| 宝塚の徒然草 |
| 平成20年4月5日(土) | 軍師のいない民主党 今週に入り近所の桜も花びらがほころび始め、現在は概ね6分程度で満開には後少しと云った状況にある。 尤も我が家がある所は標高300m近くにあるためこの程度なのだが、下界?に降りて行くと、咲き程度はかなり進んでいてほぼ満開状態である。 ところで宝塚は全国の植木の三大産地で、そのためか庭先に植木や花々を植えている家庭が多く、しかも植木の業者などの家は塀などがなくオープンなスタイルなので、散策をしていても奇麗な庭を眺めることができる。 さて、今週の出来事で目に付くものは、何と言ってもガソリンの値下げであろう。 近くのガソリンスタンドでもハイオク133円となっており、早速この恩恵に与ろうと思っている。 とは言え、こうなった原因は民主党のガソリン値下げ隊にからんだ一連の自民党案に対する反対運動にある。 しかしながら最近の民主党のこうした反対は必ずしも共感を得るものではなく、むしろかつての社会党のような何でも反対で、衆院は数の論理で負けることから単なる嫌がらせだけに見えてしまうのである。 ならばそうした党の成果を喜ぶのは姿勢として一貫しないのであるが、浅ましい事にお金と云う現実に負けてしまうのである。 が、こうした矛盾した思いはかなりの国民の間にあるのではないだろうか。 自分の心の中を覗くと神と悪魔の様な矛盾した二人がおり、丁度、現在の衆院と参院の勢力図と符合するのは、国民がこうした考え方を持っているからなのだろうか。 いや、恐らくそうなのであろう、何故なら彼らを選んだのは他ならぬ自分達、国民自身なのだから。 それにしても道路財源としてガソリン税全てを対象とするといった、当初の自民党の提案は過去の慣例を踏襲する、まるで大奥のようなやり方で共感はできない。 が、せっかく福田首相が来年度から一般財源にすると英断したのに民主党はどうして受け入れなかったのであろうか。 政治は妥協の産物、何事にも落とし所があることは誰でも知っているが、それがどの程度なのかはその時々の状況による。 個人的には、自民党に断りもなくこの人には珍しく独断的に出した福田首相のこの妥協案がその時期だと思えるのであり、多分、かなりの人がそうした思いなのでは、と勝手に推測するのである。 しかし、民主党はせっかくのこの提案さえも蹴ったのであり、この時点で民主党は落とし所を見誤ったと私には思える。 そして、こうした判断をした以上、仮に近くに選挙があったとしても民主党はまず勝てないであろう。 現在の民主党を見ていると、政権を取るために姑息な手段を労しているように見え、そのため狭窄視野に陥っており、国民の意向がどこにあるか汲み取れていないようだ。 そして孫氏の兵法でいう処の、相手を完全に囲む一番してはいけない戦法を今の小沢氏は採ろうとしているように見える。 戦いに勝とうと思えば、相手を追い詰めた場合、必ず一方を開けておく必要があるのだ。 つまり、相手を逃がす道を開けておけば敵はそこから逃げて行き、その結果、無益な戦いをせずに味方の損傷を最小限に止め、勝利を手にすることが出来るのである。 しかし、相手を完全に囲んでしまった場合こうはいかない。 相手は生き残るため必死の反撃をして来ることから、味方は想像以上の多くの死傷者を出すことになる。 福田首相の独断の提案を受け入れる事は、正しくこうした一方を開けておく戦法に通じるのである。 こうしておけば一般財源化を主張した民主党が勝ったように世間には見られ、こうした印象から次期選挙も戦いは有利に展開するのである。 が、小沢氏はせっかくのこの好機を蹴った、つまり完全に相手を囲んでしまったのである。 この結果生じることは、自民党の内部分裂がなければ衆院2/3議席による再可決でガソリン税が通り、党の主張が通らないばかりか、 国民からは何のための反対か分からない党として、大きな失望感を持たれてしまうのである。 