オオハンゴンソウ

開花時期7〜9月
大反魂草

死者の魂を呼び返す“プチひまわり”

 北アメリカ原産の帰化植物で、明治時代中期ごろに園芸植物として渡来しました。同じキク科の「ハンゴンソウ」と葉の形が似ていて、ハンゴンソウよりも花が大きいことから「オオハンゴンソウ」と名付けられました。

 「ハンゴンソウ」は、漢字で「反魂草」と表します。死者の魂を呼び返すという意味で、「返魂草」とも表します。むかし、漢の武帝が、夫人が他界したことを悲しみ、反魂香という香をたいたところ、煙の中に夫人の面影が見えたという言い伝えがあります。

 花は、バドミントンのシャトル、あるいは羽根付きに使う羽根を広げたような形をしていて、同じキク科の「ひまわり」に似ています。ただ、ひまわりほどの迫力はないので、“プチひまわり”という表現が適切でしょうか。

 ◆科目・特徴 キク科。
 ◆育成地・分布 中部以北の日当たりのよい草地

 (写真=東京・向島百花園で。1997年8月1日撮影)

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