モルディブカレント初体験
モルディブでのダイビングは”上級者向け”であると良く言われます。理由はいろいろありますが、「強い流れ(カレント)があることがある」というのも理由の一つでしょう。
たけは子供の頃から水泳が大得意であったこともあり、水には慣れていて、日本のダイビングで恐怖を感じた事は一度もありませんでした。水中で息が出来なくなる等のトラブルが起こっても結構冷静に対処できましたし。で、そんなこんなでガイドにも上手上手とおだてられたりもして、いい気になっていたのでしょう。そんなたけにとってモルディブの強烈なカレントは、水の中にいる恐怖というものを初体験させてくれました。
潜行して、何もせず流されているだけの時は、たいしたことない流れに見えました。おぉ、さすがはモルディブ。潮が流れてるよ〜、と、のん気に構えていました。
でも、海中の集合場所に行こうと思い、流れに逆らって泳いでみると、全く進まないのです。泳いでも泳いでも進まず、そのうち息が上がって来ました。集合場所にも行けず、岩につかまるのがやっと。このままでは空気がなくなってしまうのではないか、との思いがよぎります。人間の泳力なんてこんなもんか、と身体で感じました。
後日、多少余裕が出た時に気づきましたが、速い流れの中では、魚ですら流されまくっています。そんな流れに人間如きが逆らえるわけないですね。
カレントがある場合、壁や海底に近づけば少しは流れが弱くなります。流れの真ん中に身を置いてはひたすら流されるしかなくなります。と、こんな初歩的なこともパニックになると頭からぶっとぶもんなんですね。
それと、カレントに翻弄された時は初心者用の最も柔らかいフィンを履いていました。これも流れに太刀打ちできなかった原因の一つだと思っています。カレントの中を泳ぐにはフィンは硬すぎても柔らかすぎてもいけないようです。難しいですね。