The Ultimate Black Mass Complete / 聖飢魔II (2000.11.8 release) No.003363
12 Nov 2000 (Sun) 記

<聖飢魔IIと信者による、信者のための記録ビデオ>
 信者以外の人が見たら、なにか凄い、おもしろいことは認めるだろうが、それ以上の感情は湧いてこないだろうな、と思った。聖飢魔IIも、布教のためでなく、信者のためだけにこれを作ったのではないだろうか・・・?
 なんと言っても、MCである。これまでのミサでは新しい信者開拓につとめる言葉がたくさんちりばめられていたが、今回に限っては、この日まで構成員の間、構成員とスタッフの間、構成員と信者の間で共有してきた時間や事柄を再確認させてくれるような内容が殆どであった。信者にとって、これ以上のプレゼントはあるまい。結局、私が求めていたのは彼らの曲、彼らの演奏というよりも、「彼らの言葉」「彼らの姿勢」だったのかもしれない。そして、そのような意味で、この最終最大特別活動絵巻教典は、私が彼らに求めていたもの以上のものを私に与えてくれた。
 さらに、あの曲数、3日とも違うステージ構成、相変わらず高い演奏力、映像とのマッチング、これ以上の「作品」は今後現れないのではないだろうか。もちろん、それぞれの構成員は今後もいい活動をしてくれるだろう。しかし、この作品に限っては、この構成員、このスタッフだからこそ出来たものだと思うのだ。そして会場の片隅で、この作品に「参加」出来たことを心から嬉しく思う。8本すべてを見終わって浮かぶ言葉はただ一つ。月並みではあるけれども、「どうもありがとうございました」。これしかない・・・

 あの The Ultimate Black Mass から早1年が経とうとしている。聖飢魔IIに関しては、もう十分に心の整理がついたと思っていた。しかし、今回のビデオを見て、それがさらに順序立てて論理的にまとまって、私の心の中に「永久保存版の想い出」としてしまわれたようだ。

 このビデオをもう一度取りだして、見ることがあるだろうか・・・封印したわけではないのだが。ここまで完璧に記録されてしまうと、ちょっとみたいなー、なんていう軽い気持ちで見ることが許されないような気がする。それでも年末に「一周忌」といってまた見るのだろうし、正月といって見るのだろう。このビデオを見ると、いつでもあの会場でもらった大感動に浸れるのだ・・・心のHome Townにしておこうか・・・。

 この10時間におよぶ大作を見終わり、一番じわ〜っと来たのは「サクラちってサクラ咲いて」だった。いろいろないい場面は山のようにあったし、それぞれ大騒ぎして見ていたのだが、この曲における長官のコーラス、中間のソロ、ラストのソロ・・・それらを見ていて(聴いていて)背中から何かに包まれていくような、何とも不思議な感覚に陥った。個人的には、先代が降りてきて私の後ろに立ったのだろうと・・・自分勝手な解釈をしているのだが・・・はて(笑)。

単語説明が必要かしら(笑)? 当該ビデオは、去年の12/29, 30, 31に東京ベイNKホールで行われた、聖飢魔IIの解散ミサ(コンサート)をすべて記録した8本組、特別パッケージ。信者=ファン、構成員=メンバー、活動絵巻教典=ビデオ、長官=エース清水長官。紅い方のギタリスト。それ以外に質問がある方はメールでもください(苦笑)。