その10:パンフがいっぱい
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ある日ふと思い立ち、このサイトのレビューコーナー(シアター・パーク)に、「過去観たんだけど、まだレビューを書いてない映画」の一覧を作ってみた。 元々映画の内容と感想を書き留めておこうという意味合いのコンテンツであり、基本的に観てすぐのもののみレビューしてるので、昔観たやつなんかは手付かずだったのだ。 で、そういえばどれだけの映画を観たのだろう?と気になったのである。
とりあえず映画館で観たやつをピックアップしてみることにする。観た映画はほとんどパンフレットを買っているので、試しに手持ちのパンフ取り出してみたら、まーあるわあるわ。全部で何冊か面倒だから数えてないけど、200冊くらいはありそうだ。 これが多いのか少ないのかはよくわからないが(それなりに年数もかかってるし)、それなりに場所も取ってるわけで、ずいぶん集めたものであるなあ、と感慨深くなる。 ――ここでふと、
「これ全部買値で売れたら 今月の小遣い4〜5倍に増えるなあ」
などと思うのは、映画ファン失格デスカ?
映画館で観た映画だけでこれだ。レンタルで借りたビデオや、テレビで観た映画まで数えるとさらに増えるわけである。しかも何を借りたか、何を観たか、記録付けてたわけじゃないため分からない。 そこで映画の一覧が載ってるようなサイトを見て、「あ、これは観た、ああこれも」などと過去を振り返り、あまつさえその映画を観たときのシチュエーションやら、誰と観たとかやら、思い出しているとなかなか面白いが、ちょっと人生後ろ向きな自分に気づき、煩悶する。
それはそれとして、そんなに映画観てたのか〜と思うと、積み重なった時間の重みを感じたりして、心にしみるものがあるのも事実だ。 ――ここでふと、
「映画観た時間を全部取り戻せたら 何年若返るかなあ」
などと思うのは、映画ファン失格デスカ?(というか、おっさんデスカ?)
まあ別に映画をいっぱい観たからエライということはない。観なきゃ死ぬわけじゃなし、観た本数競ってもそれはただの自己満足である。そもそも映画観る前にやることもイロイロあるだろうし。 ただ、仮にもレビューをする以上、建設的批評をするためには過去の諸作品との比較は必要であろう。香港映画を知らずに「マトリックス」のワイヤーアクションを語るようなものである。別にプロじゃないし、個人の映画感想だからそこまで固いこといわなくてもいいんだが、自分ではそういう思いを常に持っていたい、と思うのだ。
とか言いながら、観た映画の内容をキレイさっぱり忘れてることもある。ひどいのになると、タイトルを聞いても観たかどうか思い出せないものもある。忘れっぽいのは確かなんだが、せめて観たかどうかくらいは……覚えていそうなものだが……。 ハッ!早くも健忘症ですか?痴呆ですか?
そういえば最近、超有名俳優の名前をド忘れするという苦い思いもしたぞ。
「えーっと、ほら、アクションスターで、アクションと言えばかつてはシュワちゃんとこの人の二大巨頭っていう……えーっと何ていうんだっけ?えーと、シタ……、スル……?」
シルベスタ・スタローンという名前を思い出せなかったのは、単にスタローンが最近落ち目だったからと思いたい。
そんなこんなで、山と積まれたパンフを前に、己の鑑賞の歴史を振り返る貴重な時間をすごしたのだった。――無駄ではない。知識と教養の吸収であり、レクリエーションであったのだ。決して無駄ではないのだ。
でももうパンフを置くスペースありません(泣)。
2003/6/9 |