ホタルブクロ

開花時期7〜8月
ホタルブクロ

蛍を入れる袋か堤燈か

 虫かご替わりに蛍を入れておくための花……。漢字で「蛍袋」と表します。鐘の形をした花は、蛍を入れておくのに適して見えるのか、「子供が蛍を入れて遊んだ」という逸話から花の名前の由来になっています。夜空の下、ホタルブクロの中から漏れる蛍の光は、きっと幻想的であるに違いありません。ただし天然の蛍が激減している今では、実際にその光景を目にすることは不可能に近いでしょう。

 また、花を堤燈(ちょうちん)に見立てて「チョウチン」、「チョウチンバナ」、「トウロウバナ(燈籠花)」、「アンドンバナ(行燈花)」といった別名もあります。

 茎の高さは30〜80センチ、花は4センチ前後で、色は白から濃い赤紫まで多種あります。

 ◆科目・特徴 キキョウ科。
 ◆育成地・分布 日本全土。野や山の林縁など。

 (写真=日光・霧降高原で。1994年7月13日撮影)


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