ニセコ東山/ニセコひらふ

2001年2月24日(土)〜26日(月) 天気 24:雪 25:晴れ後雪時々吹雪 26:雪時々吹雪

 今年1月富良野へ行ったときのこと、広大ながらもプリンスらしい整備されたゲレンデを前にして思ったことは、「「すばらしい」よりも「ニセコの方が…」というものでした。それは妻も同じ思いだったらしく、富良野から帰るか帰らないか、といううちに早くも今シーズン2度目の北海道行きというのが既定の路線になってしまいました。

 いったんはお互いのマイレージ不足(エアはマイレージを使うつもりでした)で、企画はぽしゃりかけたものの、僕があんまりしつこくニセコのHPを見て「はぁ…」とため息を付くのを見かねたか、安いツアーを探してとにかくニセコへ行くことにしました。

 偶然見つけた日本旅行のインターネット限定ツアーで「朝食付きプリンス本館3日間29,800円」というのを見つけ、取り急ぎ予約をしました。予約直後にスケート仲間のよしぴが前日の金曜日から3泊でニセコ本館で予約済みであることが分かり、一つ屋根の下ということになりましたが、よしぴは幸運なことに本館ダブルブッキングのため新館に宿替えになり、またよしぴはボードでニセコなパウを求めて滑りまくることから、一緒に滑ることも会うこともないだろうと思っていました。

 そんなこんなで年度末の仕事をとにかくツアーまでの間に仕上げ、満を持して今シーズンのハイライトに望みました。

1日目(24日)

 7:00の集合に合わせ5:30に雨の吉祥寺を出て中央線で新宿、山手線で品川、京急本線で蒲田、京急空港線で羽田空港まで、と今までにないルートで空港に到着し、エアドゥカウンター内に設けられた日本旅行カウンターで航空券を受け取りました。

 初めて乗るエアドゥは新興会社らしく冷遇され、ターミナルから国際線ターミナルへバスで行き、そこから搭乗です。機内サービスのない、やけに座席数の多いB767に乗り込み1時間30分。9:30に新千歳に到着し、1時間後の道南バスホワイトライナー号の出発まで2階のロビーにあるコーヒーショップでカフェオレを飲んで待ちます。

 ホワイトライナー号は例年だと大滝の道の駅(1億円のトイレとキノコ王国で有名)で昼食休憩を取るのですが、今回はトイレ休憩しか取らないので、急いで冬季限定実演販売の「蟹元」でイクラ丼2つと蟹汁を買い込みバスの中で昼食を取りました。

 バスは順調に13時頃、東山プリンスホテルに到着しましたが、チェックインすると先に届いているはずの荷物がありません。荷物は新館に届いており、それを待ってから部屋で着替えました。着替えを待っていると新館のよしぴから電話があり、ひらふにでっかいエア台がある、との情報。彼は、午前中滑って、ナイターに備えて風呂にはいると言うことでした。

 着替えを済ませ、フロントで東山5時間券を購入して、ゲレンデに立ったのは14時でした。

雨の羽田 千歳のコーヒーショップ
出発時の羽田は雨模様です。 新千歳到着後カフェオレをすすりつつ、バスを待つ

 

ニセコ東山スキー場コース一覧

 上級
17 リーゼンコース(max32,av13,970m):未圧雪バーン
22 スーパーモーグル(32,25,850m):未圧雪バーン

中級
14 アンヌプリコース(25,14,960m):朝イチはパウダーが楽しめる。悪天時はクローズ
15 パノラマコース(24,12,500m):気持ちよくクルージングできる
18 トレーニングバーン(23,20,300m):距離短め。下部にパーク?あり。パークレイアウトは大いに疑問
19 スラロームバーン(27,18,650m):気持ちのいいクルージングバーン。ダウンヒルコースからの流れ
20 ナイターゲレンデ
25 獅子前ゲレンデ(24,11,260):ファミリーコースから横に流れる、東山ゴンドラへのコース。中斜面。

初級
16 ダウンヒルコース(26,8,1880m):東山で一番長距離が楽しめる中斜面。ナチュラルにパーク、トレーニングバーンに接続
21 白樺コース(15,10,1060m):数少ない迂回コース
23 ファミリーコース(15,7,950m):数少ない初心者も楽しめるバーンだが、新館までの接続はほぼ平坦で初心者にはつらいものがある。
24 ロマンスコース(17,7,900m):もう一つの初心者バーンユルユルである。

