銀色に輝く「タツノオトシゴ」
漢字で「銀竜草」と表します。花の形を竜の姿に見立てて付けられた名前です。花が銀色をしているので「銀竜」となりました。ただし竜と呼ぶには、いささか迫力不足で、実際のところは「タツノオトシゴ」といったところでしょうか。花は馬の顔の形にも似ています。
キノコに似て、しかも林などの湿った暗い場所で、ぼんやりと銀色の光彩を放つせいか、別名は「ユウレイタケ=幽霊茸」。「スイショウラン」とも呼ばれています。
茎の高さは8〜20センチ。花は茎先に1個付きます。茎と鱗片状の葉は、見ての通り白色かつ半透明で、葉緑素がありません。よって光合成ができず、自ら養分が作れないため、腐植した落ち葉などから養分を摂ります。ギンリョウソウは腐生植物なのです。
◆科目・特徴 イチヤクソウ科。
◆育成地・分布 日本全土。林内の落ち葉などがたい積した湿気のあるところなど。
(写真=尾瀬で。1995年7月18日撮影)
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