ダンジョン&ドラゴン
DUNGEONS & DRAGONS

ファンタジーが好き の巻



あらゆるRPGの起源といわれている、テーブルトーク・ロールプレイングゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ」。その映画化がついに実現された。舞台となるのは、剣と魔法の国イズメール。そこで主人公たちは王国のお姫様を救うため、悪の大臣と戦うことになるというお話。
「インディ・ジョーンズ」や「スター・ウォーズ」、ひいては「ドラゴン・クエスト」にまで多大なる影響を及ぼしている名作だぜ!ビバ!
何が「ビバ!」よ。今言ったこと、そのまんまチラシの受け売りじゃないのさ。
チラシっていうなよモナム〜ル。フライヤーって言ってくれ。
言うのはいいけど、その前の「モナム〜ル」って何?
しかし、久しぶりの正統派ファンタジーだね。「コナン・ザ・グレート」や「レジェンド」を思い出すよ。壮大でファンタスティックでスリリング。
「ウィロー」とか「ドラゴン・ハート」とかね。ドキドキワクワクの冒険モノよね。お約束な展開はあるけど、あまり深く考えず楽しめるし、CGもすごいから見ごたえはあるな。ものすごい数のドラゴンが空中戦を繰り広げるラストシーンは圧巻だったー。
ちょっとCG多用しすぎな感もあるけど、まあいいでしょ。
主人公たちが盗賊とか魔法使いとかっていうのが、それっぽいわよね。
ドワーフやエルフまで出て来てパーティを作るんだからたまんねーぜ!設定どおりドワーフとエルフは仲が悪いし、ドワーフの女はひげが生えてるって言ってるし、魔法を使うにはアイテムが必要だし、盗賊ギルドは出てくるし、試練の洞窟とか言うダンジョン、うーん、まさにダンジョンが出てくるし、モンスターだってリッチみたいなのや、ゴブリンやらコボルドやら、なんたって一番驚いたのは、ビホルダーが出てくんだぞ!あのまんまる一つ目モンスターが宙に浮いてぎゃーとか言ってんだぞ?!これにはさすがのオレ様もビックリ仰天嬉しい誤算でびっくりくりくりって感じだ。な?!(独走)
なに言ってるかわかんな〜い。バカみた〜い。
んだと、コラー!!
ま、まあ、マニアから普通の映画ファンまで楽しめるってこと、かな。女王と敵対する悪の親玉・宰相プロフィオンは、ジェレミー・アイアンズが演じてる。「ダイハード3」の敵役って言えばわかるかな?
あのロリータおやじ?
昔そういう役柄をやっただけでしょ……
結構、名優さんでしょ?この人。でも今回は、イッちゃってるよね。しかも思いっきり。
確かに。あと勇者として活躍する主演の青年・リドリー役の人って、誰かに似てるような気がするな。
あ、後半のイケてるシーンとかは、ちょっと渡部篤郎に似てた!
オレ様には郷ひろみにしか見えなかったぞ。いつジャケットを肩まで脱いで、ズボンのポッケに親指入れてポーズ決めるか、どきどきしたぜ。
しねーよ。
それから敵の将軍として出てくる、ダモダーとかいうゴツイ坊主頭。あれなんかは山本太郎そっくりだ!
そうかなー?ダンス甲子園の見すぎじゃない?
シネマくん……古すぎ……
勇者が悪の親玉と闘うとか、お姫様を助けるとか、なんか王道っぽいよね。
まさにドラクエって感じ?あたしはあんまわかんないけど。
そんな無知なキミに教えてあげよう。太陽の紋章は城の外壁の外、右のほうにあるぞ!
んなもん知るか!!
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」って、元々は昔からあるゲームなわけだけど、映像技術が人の空想にやっと追いついたからできたわけだよね。なんでも監督のコートニー・ソロモンって人は、映画化権を買い取ってから10年の歳月をかけて、この映画を作り上げたらしいよ。
すごい執念だな。
情熱っていいなさいよ。
「ファイナルファンタジー」も映画化することだしな――よし、オレ様もゲームの映画化するぞ!そして大儲けだぜ!
なにを映画化するつもりよ?
「キングス・ナイト」!
それ、ごく一部の人しか笑えないと思うよ……
ギャグじゃねーって!――しかし、ちょっとマイナーすぎたか。じゃあ「ボコスカウォーズ」で!!
それはもっと一部の人しか……
やっぱりマニアックな話になっちゃうのね。

 

2001/6/19