これでは政権を取るなど夢のまた夢、一手違えば結果は天と地ほどの差が出る何よりの実例である。 さて、戦に勝とうと思えば人の心の動きが読める、心理戦に長けた軍師が必要なことは過去の多くの戦が証明している。 もし有能な軍師が民主党にいれば、恐らく今回のような判断はしなかったであろう。 が、こうした判断を下したと云うことは、今の民主党にはそうした人物はいないと言えよう。 ガソリンの値下げは国民にとって一時的にはうれしいことではあるが、あくまで一過性のものであり、民主党の支持とは別物である。 諸葛孔明のいない劉備玄徳、関羽、張飛だけでは魏の曹操には到底勝てないのである。 ところで小沢さん、組織図から言えば貴方は劉備玄徳に相当するわけだが、果たしてそうなのだろうか、私にはどうしても張飛に見えてしまうのだが、貴方はどう思いますか。 |
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| 平成20年4月12日(土) | 頑張れ、橋下府知事 今週は花散らしの雨が二度も降り、お陰で満開だった桜もすっかりみすぼらしくなってしまった。 とはいえ、その代わりにこぶしや雪柳の白い花が咲き、五月の薄いピンク、山吹の黄色と色とりどりの花があちこちに顔を覗かせて目を楽しませるようになってきた。 さて、今週の出来事で目についたものを挙げてみると、 ・フランス大統領、北京五輪開会式欠席。 ・イギリスで北京五輪の聖火リレー、チベット問題で騒然。 ・北京五輪聖火リレー、パリで途中で打ち切り。 ・道路財源一般化に合意。 ・大阪府歳出削減、職員給与10%カット案、橋下試案に不満噴出 北京五輪の聖火リレーは今や世界の注目の的、IOCはチベットでの聖火リレーを承認したが、更なる暴発のトリガーを引いたのではないだろうか。 傍から見ているとチベットは可燃ガスが充満しているようで、中東以上にチョットしたことで火が付くように思える。 そんな時に天の啓示か神のお告げか、正しく火の付いたライターならぬ聖火が街中を走るのだから、爆発しない方が不思議である。 こうした気運は遼原の火の如く燃え広がり、既に新疆ウィグル自治区に広がっており、この流れは最早誰にも止められないであろう。 一方、大阪府の橋下府知事は職員給与10%カットなど、遂に宣戦布告をしたようである。 当初から言っていたようになかなかやるな、と云う感じがする。 それに引き替え、我が兵庫県は大赤字なのにそうした改革案は聞こえてこない。 それはともかく、一夜明けて、これを受けた団体や組織からは不満の声が続出している、と新聞には出ている。 曰く、大阪の治安情勢を全く認識していない。 子どもが笑う府政だったのに、だますのか。 等々・・・である。 が、思うに全体の現状を厳しく認識していればこそ、こうした案が出たのであろう。 大赤字という現状を改革しようと思えば、個々の事情をあまりに斟酌していては、改善も何もできないであろう。 府全体として大きな目的に向かおうと思えば、時には冷酷な判断を下さなければならないのが、最高責任者たるもののとるべき道である。 子どもが笑う府政だったのに、だますのか、とは、その大きな目的が果たせた時、こうした状況になるのであって、今現在を指すものではない。 つまり、こうした指摘は目の前しか見ていないものであり、気にすることはないと思う。 仮にこの指摘通りにすれば、赤字は更に拡大し、子どもは現在も将来も全く笑えない状況になることは火を見るよりも明らかである。 ここは辛いが頑張り所であり、力量の見せ所でもある。 国の行く末を見定める君主たるものの責任とは、1年で結果がでるような近視眼的な施策をすることではなく、数年後に結果が出て国全体が良かったと思うような事をすることである。 その時は住民からは何だ、と云う評価しか得られないが、君主(府知事)たるものはそういう定めにあるのである。 それでも見る人は見ているのだ。 頑張れ、橋下府知事。 |
