エネミー・オブ・アメリカ
ENEMY OF THE STATE

パンツ一丁 の巻



ウィル・スミス主演、トニー・スコット監督のハイテクサスペンスだね。

やり手の弁護士ディーンは、偶然会った昔の友人があるディスクを自分の荷物に紛れ込ませたことに気づかなかった。その友人は何者かに追われて逃げる際に事故死。やがてディーンは身に覚えのない不正疑惑や不倫疑惑で、どんどん追い込まれていく。誰がなんのために自分を陥れているのか。そこにはある陰謀が絡んでおり、友人に渡されたディスクがその鍵となっていた――。

個人的にはトニー・スコット監督はハズレがなくて好み。今作もスピード感あふれる演出で面白い。

あたし好きなのよーウィル・スミス。とぼけた顔して軽口たたきながらもカッコいいのよねえ。
今回もシビアな話だけどガンガン突き進むね。
しかしウィル・スミス、ツイてないぞ。なんの関係もないのに国家レベルの陰謀に巻き込まれて犯人扱いされちまうし。孤軍奮闘のツイてない男、しかも時期がクリスマスと来ると……
「ダイ・ハード」みたいね。
この話はもっとツイてないよ。弁護士としての信用はガタ落ち、浮気疑惑で奥さんの心も離れ、パンツ一丁で逃走だもんね。
ウィルのパンツ一丁姿!ステキー!
なんでそうなるんだ?
怖いのはパンツ一丁で逃げることじゃなくて(←そりゃそうだ)、個人情報がそれだけ容易に操作されちゃうってことだよね。社会保障番号、クレジットカード登録情報などからの個人情報の漏洩、そして恐ろしいのは、はるか頭上の衛星からピンポイントで撮られる映像。どこへ逃げても居場所がわかってしまう。この技術って現実にビジネスとして利用できるんだよね。

部屋の中には監視カメラ、衣服には山ほどの発信機や盗聴機、か。まったくプライバシーなんぞないに等しいな。

おちおちエロビデオも見れんじゃないか!

それは見られて困るようなことしてるからでしょ。
別に女子高生ものが好きだってええじゃないかッ!!
はいはい好きにして。でもあれってほんとは20歳過ぎてたりするのよね。
え!!(絶句)
この作品はずいぶんいろんな役者さんが出てるな。ジーン・ハックマンは相変わらず食えないお年寄りがハマってるし、相手役はすっかり悪役が板についたジョン・ボイト。あとガブリエル・バーンがチョイ役で出てたりするね。
そうそう、結局ガブリエル・バーンのタクシー運転手はなんだったのかしら?カメオ出演かしら?
……意味分かって言ってないでしょ?
し、知ってるわよ!ジャッジメントのカメオでしょ!(←全然違う話)
それにしてもNSA(国家安全保障局)が話のメインってのはあんまり知らないけど、珍しくない?FBIやCIAが絡む陰謀ものならよくあるけどね。
まあ宇宙開発もいろいろタイヘンってことだな。
それはNASAね。
軽妙な演出で魅せるけど、いまいちごちゃごちゃしてる気もするわね。
しかしあのラストはなんだ?まるで同監督の自作のパロディじゃないか。
パロディなんじゃない?(爆)

 

1999/12/23