満場の手拍子。本当に楽しい。イリアン・パイプのソロも美しくてすてきだった。思わず「ほうっ・・・」という声が出てしまう。バウロンも、ああやってたたくのかというのがやっとわかった。フレームドラムの一種なんだけど、小さくて両側に玉のついたスティックで打つのだ。裏に手を回して皮を引っ張り、音程を変えることも出来る。太鼓一つの音楽。席がバンドに近かったので、ステージ上のダンスも、演奏もどちらも気になってどっちを見ようか悩んでしまった。贅沢な悩みだ(笑)。それだけ今回のショウは音楽もフューチャーされていたということ。
昨年見た、Lord of the Danceとはまた違ったダンスとストーリーで、どちらもそれぞれによかった!客席もほぼ満席。年輩の方も多かった(それを考えると、あのロックのコンサート並の大音量に耐えているのは偉い)。10日間も東京公演があって、あれだけチケットがさばけるというのはなかなかないのでは?いくらテレビで宣伝しているからといって、客が集まるものではない。それだけ人を引きつけるものがあるということだろう。でも今度は、もう少し小さいホールで見たいな。ちょっとフォーラムAは大きすぎるように思う。ホールとして。2Fからでは全体像しかつかめないからね(2F席で見た両親は、それでも帰ってきてから絶賛していた)。
しかし、これを見たあとは、やはりアイリッシュパブに行きたくなるね(笑)。そこでギネス飲みながら反芻するのがまた楽しい。最後は当然ウイスキーで締め、だけどね。愛蘭土病が再発(笑)。どうしようね。
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