leçon de français
chez Tany
といっても、これを読めば貴方もおパリーのカフェーでギャルソンにデミタスを注文できるようになる、ってもんじゃあございませんので、アシカラズ。
以前、大阪を中心に配付されている「花形文化通信」というフリーペーパーに、"日本でツカえるフランス語講座"を連載さしてもらったことがあるので、手始めに、それをここに再現してゆこうと思います。
マジに勉強したい方は日仏とかアテネへ、付け焼き刃でとりあえずーという方は、こちらへどうぞ。
- お待たせ!音楽編
さてさて、今回はいよいよ、私が専門としている?音楽、特に録音物に関するお話しです。
ほんの一昔前までは、フランスの音楽といえば「シャンソン」でしたが、近年のフレンチポップスばやりで、日本に沢山のコンテンポラリーな仏製CDが入ってくるようになりました。
ここで便宜上、かなり思い切った分類を敢て、してしまいますが、フランスのポピュラー音楽は大きく2つに分けられます。一つは世界共通(というか、アングロサクソンな)ロック及びダンスミュージック。そしてもう一つがフランスの歌謡曲ともいえる variété(ヴァリエテ)で、この中に所謂シャンソンだのフレンチポップだのが含まれてます。
とはいえ、実はそんなジャンルの名称は仏語のオリジナルではなくて、前者はナツメロや演歌、後者は主にオールディーズのアイドル物を意味する和製仏語なのです。みんなの大好きなおバカなフランス・ギャル(たのむ、70年代以降のも聴いてちょーだい)に代表される60年代の若さ爆発アイドル系は yéyé(イエイエ)と呼ばれています。おさらいはさておき。フランス国内では83年頃から市場にCDが出回るようになりましたが、所詮CDなんて贅沢品。かなり高価なので、そうそうホイホイ買える代物ではないのが、ちょっと悲しい現実だったりします。
それ以前は、安価なドーナツ盤(綺麗な写真が嬉しい、袋ジャケット入り)が disque(ディスク)=レコードの主流で、どこのスーパーマーケットにもベスト10売り場があったものでした。勿論、FNACに代表される専門店もあって、そういうとこは専ら旧譜だとかLPだとかを探しに行くところで、ラジオで聴いて気に入った曲を買うのはスーパーで、というのが庶民の日常だったのです。
EPは 45T(キャラントサン・トゥール)で、Tは tours=回転の略。従ってLPは 33T、SP(パリに行ったばっかりの頃にはまだ出回ってた)は 78T、12インチは maxi 45T で、A/B 面は Face A/B(ファス・アー/ベー)。ミュージックテープは、なんだかお茶目な、 K7という略で表記されています。仏語ではKを"カー"、7を"セット"と読むので、つづけて読んでカセット。フザケてます。さて、CD屋で輸入盤を一枚手にしたとしましょう。もしもジャケットのどこかにinéditという単語があれば未発表曲を含んでいるし、 enregistrement publicとあればその曲/盤はライブ収録されたもの、アルバムタイトルにses grands succèsやdisque d'or(or=黄金)とあればそいつはゴールデンベスト盤。また、tirage limitéeならば限定プレスなのでその場でゲットすることをお薦めします。輸入もんは再入荷しないことが多いから。
内容の目星がついたところで何枚か買って帰り、lecteur=プレーヤーで聞きつつブックレットをめくります。担当楽器などのクレジットのあたりは、半分くらい英語と似たような単語が並んではいるのですが、中には見慣れないものもあるので、そんな用語を表にまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
chant / voix 歌/ヴォーカル guitare basse ベース batterie ドラム claviers キーボード cuivres ホーン choeurs コーラス sifflets 口笛 paroles / musique par ... 作詞/作曲
- 前々回分復習:映画編
- 前回分復習:人名編
- à suivre ... → つづく・・・かも。
Mise à jour le 7 Janvier 1997
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