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| 平成20年4月19日(土) | 涙の叫び、橋下府知事 春の花々が咲き、宝塚の花の道の花壇はよりカラフルになり、これから五月になれば更にその美しさを増してくる。 宝塚はシンボルでもある歌劇で知られるように音楽の街でもあるが、もう一つ、花が美しい街でもある。 さて、今週の見出しで印象的なものを挙げると、次のようなものだろうか。 ・橋下改革「血も涙もない」、市町村から不満続出 ・中国、空前の団結、逆風が愛国心刺激、胡錦涛主席強硬姿勢に終始 ・「水都大阪」橋下知事ノー、「空中分解する」市財界トップ困惑 ・ドル安、原油高を助長、インフレ圧力高まる、NY市場114ドル突破 ・パリ市長「ダライ・ラマを名誉市民に」 ・涙の威力「いじめるな」声殺到 ・聖火出発式、善光寺が辞退 橋下知事がいよいよバトルを開始した、府下の市町村からは不満が続出しているが、当然、想定済みのことであろう。 曰く、総論賛成、各論反対の見本のようなものだ。 人間、己のテリトリー外であれば冷静な見方をするが、一旦、自分の領域に入るとなると、その冷静さにブラインドがかかるのである。 そして崇高な理念とはかけ離れて、俄然既得権益獲得に走るのである。 ヒステリックな市町村の叫びはその表れと見た方がいい、少なくともテレビを通じて観ているとそのように感じる。 が、ここは胸突き八丁、どころかほんの序盤戦、我慢はまだまだずっと先のことである。 今の橋下知事を見ていると、丁度、最後の航海に出た戦艦大和に似ている。 空からはグラマン戦闘機、水中からは魚雷、正に、全方角敵だらけである。 不満と云う魚雷が左舷に被弾したかと思えば、血も涙もないと云う機銃掃射や爆弾が甲板上部を襲う。 応戦する戦闘員は艦長の橋下艦長を始めとする大阪府プロジェクトチームの面々、今のところは戦闘員の士気は高く、群がる市町村グラマン戦闘機に対して機関砲で必至になって応戦しているようだ。 しかし、今週木曜日だったか、並みいる反対の面々に対し橋下知事は涙の叫びを挙げた。 正に心の叫びと感じたが、大の男が大衆の面前でかくも涙すると云うことは、余程のことであったろうと拝察する。 反対する市町村は削減は次年度からとか言っているようだが、府の財政は待ったなしの大赤字、民間会社なら即倒産という現状なのに、何という悠長な・・・。 民間会社なら即日人件費、物件費削減実施とあいなる訳だが、何をもって来年からなのだろうか。 傍から見ていると理は当然大阪府にある、それを分かっているからこそ、金曜日の涙の威力「橋下知事をいじめるな」と云う府民の抗議メールになったのであろう。 前段で橋下知事を戦艦大和を同じだと書いたが、一つだけ違う点がある。 それは、府民の厚い支持があることである。 厚い支持は硬い装甲板となってグラマンから戦闘員を守ってくれるであろうし、半分だった燃料も満タンとなるであろう。 そして、こうなれば恐らく喜界島でかつての戦艦大和のように撃沈することはないであろう。 日本海海戦で東郷平八郎司令長官率いる日本海軍が本国に打電した「本日天気晴朗なれども波高し」、今の状況はこれに似ているかも知れない。 大阪維新・・・他県だけれど応援したい溢れるエネルギーを感じる人達である。 後、聖火出発式、善光寺が辞退、やっと宗教関係者が具体的な行動を起こしたようだが、同じ仏教徒が抑圧されているのに、この程度で果たして人の魂を救えるのだろうか。 平安、鎌倉、江戸時代などのかつての僧は、圧政や貧困に苦しむ民を救おうと自身の命を掛けてもっとアクティブだったが、現代の僧は抑圧された民を目前にして何も動こうとしない。 これで仏の教えを民衆に真に教えられるのだろうか・・・、法事の席で、経文の難しい漢字の意味やうんちくを語ることはなかなか上手なようだが、所詮、行動が伴わない言葉だけの世界。 苦難に立ち向かう情熱や意志はかつての僧達の足元にも及ばない。 |
