北海道芝桜見学ツアーレポート!
北海道16回目、ツアー潜入4回目、いい加減他の所に行けば〜?の声も届かず
今回のツアーは旅行○画社の“お○ゃれ旅北海道決定3”意味不明のツアー名?
2泊3日全食事付き往復飛行機バス移動2800円のお土産券付き29800円!
全体印象は…“添乗員のアホ!”の一語に尽きる。
さてそれではツアーを振り返ってみよう!
5月24日(木)14時発全日空61便、普通ツアーだと早朝便での出発が多いが
13時集合14時発だったのでかなり楽。ゆっくりと寝坊をして出掛けた。天気は
あいにくの小雨、やっぱりかみさんの雨女伝説は今回も証明された。団体チェックイン
カウンターへ行き搭乗券と現金9000円(4500円x2名分)を受け取る。
実は2泊目の宿が直前になっても決まらず当初層雲峡又は温根湯温泉への宿泊予定だった
物が糠平温泉での宿泊に変更になった。2日前に旅行会社から連絡があり返金するという
ので承諾した物だった。行程がきつくなるのと同時に旅館のグレードが落ちた為一人45
00円の返金となった訳だ。もしかして民宿+毛3本ぐらいかも?の覚悟をしてはいるも
のの行ってみるまではどんなものか解らずちょっと不安。しかも前日、これから頻繁に
登場する添乗員@高島弟似アホ丸出し君より挨拶電話があり、応対したかみさんが“何か
さ、あの添乗員大丈夫かな〜?って感じだったよ“との事、益々不安が募るのであった。
しかしながらこの時点で既にお土産券分と返金分で一人22500円のツアーという事に
なっておりキーワードは“まっ安いから良いっか!”であった。
飛行機は定刻通り15時半千歳に到着。ツアー客は殆どが熟年のご夫婦とおばさん達、
それから11人の初老の団体客(後からこの人達は同級会でもう10年以上毎年旅行して
いる方々とわかった)ついに添乗員とご対面、名前は伊○君。ちょっと見は高島兄弟の
弟似のまあまあ良い感じの男だった、何もしゃべらなければであるが…。
バスで本日の宿十勝川温泉へ向け出発。途中トイレ休憩を取る程度、今日は特に景勝地は
寄らずひたすら十勝川温泉へ。日勝峠辺りではもの凄い濃霧、10m先が見えない状態で
車もノロノロ運転だった。車中いよいよ伊○君より挨拶及び本日の予定等々の話があった。
“え〜っと!添乗員の伊○と言います。(あん?普通”申します“だろ?)”凄い訛りだ!
かなりの田舎出身という感じ。“早速でずが、今日のよでいと、色々じゅういが
あるもんで、じょっどぎいでもだいたいんだけど“(翻訳しますと”早速ですが今日の予定
と色々注意があるものですから、ちょっと聞いてもらいたいのですが…)
“あっそでがら、わだしぃ上がり性なもんで、よどしぐおねがいします。いじお標準語
で話ているずもりなんだけどわだしぃの言ってるごどわがりますか?“(翻訳します”あっ
それから私上がり性なもので宜しくお願いします。一応標準語で話しているつもりなんですが
私の言っている事わかりますか?“)社内は爆笑の渦だったが僕らは口があんぐりと
開いたままお互いを見つめ合っていた。どうもこの伊○君これが自分のスタイルであり
ちょっと受けている事を好意を持って受け入れてもらえていると勘違いしているらしい。
この時点では愛嬌で済んでいたのだが…・。宿の事明日の予定等々長々と何か喋っている
のだが的を得ない受け答え。結局何を言いたいのか良く解らない。敬語、丁寧語、謙譲語
全く使えず、友達か何かに話しをしている様な雰囲気。完全に呆れ返っていた。
宿には20時過ぎ到着、到着後すぐの食事となった。メニューは十勝牛陶板ステーキ、お
造りはマグロとイカ、ウニ入り茶碗蒸し(これは美味かった!)わさびの何か?忘れた!
