思わぬところで大転倒。 とっさに手を出したものの、指があらぬ方向に。 ああ怖い。
指を突いて指が痛くなったら、それすなわち突指です。 つまり、ちょっと痛めただけでも、骨が砕けていても突指は突指。 よくある怪我=軽い怪我・・・という考えはやめておいた方がよさそうです。 下の写真は私の指です。 もともと指が細くて分かりにくいというのもありますが、これでも中指・薬指の第二関節の骨が割れてます。 病院に行ったところ、3週間ギブスを付けているように言われてしまいました。 見た目じゃ分かりにくいって事ですね。
甘く見てそのままにしていたら、指が曲がったままになっちゃいますよ!
昔は「突指をしたら指を引っ張る」というのが定説だったようですが、今では完全に間違いとされています。 それで骨や関節が正常になることより、腱や関節をいたずらに痛めてしまうことの方が多いからです。 そうなると回復が極端に遅れることもあるようです。
炎症を押さえるための応急処置を行います。 まず冷やすことを第一に考えましょう。 詳しくは「Body」コンテンツの「RICE」を見てくださいね。
次に固定します。 添え木などで動かなくする・・・など言われてますが、そんな気の利いた木なんてなかなかありません。 とりあえずダンボールなどで固定しましょう。 動きにくくなるだけでも効果は期待できます。
|
|
||
| 1.用意するのは適当な大きさに切ったダンボールと、固定用の伸縮しない包帯です。 | 2.指を軽く曲げた状態で固定するので、ダンボールを適当に折っておきます。 | ||
|
|
|
|
| 3.手首から巻きます。 | 4.指に直にダンボールを当てるのは気持ち悪いので、何度か指を巻きます。 これの代わりに消炎効果のあるシップを巻いても良いと思います。 | 5.ダンボールを当てて巻きます。 | 6.後は手首に戻して包帯を固定します。 |
ダンボールはそこそこ柔らかいはずですが、こうして包帯で固定すると意外と丈夫に感じると思います。
上の例では中指と薬指の第二関節を同時に痛めた場合の例です。 1本だけを突指した場合もこの方法で問題ないようです(1本だけ固定しようとするとかえって難しい)。 ちなみに中指と薬指はダントツで突指しやすい指だそうです。
土日(つまり休診日)に怪我をしてしまうことが多いはずです。 その場合、最低限の応急処置までは自分ですることになると思います。 ですが、どう頑張っても素人は素人です。 手当ての方法に間違いがあれば大変なので、ちゃんと診てもらいましょう。 骨折の疑いがある場合は、急患としてでもすぐに見てもらったほうが良いと思います。
また、捻挫と骨折の判別はレントゲンでも撮らない限り専門医でも難しいようです。 捻挫であれ骨折であれ、手当ての方法はほとんど変わらないようですが、ちゃんと把握しておいた方が良いでしょう。 なぜなら痛んだ組織が回復する様子をイメージするだけでも、回復が早まるという説もあるからです。
再発を防いだり、弱った指を守るにはテーピングが有効です。
|
|
|
|
|
| 1.関節の横を通り過ぎるように、斜めに張る。 | 2.同じように斜めに張り、バッテンを作る。 | 3.交差したところを横切るように、もう一本張る。 | 4.指を曲げすぎないように固定するのであれば、上に一本張っても良いと思います。 | 5.両端をぐるっと巻く。 |
4番だけ私が勝手にやった張り方です。 無意識に指を曲げ過ぎてしまい、痛みが走ることがあったので、この方法をとりました。 テーピングをするときのコツは、キレイに巻くことではなく、得られる効果を考えながら巻くことだそうです。 形にとらわれちゃ駄目って事ですね。
しっかりしたテーピングの技術を身に付けるには200時間ぐらいは練習しないと駄目らしいです・・・。 ですが、テーピングは幾つかの簡単なパターンの組み合わせから成り立てるようで、簡単な部位なら自分でも出来そうです。 ちなみに上の例で言うと、それぞれの巻き方にはこんな呼び名があります。
ネットで検索したり、スポーツ障害に関する本を見ても載っているので、さらっとでも見ておいた方がよさそうです。
最後に注意点ですが、指の毛を剃ってから巻いた方が良いです。 剥がすときにとても痛いっ。 毛を剃っていても関節等に無理な力が加わるといけないので、ゆっくり慎重に剥がしてください。 また、指を守るという意味でテーピングは効果的ですが、指を鍛えて再発を防止する必要もあります。 その場合、頭を切り替える必要があるでしょう。 テーピングに頼りすぎるのもNGです。