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| 平成20年4月23日(水) | 光市母子殺害事件の死刑判決 昨年の今頃は中国の黄砂が酷かったが、それに代わって今年は北京五輪の聖火(西禍?)と云うやっかいなものが来ているこの時期、山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審で、司法は死刑判決を言い渡した。 「やっと出たか」と云う嬉しい思いと同時に、「なんでこうまで時間がかかるの」と云う素朴な疑問もふつふつと湧いてくる。 先ず、この判決を知らせる報道に関してであるが、時限爆弾が爆発する訳でもあるまいに、何をそんなに慌てて知らせる必要があるのだろう。 観ていると、現場にいる記者はテレビカメラに向かって走ってきて、「死刑です、死刑です、死刑です、死刑判決です。判決は死刑となりました。死刑です、死刑です、死刑です、死刑判決です。判決は死刑となりました。・・・・・」、以後、息せききった声でのレフレインがその後数十秒程度続く。 早く伝えたいのはわかるが、とにかく発音不明瞭で、しかも慌てて喋っているものだから、聞いている此方は聞きづらいことこの上ない。 如何に注目されている裁判とは云え、何も1分1秒を争うほどの事でもないのである。 それよりも報道機関として為すべき事は、要点をまとめて聞き取りやすい言葉で喋ってくれれば良いのである。 仮に1、2分遅れても、その方が聞く方としては有難い。 いつも思うのだが、判決が出たときにテレビ局の人はどうして走ってくるのだろうか、あれは習慣、それとも早く伝えたいと云う視聴者向けのポーズ? ま、それはともかく、この判決は世の中の殆どの人が待っていた答えではないだろうか。 只、この事件の弁護士の人達は「不当」と批判しているようだが・・・。 しかし、この事件はこれまで自分の中にあった弁護士イコール正義と云う、何の根拠もないイメージだけの世界を覆し、現実を見る良いきっかけとなった事件であった。 かつて弁護士は現実に起こったものは肯定しつつも、幾分かの刑の減軽をなすのが仕事だと思っていた。 しかし、今回のやり方を見ていると全くの誤りであって、これは己の美しき誤解であったことが分かったのである。 世間の誰もが呆れたドラえもん蘇生術、そんなもの小学生の低学年でも恥ずかしくて言えないものを、公言してはばからないのだから・・・・。 学校に行くのが厭で、お腹が痛いと仮病を使う幼稚な屁理屈の方がまだましである。 とにかく、罪を受けるのを避けるため、聞くにも値しないありとあらゆる嘘をつき、それを恥ずかしげもなく裁判の席で主張して何年もの無駄な時間を費やさせる。 一体、こうした人達の主張に人としての誠があるのだろうか。 この間の被害者のご主人の立派な発言、態度を見ると、あまりにも好対称な発言だ。 性的な欲望を満たすためだけに人を襲い、犯し、その挙句、証拠隠滅のために人を殺す。 あまつさえ母親のお乳が恋しい幼子まで手にかけるとは、鬼畜生にも劣る行為。 こんな卑劣な卑怯極まりない奴のどこをどう擁護すれば、無罪などとたわけた事が言えるのだろうか。 嘘まで養護する弁護士とは、本当に一体何なのだろうか・・・。 世の中の公平感、そして正義を守るために制定されたのが法律ではないのか。 そうした一翼を担うのが弁護士の役割ではないだろうか。 そうだ、一度、こうした人達と犯罪者だけを集めて、どこかの島で国を創り治めてみたらいい。 あなた方の言う、こうした残忍な加害者に優しい社会は、あなた方の思う相手を思いやる秩序正しい理想の社会を形成するでしょうか。 かつての魔都、上海、架空の都市、ゴッサムシテイーになっていませんか。 |