食事のボリュームは今一つ、まあこんなもんでしょ?ビール一本に冷酒を一本頂きご馳走
様。お風呂に行った。ここの温泉は世界で2カ所(こことドイツ)しかないモール温泉。
これは地中に太古の昔体積した植物が石炭?(石油どっちだったっけ?)にならずに温泉
の中に溶けだした物だそうだ。色は茶褐色で黒い藻の様なものが混じっている。ガイドさ
んが言っていたが個人的にはここの温泉が一番好きだと言う。お肌がつるつるになるんだ
そうだ。ここ(第一ホテル)には露天x2、ジャグジー、高温湯、打たせ湯、水風呂、
サウナx2(ドライ、スチーム)通常湯と9個もあってたっぷり1時間以上楽しんだ。
お肌はつるつる、確かにとても気持ちの良い風呂だった。もうお目目がとろとろ。
ばたむきゅーで寝てしまった。
5月25日(金)6時起床。流石に眠い。貧乏性な僕らは羽毛布団は寝汗をかいて良く
眠れない。出発は7時45分身支度を早々に済ませ朝食会場へ。和洋バイキング。僕は
和食党なんで迷わず和食、しかもとろろがあるでは無いか!昨夜の夕食が軽めだった為
とろろごはんで3杯も食べてしまった。しかしこれが昼飯にもろに影響する事になる。
7時45分出発。今日は約500Kmも走らなければならない為かなり早い出発なのだ。
先ずはオンネトーへ。写真を撮り阿寒湖へ10時半到着集合写真を撮る。全員アイヌの
民族衣装を着せられ写真を撮る。ここで例によって伊○君が登場する。“え〜っど、これ
がら昼食となります。出発は12時“あん?今10時45分だぞ!いくらなんでも早すぎ
るっしょ!“ずびばせん、こごしか食べるどごないもんっすがら”おいおい、それなら
それと事前に言ってくれよ、そしたら朝食を控えるとか何か対応できたでしょ?何やって
んの?遂に愛嬌では済まされなくなった客の不満が一気に爆発した。“ったくあのバカ何
やってんだ!“あっちこっちから罵声が浴びせられる。”やっぱすぃ、もうちょっど遅い
方がよがったですか〜?“”たりめ〜だろアホ“あちこちからこんな会話が聞こえる。
恐らく行程からここで昼食をとらざるを得ないのは理解できるが、良い時間帯はJTBや
近ツリ等に抑えられている様子。結局力のない旅行会社は2泊目の宿同様余った所に押し
込まれた格好になっている様だ。昼食は味噌ラーメン鍋にわっぱ飯(いくら、鮭)だった
がラーメンをかろうじて流し込みお終い。わっぱ飯は殆ど手を付けなかった。何にしろ
事前に必要な情報を的確に客に知らせるという基本が全く出来ていない。とうとう
伊○君も天性の頭の悪さが完全に露呈してしまった格好になり以後みんなから全く信用
されない状態となった。
阿寒出発12時、バスは摩周湖へ。霧の摩周という言葉通り通常湖面や中之島まで
見える確率は25%ぐらいだそうで、そういう意味に於いては僕らはかなりの高確率
で摩周湖は見ている。恐らく6割から7割は晴れた湖面を見ているから変なもんである。
幸い?霧の摩周を見る事が出来き何処が空だか湖面だか解らない写真を撮り土産物屋へ
非難した。この時外気温わずか7度。ジャンパーを持って行ったものの流石に寒かった。
摩周を出発し硫黄山を車窓から見学、いよいよツアーメインの芝桜公園、東藻琴町
へ向かった。13時20分到着、ゆっくり
と散策させてくれるのだろうと思いきや、又又又も伊○君登場である。“出発は13時
45分です。集合写真を先に撮りますので写真を買う方は一緒に来て下さい。“あん?
じゃ買わない人は写らなくて良いのか?どうなんだ伊○君?“いやあんの〜さみしい
ですから出来れば一緒に写ってもらいたいんですけど?“もう別の買わない客はさっさと
散策に出てしまった。しかも集合写真を撮る場所は他のバスツアー客たちの待ちの列が
出来ている。しかもたった30分、メインである筈の芝桜見学がこれじゃ全く意味が無い
遂に僕も爆発してしまった。“あのさ〜伊○君よ、ここがこのツアーのメインの場所だろ!
