ニセコ三山(ひらふ/東山/アンヌプリ)

2002年3月1日(金)〜4日(月) 天気 1:快晴 2:吹雪 3:雪時々曇 4:雪時々曇

 今シーズンは、1月の18日〜20日でひらふをベースにニセコへ行きましたが、その最終日、空が晴れて望むことが出来た羊蹄山の姿に感動した妻が、是非もう一度北海道に行きたいと言ってくれたことから、今年も北海道2回遠征計画が持ち上がりました。

 同じ所に行っても、ということもありルスツトマムサホロ富良野と言ったゲレンデも候補に挙がったのですが、ルスツは利便性の良い部屋は高いという経済的な理由から、トマムは、平坦なところが多いというスキーボードには不向きなゲレンデレイアウトのため、富良野は昨年も行ったこともあり、結局エリアの広さ、斜面の適当さ、何よりも雪質と眺望から2度目のニセコ行きが決定したのでした。

 ただし、前回ひらふのニセコスコットに宿泊したときエレベータもない別館に部屋割りされ、4階までブーツを抱えて戻る、という苦行を強いられたこともあり、今回は日数を延ばして、ホテルも良いところをということで、ニセコアルペンとプリンスを候補に上げ、またもやANAのマイレージ会員限定ツアーニセコ東山プリンス新館泊のツアーを予約したのでした。
 そして年度末業務の合間を縫って2日間有休を取り、3/1から3泊4日のツアーに出かけました。 

注)図中のエリア近辺をクリックするとそれぞれのスキー場のHPに飛びます。 また、こちらにある、ニセコ全山マップ(pdf)を用意して読まれるとさらに効果的です。

2002年3月1日(金) 天気:晴れ

 今回は自家用車は使わず、吉祥寺からは昨年開通した羽田までのリムジンバスを使います。7:55の飛行機に間に合うように5:40発のリムジンバスに乗り、飛行機も定刻通り新千歳に到着。北海道の空はすっきりと晴れ渡り、苫小牧の街並みの遙か向こうに羊蹄山が飛行機からも望めました。

 新千歳空港では待ち時間の間にまずは北海道の牛乳を2人で一気呑み、10:30の新千歳発のバスで今度はニセコへ2時間強の旅路です。今回はANAスペシャルのスヌーピーバス。外は見づらいのですが、日差しが柔らかくなって快適です。

 スキーバスは支笏湖畔を通り、大滝の道の駅でトイレ休憩です。大滝名物、1億円トイレ(多分ふるさと創生の1億円で建てたんだろうな)で用を足した後は、いつもの通り札幌「蟹工船」のブランチで「イクラが余る」イクラ丼をいただきました。

飛行機は北海道上空へ。羊蹄山が向こうに見えます。 大滝の道の駅の1億円トイレにある自動ピアノ 今回のバス、「スヌーピー号」

 1時前にはプリンスホテルの新館に到着し、宅配しておいたスキーボード入りのスーツケースを受け取りチェックイン。11階の部屋はエキストラベッドも入るほどの広さで、そのベッドがソファになっており、快適です。窓からは羊蹄山がその偉容を誇っています。  しばらく休んだ後、ウェアに着替え板を持って出陣です。

 今回は、先月買ったSwallowのS-BladeといつものGroove AirForceOneを持ってきましたが、まずはニセコの雪に慣らすため、S-Bladeをもって行きます。ホテルのフロントでニセコフリーパスポートの4日券を買い、スコットと違いきちんと完備されたスキーロッカーに荷物を置き、あらかじめ塗り込んで置いた滑走ワックスをスクレーパーでがりがり削り、15時頃ゲレンデに出ました。今回はきちんと100円プラスしてスキー保険に入りました。

 プリンスゴンドラに乗り込みまずは足慣らしにゴンドラ終点から東山をダウンヒルコース〜トレーニングバーン〜スラロームバーン〜ファミリーコース〜新館連絡コースと一気に滑り降ります。
 折からの陽光で東山のバーンは標高1,000mを超えるゴンドラ駅舎でもグサグサになっています。長い板によるエッジの引っかかりを感じつつ、下まで滑り降ります。新館まで戻ってきたところでGrooveにするか、このままS-Bladeで行くか思案しましたが、1日目はS-Bladeで行くことに決め、今度はゴンドラからダウンヒル第3リフトで東山最頂部へ向かい、そこからトラバースしていよいよひらふへ向かいます。

東山のダウンヒルコース アンヌプリ山頂を望む。いざ、ひらふへ。

 トラバースする東山のアンヌプリコースとひらふのラージコースはさすがに寒さでしまってはいますが、いつものパウパウ感は皆無です。かなり雪が降っていないようで、木も所々顔を覗かせています。
 逆にいつもラージコースのスティープ&パウダーに慣れた足にゆるすぎに感じる1,000mヒュッテからのセンターコースは圧雪車が入った日陰のコースのためか、気持ちのいいコースに感じました。1,000m台地からは羊蹄山がとてもきれいに見え、日本海まで望める絶景が広がっています。
 そのまま、白い恋人達の温度計で知られるひらふのランドマーク、センターヒュッテで一休みします。全体的に、暖かい気温のせいで一昨年4月の上旬にニセコへ行ったときと同じような雪質で、あの時オークションでブラックスのアルペンボードブーツが合わなかったぼくと、柔らかい湿雪に足を取られ靱帯を痛めた妻は双方いやな予感がしています。

ひらふのラージコース 1000m台地にて。羊蹄山がとてもきれいです。 1000mヒュッテ前。遠く日本海も見えます。

 その後、フリココース〜アルペンコースを何本か滑り、寒くなって雪がしまるのを待って、センの木コースのパークにも顔を出しました。1ヶ月ぶりに訪れるパークは少しグレードアップしていました。
 パークの囲いの手前に自然に出来たヒップがあり、パーク最上部のキッカーは、大小2種類のキッカーを持つテーブルトップ状になっていました。スパインの形状は変わりありませんが、その下のレールはローレールが撤去されてハイレールだけになっており、今回は通すのを断念。テーブルトップも湿雪に足を取られて転倒してしまいました。

センの木のパーク全景 ハイレールだけになってしまったレール
でっかいスパイン 大小2つのキッカーのあるテーブルトップ

 

 ひらふの湿雪に苦心しているうちに、上部連絡コースのリフトはストップし、ひらふにも灯りが入り始めました。
 高原ゲレンデに向かうため、国体コースへ滑り込むと、羊蹄山の冠雪がオレンジ色に染まり、とてもきれいです。晴れ間の向こうにはニセコ東山プリンスホテル新館の姿も望めます。

 そのまま、何本かゴンドラとセンターフォーを使いながら18時まで滑り、ゴンドラ駅舎から出ているフリーパスポート用シャトルバスで東山へ戻りました。

センターヒュッテと「白い恋人」温度計 オレンジ色に染まる羊蹄山 国体コースにて、カービング中です
フリココースにて。だいぶ暗くなってきました 高原ゴンドラ下のボウル状コースを滑る 国体コース第2の壁を行く妻

 夜は、最初の日だし、と贅沢して、4,000円のバイキングを腹一杯詰め込み、予報では雪となっているのに期待して、下の売店で赤ワインとおつまみを買い込み、レンタルした映画「ショコラ」を見ながら寝入ってしまいました。

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