釣りを楽しむ“浦島太郎”
浦島太郎が釣りをしている−−。奇妙な外観をした花をそんなふうに見立てて「浦島草」と名付けられました。筒内部にある付属体が糸状に長く伸びていますが、これを釣り糸と解釈したのでしょう。この糸状の付属体は、約60センチの長さまで伸びます。
帽子を被ったような花は、ミズバショウ同様「仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれています。葉は花よりも必ず高く伸び、約50センチに達します。日射病を心配した「浦島太郎」が、釣りを楽しむために立てたパラソルのようにも見えます。
雌雄異株ですが、栄養状態によって雌雄が転換するそうです。
◆科目 サトイモ科。
◆生育地・分布 平地や丘陵、海岸近くの林内など。北海道南部、本州、四国 (写真=東京・小石川植物園で。1998年3月29日撮影)
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