おかっぱ頭かUFOか
オダマキは漢字で「苧環」。苧環とは、績(う)んだ麻糸を、中が空洞になるように球状に巻きつけておくものをいいます。花の形がこの「苧環」に似ていることから、名前が付きました。別称には「イトクリ」「イトクリソウ」などがあります。本種は褐紫色をしていますが、鮮やかな紫色をした「ミヤマオダマキ」も近似種にあります。
英名は「columbine」。花の形を「羽を広げたハト」に見立てた名前です。ヨーロッパ原産の「セイヨウオダマキ」は、英国では古くから紋章に使われているそうです。また、米国コロラド州の州花でもあります。
高さ30〜50センチ。花は直径3センチで、外側の褐紫色をした5枚が萼(がく)、内側の黄色い部分が花弁です。
実際に糸巻きとしての苧環を見たことがないので比較できませんが、筆者には花の形が「空飛ぶ円盤」、または「おかっぱ頭」の女の子に見えました。
◆科目・特徴 キンポウゲ科。
◆育成地・分布 山の草地。本州、四国、九州
(写真=尾瀬で。1995年7月18日撮影)
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