そこに大体30分しか時間を取らず、しかもこの混んでいる状況下で集合写真を強要し
杓子定規に出発時間を決めるって事はどいいう事だ!出発を送らせるか、集合写真から解
放してくれるかどうにかしろよ!“怒鳴ってしまった。しかし元々こういう機転の利かな
い奴に何を言っても無駄。これ以上議論しても仕方無いのでとにかく早く集合写真が終
わる事を祈った。結局解放されたのが13時30分後15分しか無い。しかもバス駐車場
まで5分はかかる。ダッシュで山をかけ登り写真を撮りまくった。かみさんも怒りが頂点
に達している。あんまり露骨にそいいう事は言わない彼女だが一言“あいつはバカだ!”と。
ここではトイレ休憩も兼ねている。ご存じの通り女性トイレは長い。大体列が出来て
いる。かみさんもトイレも済ませなければならず早々に山を下りた。気分を取り直し芝桜
をレポートすれば“山二つまっぴんちょ!”という表現が正しいと思う。ピンクと紫の間
ぐらいのとにかく目に痛いぐらいのピンクだった。いい匂いもしていたし、とにかく綺麗
だった。ほんとうにもっと時間が欲しかった。全ての用事を済ませバスまで駆け戻った。
約3分の遅刻。しかし案の定まだ帰ってこない客もいる。伊○君が話かけてきた。“やっぱ
もうすごすぃ時間とったほうがよがっだですが?“”あったりめーだろ!“
この先彼から話しかけてくる事は無くなった。14時ちょい前バスは網走へ向かった。
この車中例のお土産券が配布された。使用できるのは3カ所、これから向かう網走海産物
センターと明日最終日に寄る旭川フラノーブルドライブイン、そして空港手前の土産物
センター(名前忘れた!)当初一人2800円だったお土産券が何と3000円分に増え
ていた。単純な僕らは添乗員はアホだけど“まあ安いから良いっか!”で納得していた。
僕は網走海産物センターにて“つぶうに1000円”をお土産券で購入。(当初かみさんは
僕の分のお土産券までも取り上げようと目論んでいた様だったが流石に僕の悲しそうな目
をみたら“良いよ、あげる”って言ってくれた。少しは良心があったらしい。)車窓から
網走刑務所等を見学しここから特に景勝地は無いのでひたすら糠平温泉まで走った。
温根湯から糠平までの峠の間、曇りの天気から晴れ間が覗く様になったせいだろうか、
野生の“えぞ鹿“を多数目撃した。子連れの鹿もいた。子鹿はとても可愛らしい。
温根湯に泊まれば18時過ぎには宿に入れただろう。しかし糠平まではここから1時間、
結局宿到着は19時半、今日も風呂は食事の後となってしまった。糠平温泉ホテル大雪。
食事はホタテずくし膳。正直言って驚いた。昨日の食事より良い。確かに宿自体は古く決
して綺麗では無いし安普請で隣り部屋の茶碗を置く音も聞こえる様な造りだったがこの食
事で4500円も返金してどうやって利益が出るのだろう?恐るべし29800円ツアー
食事内容は、ホタテ鍋、ホタテフライにサラダ焼き鳥付き、ベビーホタテマリネ風、
先付け八寸、お造りはイカそーめんにサーモンとホタテ、ホタテグラタン、オショロコマ入り
茶碗蒸し、酢の物、香の物、汁碗にデザート。食べきれなかった。隣りになった丁度両親
ぐらいのご夫婦と色々話をしながら食事を楽しんだ。何とか軽金属の関係会社の役員をして
いたらしい。奥様も品の良い感じの方で話しからインテリジェンスを感じる。今は完全
リタイヤし月一回ぐらいで海外内を問わずご夫婦で旅行を楽しんでおられるそうだ。
羨ましい歳の取り方。ここでも話題は伊○君。二人で出された結論は“どうやって面接
試験に合格したのだろうか?“だった。食事を終えお風呂へ。ここの温泉は単純泉。日本
中どこにでもある泉質。露天風呂も無くサウナを楽しんで早々に部屋に戻った。風呂へ行
く前かみさんが“風呂上がりのビールでもご馳走するよ!”という。動機は実に美しく
何事も無ければ良い話だったのだが事件が起きた。自動販売機の前で財布を探すかみさん
が“お財布無い!”と騒ぎ出した。この人はパニックをすると壊れたおもちゃの様に暴走
を始めるので怖い。例によって“盗まれた”とか言い出す。“おいおいそんな泥棒なんて
いないからもう一度良く探してみなよ“僕の制止も聞かず風呂場へ戻って行った。僕は
部屋へ戻りドアを開けてみるとやはり案の定テーブルの上に小銭入れが置いてあった。
フロントなどへかけ込み大騒ぎになりかねないと思った僕は風呂場へかみさんを探しに
行った。やっと捕まえたかみさんに黄色いがま口を見せた。“だから行ったろ?泥棒なんて
そうそういないから先ずは自分を疑ってみなって“”アホだな全く!“その瞬間だった。
かみさんの頭の血管が切れる音がした。“アホって何よ!”全く困ったもんだ。自分に非が
