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Whisky & Whiskey

ウイスキーのこと、あれこれ・・・とはいえ、スコッチが主体になってしまいます。
店主の趣味なので(笑)。スコッチとアイリッシュとジャパニーズは実際に見に行きました。

 

ウイスキーの作り方
ウイスキーの分類
        材料による分類
        作り方(混ぜ方)による分類
        産地(国別・地域別)による分類
        その他
ウイスキーの飲み方(独断と偏見に基づく・・・)

ウイスキーの作り方

 ウイスキーの作り方はとてもシンプル。「大麦・トウモロコシ・小麦・ライ麦などのでんぷんを麦芽で糖化したものに、イーストを加えアルコール発酵させたものを蒸留し、オークの樽でねかせたもの」です。これではあまりにも簡潔すぎるので、もう少し詳しく書きますと・・・

  1. 製麦 : 大麦に水分を与え、発芽させる。発芽するときにでんぷん分解酵素が生成されるので、これを利用して材料(大麦・トウモロコシ等々)のでんぷん質を糖に変える。

  2. 糖化 : 麦芽と材料を砕いて材料とともに糖化槽(マッシュタン)に入れ、お湯を加えて糖を抽出する。これを冷却・濾過すると糖液(wort)となる。

  3. 発酵 : 糖液にイーストを加え、発酵槽(ウォッシュバック)に入れる。イーストの働きで糖がエタノールと二酸化炭素に分解され、醸造酒(wash)ができる。アルコール度数は6〜8%。ホップの入らないビールといったところ。

  4. 蒸留 : この醸造酒を蒸留(distillation)する。蒸留の方法は、単式蒸留(やかんでお湯を沸かして、でてきた湯気を冷やして集める)と、連続蒸留(巨大なおかまでじゃんじゃんお湯を沸かしておいて、沸騰が止まらない程度に少しずつ水を加えながら、でてくる湯気も冷やして集める)の2種類がある。単式蒸留の場合は、1回の蒸留ではアルコール度数が高くならないため、2回または3回蒸留して、アルコール度数を70度程度にする。

  5. 熟成 : アルコール度数約70度の蒸留酒に水を加えて60度程度に薄め、オークの樽に詰めて、倉庫で寝かせる。スコットランドでは最低3年寝かせること、という法律がある。樽は、バーボンの古樽、シェリーの古樽、スコッチの古樽等を再利用することもある。

  6. 瓶詰め・出荷 : 熟成の終わったウイスキーに水を加えてうすめ、瓶詰めする。樽出しそのままの濃度で瓶詰めすることもある。

・・・実際にはもっといろいろ細かい行程があるのですが、アウトラインはこんな感じでしょうか。ディスティラリーによって規模も設備も全然違います。

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ウイスキーの分類

  1. 材料による分類

    モルトウイスキー : 大麦麦芽(モルト)、水、イーストを原料にしたもの(でんぷん源は大麦)
    グレーンウイスキー : トウモロコシ・小麦・ライ麦など、モルト、水、イースト(でんぷん源が大麦以外)

  1. 混ぜ方による分類

    シングルモルトウイスキー : 一つの蒸留所のモルトウイスキーだけを瓶詰めしたウイスキー
    ヴァッテドモルトウイスキー : 何カ所かの蒸留所のシングルモルトウイスキーだけを混ぜたウイスキー
    ブレンデッドウイスキー : 何種類ものモルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜたもの

  1. 産地による分類

    スコッチウイスキー : スコットランドで蒸留されたウイスキー。スコッチはさらに数種類に分けられていて、ハイランド(Highland)(北部)・ローランド(Lowland)(南部)・スペイサイド(Speyside)(北西部)・アイラ(Islay)(アイラ島)・アイランド(Island)(アイラ以外の島々)の5種類、になるかな。いろいろな分類があるので、とりあえず5つに分けておく。モルトの発芽を加熱してストップさせるときに、ピート(泥炭)を燃やすので、スモーキーフレーバーが特徴。蒸留所一つ一つは小規模なところが多い。蒸留は単式で2回(ローランドは伝統的に3回が多い)行う。ブレンデッドウイスキーも有名どころが目白押しだが、なんと言っても特徴のあるシングルモルトがたまらない。

    アイリッシュウイスキー : アイルランドで蒸留されたウイスキー。ピートを用いないことがほとんどなので(Connemara等一部ピートを使う)スモーキーフレーバーが少なく、口当たりがよい。(だから危ない・・・なんてね)蒸留は3回行うのが一般的。大規模な蒸留所は北アイルランドのOld Bushmillsと、南アイルランドのMidleton蒸留所の2カ所。Midletonにはプレミアウイスキーを選んでブレンドした「Midleton Very Rare」というレアもの・限定ボトルがある。

    アメリカのウイスキー : グレーンウイスキーが多い。トウモロコシが原料のバーボン、バーボンのなかでも製法に特徴があるテネシー(Jack Danielsが有名)、ライ麦が原料のウイスキー等々。ほとんど研究していないのでここまで。

カナダのウイスキー : アメリカのウイスキーに近いらしい・・・もっとライトなタイプがおおいとか。アメリカ以上に研究していないので・・・

日本のウイスキー : お手本がスコッチのため、基本的にはスコッチに近い。ブレンドが主流だが、サントリーの山崎・白州、ニッカの余市など、特徴のあるシングルモルトも作っている。

まだまだいろいろあるので、少しずつ書き足していきます。

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ウイスキーの飲み方

tulip glass, old fashon, shot 物の本には、足のついたチューリップグラスに注ぎ、常温でゆっくりと回して香りを楽しみ、ストレートで飲むのがよろしい、などとかかれています。私も、初めて飲むウイスキーの時には、そのウイスキーに敬意を表してそんな感じで飲んでみます。右の写真は普段使っているグラスです。左からチューリップグラス(私はシンプルなクリスタルのワイングラスで代用している)、オールドファッション、ショットグラスです。しかし、アルコール度40度あまりのウイスキーをグラスに注いで常温で香りを嗅ぐと、エタノールのツンとしたにおいが鼻をつくと感じることもあります。そういうときには、常温のミネラルウオーターを同量まで(2倍希釈)加えると、アルコールの香りが弱まり、ウイスキーの香りの個性が際だつ、と言われます(個人的にはあまりそのようには思わないのでやりません)。オンザロック、水割りは邪道だ!という意見もありますが、その人にとって美味しければそれでいいのだと思います。しかし、ストレートのウイスキーとよく冷えたミネラルウオーターをチェイサー、やはり至福の時ですね。ビールをチェイサーにする人もいますが、酒の個性がぶつかるような気がするので、私はやりません。
みなさんはいかがですか?それでは「Slainte!」

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