ペイバック
PAYBACK

ハァ〜ドボイルド の巻



街の組織には属さない凄腕の強盗・ポーター。ある日パートナーのヴァルと共に一仕事打つが、ヴァルと薬に目が眩んだ妻に裏切られ、背中を撃たれて瀕死の重傷を負う。死の縁から舞い戻ったポーターは、自分の取り分のはずだった7万ドルを取り戻す(ペイバック)ためにヴァルを追いつめ、やがて強大な組織までをも巻き込んだ復讐劇へと突き進んでいく――。

メル・ギブソンが初の悪役に挑んだ、ハードボイルド・アクション。

ヘーイ。今回のメル・ギブソンはワルだぜー。自分を裏切った仲間から、取り分の7万ドルを取り返すため復習だハーッ!
復讐でしょうが。
ちょっと変換を間違えただけだ。
メル・ギブソン演じるポーターは冷静で行動力もある一匹狼。予想もしなかった裏切りに対して静かな怒りを燃やしていく。それでもクールだねえ。
これがハァ〜ドボイルドってもんだぜ。
「ハァ〜ド」とか伸ばしたら緊迫感欠けるわねー。
しかしこれ、思ったほど派手ではないよね。
そーなのよ。予告では二挺拳銃バシバシ撃ってたから、それはもうリーサル・ウェポンなメルが見れると思ってたのにぃ。ちょっとだけ肩透かしだなー。
「リーサル・ウェポン」というよりは、僕は「マッド・マックス」を思い出したなあ。ナツカシイー。
マァーッ(ド)・マックス!あれはシブいぜ。ソー・クー(ル)だ!
3作目はなんか変だったけど……ティナ・ターナーとか出るし……
だが俺は面白かったぞ。この「ペイバック」だって、派手さは少ないが面白かったぜ。
そうだね。シビアな話なんだけどユーモアも随所にちりばめられてて面白い。ちなみに監督・脚本は「L.A.コンフィデンシャル」の脚本家ブライアン・ヘルゲランドだそうな。
この映画って脇役がユニークよね。サド女とかワニ皮オヤジとか、さんざ思わせぶりに組織の大物ぶりを見せておきながら、簡単に死んじゃったりするけど。

そうさ!たったひとりで組織に立ち向かい、そして思わずニヤリとするような展開。イカしてるぜ!そしてイカれてるぜ!ワオ!

特に悪徳刑事二人に睨まれた時はどうするのかと思ったが、そう来たか!ニヤリ。とニヒルに笑う俺。おっと、俺に惚れたら火傷するぜ。

ああ、馬鹿がうつりそう
組織を敵に回すには7万ドルはあまりにも割に合わない。それでもポーターの快進撃は止まらない。すべてはプライドのため、そして自分の生き方を取り戻すためなんだね。強いて言えば、いまいち組織のデカさってのが伝わらなかったのが難点かな。
メルもけっこう年食って、お顔のしわもかなり増えたけど、やっぱカッコイイわね。タフな男っていう点ではまさにハマリ役。
ともかく落とし前はつけるってことさ。そいつが人生よ!
あんたの場合は珍生だけどね。
おっと、俺を怒らせないほうがいい。言葉に気をつけなお嬢さん。口はまぐわいの元だぜ。
災いの元だッ!!

組織のNo2のジェームズ・コバーンがいい味だよねえ。

(↑場を和ませようと必死の努力)

 

1999/12/21