シューティング・フィッシュ
SHOOTING FISH

偉大なる発明者 の巻



口達者だが失読症のディランと、テクノおたくでオクテのジェズは、若き詐欺師仲間。今日もニセの音声認識コンピュータを売りつけようと大企業相手に奮闘中。だが途中でバレそうになり、バイトで雇った娘・ジョージーとともに逃げ出す。二人が詐欺を働くのは、大きな夢をかなえるためだった。最初は怪しみながらも、二人と交流を深めていくジョージー。しかし、溜め込んだ金が無駄になりそうな危機が二人を襲う。そしてジョージーも二人のため、そして自分のために、大博打を打つことになる――イギリス発、元気でハッピーな青春コメディ。

詐欺師の話、っていうと胡散臭そうだけど、この映画はそんなことなくて、爽やかなのよね。
口八丁でピンチを切り抜けるディラン、テクノおたくでいろんな珍発明を見せてくれるジェズ、キュートだけど気の強いジョージー。彼らがとても魅力的。ディランとジェズは孤児だったんだけど、そんな暗い側面は見せずに、次から次へ金儲け。その軽快さが気持ちいい。
でもそんなにワルじゃないのよね。お金に困ってそうなおばあちゃんには、詐欺働くのやめるし。あと、自分たちのノートを盗んだヤツをハメようとしたりして痛快なことをやってくれちゃうあたり、かわいいのよね〜。けっこうドジだし。
だがなんといってもジョージーがかわいいのよの〜。ショートカットにまぶしい笑顔、行動力もあるし包容力まで感じさせる。かわいいかわいい〜。
まあいうと思ったけどね……
ジョージーとジェズのぎこちない恋の行方は観てて歯がゆいんだけど、つい微笑んじゃうね。
それに比べてディランのあのスケベ顔……いい男なんだけどニヤニヤしててあたしはちょっとパスね。
ニヤケ顔ならわしも負けんぞ!ニヤニヤ!
……張り合う理由がわからない。
この映画には結構間抜けな発明が出てくるわね。携帯ライトには笑ったわ。
わしはジャンピング・シューズのほうが笑ったぞ。
そりゃドクター中松だろうが!
発明ならミスターQのほうが何枚も上手だな。
それは007!
いや、キテレツのほうがすごいよ、タイムマシンまで作っちゃうし。
ああ、シネマくんまで!
……おほん、そんなにすごい山場はないんだけど、テンポがいいので気楽に観ちゃううちに、素敵なエンディングを迎えちゃう。面白かったよね。
 

 

しばらく後――

 

キテレツがすごいんじゃないぞ、キテレツ斎様がすごいんだぞ。
でも小学生にしてそれを作っちゃうキテレツだってスゴイよ!
まあコロ助を作っちゃうくらいだからな。
あっコロ助は実はキテレツが作ったってこと、けっこう知らない人いるんだよね〜。
あんたらまだやってたの……。(←先に帰ってまた戻ってきた)

 

2000/2/4