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| 平成20年4月26日(土) | 長野聖火リレー、ここはどこの国 朝から天気は良いものの、風が強く吹いて少し肌寒いゴールデンウイークが始まるこの土曜日、いよいよ長野の地で聖火リレーが始まった。 今朝の朝刊を見ると、何とも不安を煽るタイトルが目に付く。 ・長野に何人くるのか 聖火抗議「予測不能」 ネットで集結、緊張ピリピリ 早朝のテレビ中継を観ていると、沿道には中国の赤い国旗がやけに目に付く。 アナウンサーによると全国各地から駆けつけた中国の留学生達だそうだが、いくら自国のオリンピックだからと言って、ここは日本の土地、余所の国なのです。 聖火をどう扱うかはその国の人々の考え次第。 つまりは、日本人が対処すべき事柄であって、あなた方がどうこうすべき問題ではないのです。 中国国内であれば、大勢集まろうがどうしようがあなた方の好きにすれば良いのです。 しかしここは日本の地、あなた方がしゃしゃり出てくる場面ではないのです。 つまり、あなた方の態度は少し出しゃばり過ぎているのです。 他所ん家では少しは遠慮をするのがマナーではないのですか。 テレビ画面を観て、直感的に感じた不愉快さの正体は正しくこれだったのです。 自国が開くオリンピックにけちを付けられるのは不愉快かもしれませんが、それでも聖火リレーを行うその国の考え方を認めるべきなのです。 何故なら、こうした聖火リレーをしたいと望んだのは、他ならぬ貴方の国ではないのですか。 ギリシャでこうした聖火リレーをしたのは、聖火の採火場所が自国で距離があまりにも短いため世界各国を回ったのです。 しかし中国は十分遠方にあるため、何もこうした真似をする必要はなかったのです。 でも、あなた方は国威発揚の場としてオリンピックを捉え、世界に中国の雄姿を見せつけようとして、あえてこうした、ややはしゃぎ過ぎたマネをしたんじゃないでしょうか ならばそうした決断をした以上、その国のやり方を冷静に見つめるべきなのです。 例えその国があなた方の望まぬ答えを出したとしても、何故そうした行動をとるのかその原因を理解しようとするべきなのです。 それを大勢の自国民を沿道に立たせて応援をするのは、その国のやり方に蓋をするようなもので、事実を隠すことに繋がるのです。 チベットの侵略もそうではないのですか。 こうした行動は他所の国でもやっていましたが、見ていて良い気持ちはしませんでした。 その国の国旗が見えず、中国国旗ばかりが目立つ不自然な光景は、ある意味、テレビ番組のやらせに見えてしまうのです。 たいして面白くもない番組を盛り上げようとして、ディレクターがスタジオ見学者に拍手の強要をしている、こんな構図が目に浮かんできます。 自分達だけが喜んでいて周りは白け気味、こんな状態を「浮いている」と言います。 こんな状態でオリンピックを開いて本当に嬉しいのでしょうか。ちなみに、夕刊の見出しは次のようなものが出ていました。 ・リレー妨害 乱入男や小競り合い 聖火「長野」騒然 ・「祭典」政治主張の場に 沿道厳戒 ・賛否の旗沿道埋める 笑顔・曇る聖火「護送」 ・歓声かき消す怒号 市民うんざり ・善光寺で追悼法要 ・「国境なき記者団」参道で座り込み |
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| 平成20年4月30日(水) | 何とかならんのか、このガソリン高騰 ゴールデンウィークに入り明日からは風薫る五月、今日は気温が高くなりそうで、テレビでは25度を超す夏日があちこちで観測されそうだと言っていた。 