ソルジャー
SOLDIER

すてられて〜 の巻



舞台は近未来。それまで第一線で活躍していた兵士・トッド軍曹は、新たに投入されたバイオ兵士の登場によって不必要とされ、ゴミと共に辺境の星に捨てられてしまう。意識を取り戻したトッドは、その星に住む難民たちに助けられるが、軍人の習慣から抜け出せずに孤立し、追放されてしまう。しかしそこにかつて自分を追いやった兵士たちが、その星への攻撃を始めた。自分の生きる意味を見つけるため、トッドは軍の精鋭たちにたったひとりで戦いを挑んでいくんだね。

死んだと思われてのこととはいえ、「捨てられる」ってのがエグイのう。
彼らソルジャーは戦闘における1個の駒に過ぎず、求められるのは、よく命令を聞きよく任務を遂行することのみ。ま、こんな人間性のかけらもない未来って、いまいちリアリティはないけどね。でもひとりの人間兵器として徹底して軍事教育するくだりはすごいね。ここまでサイボーグみたいになるもんかな
なんか「ユニバーサル・ソルジャー」を思い出すのう。
このソルジャーたちって洗脳されてるのよ!許せないわ非人道的だわ訴えてやるキーッ!
ともかくそれまでは上官の命令に従ってさえいればよかった兵士が、突然その日常から放り出される。これは恐怖だよ。幸いその星には難民の集落があってトッドを迎えてくれるんだけど、殺戮マシンとしてしか生きたことのない兵士には、どうしても馴染めない。感情の表しかたもわからない。ついにはその集落まで追われてしまう。「廃棄」の次は「追放」だ。
「ソルジャーは何を考えるの?」って聞かれて、「恐怖と懲罰」って答えるくらいだもんね。
いいシーンがあったな、彼が初めて涙を流すシーン。この場面はね……トッドの心の奥底の悲しみがね……ちょっとウルっときて……うっ。(泣)
感動屋さんめ。
そんなシーンも含めて、主演のカート・ラッセルは上手いわね。ほとんどセリフがないのに、とまどう兵士の心を表情だけで表現してるもんね。マッチョなだけじゃないところが、ス・テ・キ。
また始まった……。
肉体的または精神的に強い男には愛を感じるのよっ。いってみればラブ!
カート・ラッセルは軍人役が似合うからアクション系の映画が多いけど、「バック・ドラフト」みたいな人間ドラマでもいいよね。
この作品は意外と当たりじゃったなあ。戦死の悲哀や後半の大活劇や。
結末は想像つくんだけどね。最後のライバルとの死闘は当然予想できるし。
でもやっぱ悪い奴はぶっ飛ばさなきゃ!あのクソ野郎の上官にはあたしも一発カカト落しを決めたいわ!
……ムービちゃん、また新しい技を……?
いってみればSFアクション人間ドラマ、かの。
まーた知ったふうなこといっちゃってこのジーサンは!(ベシベシ)

いでいで。おいおい、ムービちゃゲフッ!!(急所に入った)

トッドは最後まで表情を変えないよね。そこがまたいい。もしこれで最後ににっこり微笑む、なーんてシーンがあったらだいなしだったよきっと。
カート・ラッセルファンにはたまんないわね!
奥さん役の人も美人だぞ!
はいはい……

 

1999/11/7