ケマンソウ

開花時期4〜5月
華鬘草

ハートマークがいっぱい…恋多き花!?

 ケマンソウは漢字で書くと「華鬘草」。「華鬘」とは仏具の一つで、仏殿の梁(はり)などにかける荘厳具のこと。中尊寺金色堂の金銅華鬘が有名だそうです。その「華鬘」に花の形が似ていることから ケマンソウと和名が付けられました。

 実物を見たことがないので比較出来ませんが、筆者は「鍵」の形を連想し、小さい鍵が横一列に並んで仲良くぶら下がっている印象を受けました。そう言えば「ケマン」という発音の語には怠慢を意味する「懈慢」もあります。「何もせず、ただ風に身を任せて、ぶらぶら揺れている花」との解釈も可能かも。

 もっとも、ロマンチックな見方をすれば、ハートマークがピッタリでしょう。薄紅色もハートマークを演出しています。

 ハートマーク=似てますよね。

 英名はズバリ「bleeding heart」。一つの枝に複数の「ハート」を咲かせるあたり、きっと恋多き花なのでしょう。

 ◆科目・特徴 ケシ科。
 (写真=向島百花園で。1998年4月8日撮影)

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