さて、日曜日から今日までの新聞の見出しで気になるものを並べてみると ・聖火逮捕6人に 長野からソウルへ ・市民不在の戒厳リレー 誰のための聖火 ・聖火リレー歓迎のなか無事終了(但し、これは中国メディア) ・衆院補選民主勝利 生活不安保守王国崩す ・年金・医療・暫定税率 批判票平岡氏に ・ソウル聖火 ケガ2人、逮捕5人 ・ガソリン来月160円台へ 電気ガスは7月値上げ ・「道路」一般財源化 年内に法案与党合意 暫定税率あす再可決 ・民主問責先送り 高齢者医療で攻勢 審議拒否に慎重論 この中で一番気になるのはガソリンの値上げだ。 暫定税率が再可決されるのは当初から分かっていたが、この1カ月の間、ガソリンが前よりもっと高くなっているのだ。 原因は原油市場の価格高騰であるが、何と3.7円から7円も上昇するのだから庶民としてはたまったものではない。 この原油市場であるが、どうも価格相場が胡散臭いのである。 一般的に市場相場は需要と供給の関係で決まるものと、経済知識が乏しいお頭では理解しているのだが・・・・・が、現実はどうもそうではないらしい。 テレビなどを観ていると原油の供給は十分であり、価格を押し上げる要因には成り得ていないとのこと。 では理由は何なのか、 真の原因はホリエモンや村上ファンドで有名な、金持ちの金をより増やすファンドとか云う投機筋がこの市場に流れ込んできて、価格を吊り上げているらしいのだ。 ほんとにあんたら、儲け先に事欠いて油で金を稼ぐとはどういう料簡?・・・ 「え、お金儲けのどこが悪いんですか?」と、かつて聞いた声がまたもや聞こえてきそうですが・・・・ お答えしましょう、モラルがないからいけないんです。 短期的にお金を動かして価格を恣意的に上昇させ、そして、利ざやを稼いで売り払うからいけないんです。 そんな事をしたら、あんたらの儲けのために世界の庶民は大きな影響を与け、生活が苦しくなってしまうではありませんか。 こうした行為は投資ではなく投機なのです。 ホリエモンや村上ファンドの時、さんざん言われた事柄なのですが、またぞろやっているのです。 己らの利益を上げるためには市場がどうなろうが、それによって庶民の暮らしがどうなろうが一切関係ない。 儲かりゃええねん!市場原理の悪用?・・だからどないやねん、こんな悪魔の呟きが聞こえてくるようです。 市場は市場の原理に任せるべきで政治の介入は好ましくない、とは経済学者がよく云う言葉ですが、場合によりけりです。 原油価格の高騰のせいで色んな物の価格が上昇し、庶民の暮らしが苦しくなっているのに何が市場の原理でしょうか。 市場の原理に任せる場合の一番の欠点は、こうしたモラルの欠如を防げないと云うことです。 こんな時こそ大岡裁きの政治の介入が必要なわけで、行き過ぎた投機を抑える必要があるのです。 ほんとに先進主要国G8は一体何をしているのでしょうか。 洞爺湖サミットで何とかして欲しい。 ところで今の状況を見ていると、江戸時代の大塩平八郎の乱を思い出します。 天保の大飢饉の折、米価つり上げを狙った豪商による米の買い占めによって大阪の民衆が飢餓にあえぎ、これを救済せんとして大塩平八郎が乱を起こした訳ですが、 現在はと云えば、庶民は徐々にあえぎ始めた処でしょう。 でも、その内にこれでは済まなくなるでしょう。 日本人は大人しい人種ですが、その分、ぎりぎりまで我慢するのです。 年金生活者の年金は云うに及ばずサラリーマンの給料は上がらない、なのに諸物価は高騰していく。 これではいつしか不満は爆発する訳で、その時こそ現代版大塩平八郎の乱が起こる時なのです。 しかも大塩平八郎の時とは違って、全国各地で一斉に蜂起が起こるのです。 福田首相並びに与党の皆さん、庶民のマグマの高まりを、否、乱の兆しを感じていますか。 その時は、昭和30年代の安保反対運動、あるいはそれ以上の嵐が吹き荒れるかも知れません。 時の内閣が吹っ飛ぶのは当然として、未曾有の事態が発生するのです。 日本人の大人しさの代償はこんな形でバランスを取るのではないでしょうか。 |
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