野に浮かぶ“UFOキャッチャー”
怒ってる花「怒り草」ではありません。花の形が船の「錨(いかり)」にそっくりなことから「イカリソウ」と名付けられました。漢字では「錨草」とも「碇草」とも表します。
淡紫色をした4弁の花は、細い茎に吊るされるように咲きます。風の影響を受けやすいため、左右のバランスを取りながらフラフラと揺れています。その様子は、錨というよりは、ゲームセンターでおなじみの「UFOキャッチャー」のように見えます。
丈は15〜30センチ。葉は少しいびつのハート形で、3つに枝分かれした茎に3枚ずつつきます。漢方で茎葉は強壮剤に使われます。
近似種に、トキワイカリソウ、バイカイカリソウなどがあります。
◆科目・特徴 メギ科の多年草。
◆育成地・分布 山地や丘陵の木の下など。北海道(西南部)本州(太平洋寄り)。
(写真=向島百花園で。1998年4月8日撮影)
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