あっても絶対認めたがらない。“アホ”の一言が逆鱗に触れたらしい。僕は神様でも無いの
にかみさんから賽銭を投げつけられ、それで自分でビールを買ってこいと言い残して部屋
に戻っていった。いったんへそが曲がってしまったこの子はもう放っておくしか無い。
おとなしく寝たのだった。
5月26日(土)6時15分起床。貧乏性の僕らにとって昨夜の綿の布団は熟睡をもたら
してくれた。良く眠れ機嫌も治った様子のかみさんが“おはよう!”と元気に言葉をかけ
てきた。全く無邪気なもんだ。ちょっと意地悪してやろうかと思ったが“へそは元の位置
に戻ったかね?“とだけ言った。この程度で許してやろう。”良い子にしてないとみんなの
前で“ちう“しちゃうからな!”“やれるもんならやってみ〜!”だってさ。アホらしく
なったので朝食へ。昨日の事があるので控えめにしておく。朝食はシンプルな和食のみ。
かみさんコーヒーが飲めなかったのが可愛そうだった。8時出発層雲峡へ。銀河の滝、
流星の滝を背景に写真を撮った。やはり雪解け水のせいだろう。去年の11月に来た時
より格段に水量が多くなっていた。途中上川でアイスパビリオンへ寄り希望者だけ−41
度の極寒を体験出来るオプションが用意されている。−41度というのは旭川で実際に
観測された日本の最低温度の記録なのだ。(明治の頃だという)僕らはそこへは入らず
土産物屋で時間を潰した。ここでかみさんが僕に優佳良織りの携帯ストラップを買って
くれると言う。昨日の事ちっとは悪いと思っているらしい。有り難く頂戴した。
旭川に入り11時丁度フラノーブル旭川に到着、やはりすぐ昼食という事になった。
昼食はジンギスカン鍋、ビールを注文し朝食を控えたせいもあり美味しく頂いた。
しかし長いテーブルに一列になり用意ドンで食事スタートはさながら養鶏場の鶏の様だ
った。みんなガツガツ食べている。ここでは会社へのお土産を例の券で買った。ロイズ
のチョコレート(生チョコは扱っていなかった)食事の後は美瑛の丘めぐり。ちょっと
驚いた事があった。美瑛の丘にケンとメリーの木があるのだが、そのすぐそばにペンショ
ンが建っていた。その名も“ペンション○ンとメ○ー”だと。がっかりした。せっかくの
景色も台無し。こやってどんどん壊れていくのな〜とそう思った。美馬牛を通り桂沢湖
を経由し高速で千歳まで帰ってきた。最後の土産物屋でお土産券を消化、結局メロンゼリ
―を購入。空港到着18時、最後の最後まで伊○君はやらかしてくれた。普通先ず搭乗券
を渡し土産を買う人もいるのだからすぐ解散するのが常識なのだが、この伊○君まず
オプションで頼んでいる人用の弁当を配り始めた。しかも勝手に持っていってくれという
状態。案の定数が足りないと騒ぎ始めた。又もみんなから“先に搭乗券配れ”の声に
やっと状況を判断するという学習が出来たのか搭乗券を配り始めた。伊○君は搭乗口まで
一緒に行ってそこで解散すると頑張っていたが、当然チケットを受け取った客から流れて
行った。昨日のご夫婦も然り“もうあんな奴に付き合っておられん”ご夫妻と挨拶を交わ
し僕らも最後の土産漁りに走った。出発まで時間は1時間しか無い。急いだ。今回は
“すみれ(塩)”と“純連(味噌)“(空港の三越の店員に聞いたのだが実は”純連“は
“すみれ”のお兄さんがやっている店だそうだ。商売的には“すみれ“が先にブレーク
したらしいが地元の人は“すみれ”より“純連”に行くそうだ。)最近赤丸急上昇の“平成軒”
の塩、部下のお土産に西山ラーメン。何とラーメンだけで4500円も買ってしまった。
かみさんも山の様に買ってきた土産で僕のカバンはとんでもない重さとなってしまった。
搭乗口でツアーの客達と再会、例の伊○君みんなを搭乗口へ連れてくる際エスカレーター
を間違え結局18時半過ぎようやく解散となったそうだ。やってくれます伊○君。
19時35分発全日空71便は定刻より25分遅れて出発羽田21時25分着お疲れ様
でした。
後日談。昨日になって例の伊○君よりハガキが届いていた。ツアーの場合必ずアンケート
を書いて出す様になっており、一連の不手際に対し世辞抜きで沢山書いたのだが、それに
対し返事を送ってきた物だった。これからの添乗員生命にかけ一生懸命善処致しますので
今後とも旅の○画社を宜しくという内容だった。僕も字は下手くそだが負けじ劣らずの
達筆ぶり、しかしながら一生懸命客の声に対応しようとする姿勢は評価したいと思った。
しかし普通“年賀はがきの余り”で送ってくる奴はいないだろう?最後の最後
まで伊○君だった。“頑張れ伊○君!@31歳函館出身”
彼は今日もバスに乗っている事だろう。
次回は7月又も北海道。ツアーでは無く僕が運転手だ!恐るべしバカの一つ覚え北海道
スロ太郎のかーちゃん。To be continued.