菊人形にも利用された海辺に咲く菊
海辺の磯地に生えるキクにちなんで「磯菊」と名付けられました。キク科の多年草で千葉県銚子から静岡県の海岸、伊豆諸島などの海岸の崖に咲きます。細長い地下茎を伸ばして、群落を作ります。花期は10月〜11月で、茎の先端に密集した散房状(さんぼうじょう)の頭花をつけます。花は黄色く筒状の小花で径約5ミリの集団を作り、それが多数つきます。
江戸時代から栽培されて菊人形づくりなどにも利用されていました。江戸時代の書物「広益地錦抄」には「岩菊、泡菊」と記載されています。
茎の高さは30〜40センチ。浜風を受けながら、力強く咲いています。
◆科目・特徴 キク科。
◆育成地・分布 海岸の崖や岩の上など。本州(関東・東海・伊豆諸島)
(写真=三浦半島・城ヶ島で。1997年11月15日撮影)
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