アウト・ブレイク
OUTBREAK

菌の行方 の巻



アフリカのとある場所で、驚異のウイルスが発現。米軍部はこれを秘密裏のうちに処理、危機は未然に防がれたはずだった。しかし、このウイルスに感染した一匹のサルが密輸入で米に上陸。瞬く間に一つの都市がウイルスに蝕まれていく。伝染病研究所のサムは彼のチームと共に治療法を探すが、そこにある陰謀が潜んでいた――

死を運ぶウイルス、感染したら死亡率100%!そんな恐るべきウイルスが突如出現したらどうなるか。ありえない話じゃないだけに、これは怖い。

ある意味ホラー映画より怖いぞ。公開当時はエボラ出血熱なんかが流行っててタイムリーだったんだよな。
これはあれね。つまり、チョコラータのグリーン・デイね!

(?……まあいいや。)一匹のサルが入国しただけで、ひとつの街が消滅の危機に瀕する……そのとき政府はどうするか?病原菌を広めないためには?そこで下されるひとつの決断。

前半は主要人物たちのドラマの合間に、着々と広がっていくウイルスの描写があるのよね。どうやってキャリアが広がっていくのか……観客には分かってるんだけど、実際捜査する人がどうやってその感染経路に気づいていくのか、そのあたりのサスペンスが秀逸よね。
そうだね。確かに現実の恐怖を描いた映画なんだけど、それだけじゃなくエンターテインメントとしてもしっかり作られている。面白いねえ。ユーモアも随所にあるし。
そうそう、特にあたしのお気に入りは、ダスティン・ホフマンが自分の鼻を「デカイ鼻」っていってるところ!前からあたしもなんてデカっ鼻って思ってたのよッ!
デカっ鼻とかハゲっぷりとか好きだね……
わしはダスティン・ホフマンとコンビを組む黒人兵士が好きだのう。頼りになるんだかならないんだかよくわからんところが。
役者は豪華だよねえ。「ディープ・インパクト」のモーガン・フリーマンに「交渉人」のケビン・スペイシー、ヒロイン役は「リーサル・ウェポン」シリーズのレネ・ルッソだ。
ワル役のドナルド・サザーランドもいるわよ。ホント、悪役顔よねえ。息子のキーファー・サザーランドのほうがあたしの好みッ!
若いモンより年寄りのほうが技巧に長けるぞ。ん?どう?
何の話してんのよッ!!
サスペンスとして良し。加えて夫婦間の絆とそれを支えてくれる友人とか、なかば死を宣告された母親が家族と別れるところとか、人間ドラマもいっぱい。これは意外とおすすめかな。
サルが可愛いのよ〜。サルが。
 

1999/12/26