エンド・オブ・デイズ
END OF DAYS

シュワだから の巻



シュワルツェネッガー、3年ぶりの新作!しかもそれが世紀末サスペンス超大作、とくれば当然期待だよねッ。
前作「イレイザー」が「ボディ−ガード」のパクりみたいな感じだったからなあ。んで、今回は?なに?復活したサタンと闘う?誰が?
ただのガードマンが。
何人で?
ひとりで。
ううーーん。確かにこの主役のジェリコが命を懸けてサタンと闘う理由が、いまひとつピンと来ないね。無理に言えば、失った人生を取り戻せるような気がしたから……かなあ。まあ、関わっちゃった成り行きってのもあるだろうけど。
理由は明白よ!それはシュワだからッ!!
ううーーん。やっぱそう?
映像は凝ってるし、迫力もあるぞ。おまけにタイムリーな世紀末ものだし、サスペンスの味わいもあるしな。
題材がキリスト教の黙示録だからね、そこらへんの知識がもっとあれば、より楽しめるのかもしれないね。まあ知らなくてもそれなりにハラハラするし、それなりに世界の終末っぽさはある。テーマ性が高いね。
シュワ映画はやはりアクションシーンがなきゃのう。よくやったわい、病み上がりのわりには!
アクションシーンはけっこうスタントマンに変わってたらしいけど。

え、そうだったのか。

まあ病み上がりだし……

そうだね。まあ、もう2000年になっちゃったから、その点でリアルな緊迫感ってのは欠けるけど。ムービちゃんは?
「セブン」と「スピード」と「リーサル・ウェポン」を足して3で割って「T2」で味付けってとこかしら!
珍しくキビしいね。でもサタン役のガブリエル・バーンはよかったなあ。狡猾なんだけどセクシーだったりして、どこか人間くさいよね。
わしゃラストが納得いかんな。結局サタンと闘ったのは人間だけか?なら一度も出てこない神とはなんぞや!その前に人間がサタンを倒せるか!?
倒せるわよ。それはシュワだからッ!
心に傷を負い苦悩する主人公ってのはシュワちゃんにとっては珍しい役だから、僕はなかなか印象深かったよ。神とは?悪魔とは?それは本来人の心に住むもの。それを乗り越えるのは、やっぱり人間自身。そういうことなんじゃないかな。
シュワの無精ひげ顔はなかなかカッコよかったわよ。やっぱスターの貫禄があるのよね。でも州知事選挙なんか出ようとしないで、もっとたくさん面白い映画を作って欲しいわよねッ!横山ノックじゃないんだからッ!
それはお笑いの人なんだけど……

 

2000/1/6