 まずはスキーロッカーから緩斜面を滑り降りて、東山ゴンドラへ向かいます。土曜日で入り込みが激しく、10分ほど待ちました。昨年の経験からニセコでリフト待ちがあるのは考えていなかったので少し戸惑いました。
 プリンス系のゴンドラは4人乗りが多いのですが、これは疑問です。ゴンドラは速度が遅く、経費、輸送力を考えれば高速クワッドをフード付きで整備した方が良いと思います。ゴンドラは強風のため徐行運転を行っており、通常8分で上に上がるところを15分ほど掛け山頂駅へ到着しました。

 さらにダウンヒル第3リフトでアンヌプリ山頂エリアへ。北海道初日のジンクスに漏れず、しっかりとガスが覆い、雪がちらついています。
 雪が降っているにもかかわらず斜面には余り雪が付いておらず、最上部でも少しカリカリ気味のバーンの上10cmほどの積雪があるだけです。アンヌプリ〜ダウンヒル〜トレーニングバーンと抜けて、今回楽しみにしていたフリーライドパークの下に出ました。
 パークは、緩くボウル状になったコース端に3連ウェーブとキッカーが続いており、その脇にスパインの上にレール(太塩ビ管)が据えてあります。ちょっと期待はずれな規模ですが、このあと1度飛んでみることにし、そのままスラロームバーンを抜けてロマンスコース、ポールバーンと降りて、一度ファミリーロマンスリフトに乗り、ファミリーコース、獅子前ゲレンデを通ってもう一度ゴンドラに乗ります。

 今度は、さらなる強風のため、ゴンドラにおもりを乗せて3人定員での運行です。途中強風のため止まったりしながら、20分ほどで山頂へ。今度はダウンヒルコースを通ってフリーライドパークスタート地点へ。
 スタート地点からパークを見下すと、ウェーブまでのアプローチは7度ほどの緩斜面でスピードが乗らないままウェーブをなめて、ほとんどアプローチもないままキッカーへ。
 キッカーは、高度だけを上げるためまくってあって、スキーボードで入っても上に打ち上げられるだけです。
案の定、ウェーブでさらにスピードを殺されてキッカーにゆるゆるとたどり着き、まくり上げられてしりもちランディングです。

 レールの設置されたスパインもアプローチが緩くレールに到達するまでにスピードが殺されてしまいます。結局レールに乗ることもできず、スパインの背中で180をやってお茶を濁しました。フリーライドパークは今年新設。
 余りフリーライド系のノウハウのない北海道のゲレンデで、しかも大雪によるメンテの大変さはありますが、来年以降も気持ちよく飛べるよう、パークにはもっともっとがんばって欲しいと思います。

 結局このパークはこのあと一度も飛びませんでした。パークに入ってくるボーダー、スキーヤーも、スタートで人が待っているにもかかわらずキッカーで腕を組んで下を見ていたり、横入りしたり、とマナーもいまいちでした。
 上手い人はみんなひらふへ行っている様子。

東山最上部ダウンヒル第3 アンヌプリコースには厚くガスが トレーニングバーン
シングルリフトでアンヌプリ山頂へ トレーニングバーンまで厚いガスに覆われています トレーニングバーンでカービングでお茶を濁す
パーク下部
つまらないパークを抜けて

 下まで降りて、東山ゴンドラとなりの中華料理や「獅子」でビールを飲んでいると、もう16時です。ゴンドラが止まる前にもう一度だけ山頂へ向かい、最後に一人でスーパーモーグルへ行ってみました。
 昨年4月に行ったときは暖かくてグサグサになったコブコブバーンに苦労しましたが、今日は反対にカリカリバーンで雪が全然付いていません。一番下で待つ妻の所までコブの下をなめつつ向かいましたが、後半部のコース端は、削れた雪が玉状に散らばっており、板のコントロールがしづらかったです。

 ナイターの時間帯になりましたが、東山第1ロマンスリフトが動き出す気配がないため、17時頃板を脱いで、部屋に戻りました。

スーパーモーグル1 スーパーモーグル2 疲れた…
スーパーモーグルはカリカリです。 おまけにコース端は雪玉が散乱。スケーティングで切り抜けます。 スーパーモーグルを抜けました。疲れた。

 部屋風呂につかりビールを飲んで疲れをほぐし、ふと外を見るとロマンスリフトが動いています。どうやら17時30分から運行開始したようですが、こちらはビールでいい気持ちになっており、すでにスキーをはき直す気はありません。

 今日は雪の降り始めかバーンのコンディションも余り良くありませんでした。明日に期待です。

 夕食は本館からシャトルバスで獅子へ向かい2500円のスキーヤーセットと八宝菜をいただき、部屋で東山ワインを飲みつつ映画「レオン」を見て、23時頃就寝しました。

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