| 宝塚の徒然草 |
| 平成19年7月5日(木) |
![]() 清荒神の七夕 ![]() 水位が下がった(白い部分)千刈貯水池、 |
七夕 星に願いを(The Star Festival When you wish upon a star) 月曜日から火曜日の深夜にかけて激しく雨が降っていた。 今年の梅雨に入って一番の雨であるが、朝になるとすっかり晴れ上がってしまい、いささか拍子抜けの思いがした。 水曜日は午後に雨が激しく降ったが長続きはしなかった。 今年の梅雨は雨が少ないといわれており、もっと降れと思っていたがどうも根性が足りないようである。 ちなみに宝塚の水瓶である千刈貯水池を覗いてみたが、満水時の跡がある所から水面まで、目測で約80cmぐらい水位が低くなっていた。 やはり雨が不足しているのは本当であると実感した次第である。 さて、今週の土曜日は七夕であるが、子どもの頃の七夕は晴れていた記憶が殆ど無い。 それもそのはず、7日は梅雨の真っ盛りで晴れる方が少ないのであるが、 それでも子どもの頃はせっかく作った七夕飾りが満天の星空の下、風に揺らめく様子を胸に描いていたものである。 |
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しかし、そうした労苦はことごとく報われず、降り続く梅雨の曇り空を恨めしく見上げていたことを思い出す。
ところで、今年の七月はいつになく暑い月になりそうな予感がする。 ご存知、参議院の選挙が月末に控えているからであるが、物理的に暑いのは当然としても、それに加えて年金問題で怒りに火がついた人が大勢いるからである。 俗に食い物の恨みは怖いといいますが、金の問題はそれに負けず劣らずのエネルギーを発揮するといっていいでしょう。 この恨みを根源とする怒りのエネルギーは燎原の火の如く日本全国に広がっており、この流れは恐らく誰にも止めることはできないでしょう。 一方、防衛大臣に就任した小池百合子氏であるが、数年前、彼女が衆院選挙で阪急宝塚線の某駅で演説していた姿を思い出す。 丁度、通勤客が途切れた時間帯でもあり、誰もいない広場に向かってとうとうと自説を述べていたが、話しのうまさ聞き易さは流石ニュースキャスター上がりだと思った記憶がある。 防衛庁の就任式ではさっそうとした姿で臨んでいたが、じゃがいもみたいな前任者に比べれば姿形も格段に良く、思わず「宝塚の男役」を彷彿とさせるものがあった。 特に女性陣にとっては居並ぶ男達をへいげいするかの如く、正装した男達に囲まれ閲兵式に臨む姿は、男の牙城である防衛庁において「ついに男達の上に立った」と誇らしさを感じたシーンではなかったでしょうか。 少しオーバーな言い方をすればフランス革命の「ジャンヌダルク」あるいは「女王陛下の007」といったところでしょうか。 女性初の防衛大臣とかで、兎に角何でも一番というのは人々の記憶に残るものです。 ところで7月4日は「梨の日」とか、哀れ前防衛大臣は天の川を越せず大臣としての七夕は「無し」となる羽目に。 今週土曜日の七夕の短冊には万感の思いでこう書くでしょう・・・「口は災いの元」と。 ”しょうがない、吐いた言葉は取り消せぬ、これがゲームであったなら、直ぐに押したやリセットボタン” いくら星でも、叶えられぬ願いもありますようで。 |
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| 平成19年7月12日(木) |
![]() 梅雨の満願寺 |
背水の陣 9日月曜日の夕方から火、水、そして木曜日の午前中と誠に梅雨らしく小雨がシトシトと降っている。 この調子で今週一杯降ってくれれば恵みの雨となるであろうが、台風が土、日にこちらに来そうな気配を見せており、恵みを通り越して過剰気味になりそうな予感がする。 ところで今度の日曜日7月15日は新盆である。 この新盆、宝塚および関西の人には馴染みがないが、東京や北海道の函館市、北陸の金沢市などではお盆はこの時期に行っている。 |
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同じ字で新盆(にいぼんorはつぼん)があるが、あれは人が亡くなって最初に迎えるお盆であり、この新盆とは概念が異なる。 この新盆旧盆であるが、分かれた時期をネットで調べてみると明治政府がグレゴリオ暦を採用した明治6年以降とのこと。 分かれた理由はいろいろあると思われるが、面白いのは新暦の7月15日頃は農家にとっては農作業に支障があるため、月遅れの旧盆にしたという説。 農業人口が多かった当時を思えばある程度説得力はあるように思えます。 そういえば北陸の金沢市では町に住む人、つまり先祖が武家や町人であろう人は新盆の人が多く、先祖が農家であろう田舎の人は旧盆が多いそうで、こんな事からもこの説は何となく頷けそうです。 ところで民主党の小沢党首は、今度の参議院選挙で過半数を取れない場合は政界を引退すると発表しましたが、これは戦において退路を絶つというやり方ですね。 戦術でいえば孫子の兵法にある「背水の陣」だと思いますが、紀元前の中国で漢の韓信が井径(せいけい)において趙との戦いで用いた戦法です。 歴史小説では、趙軍は河を背にして陣を築く韓信の軍を馬鹿にしましたが、別の陽動部隊がいることは見逃していました。 趙軍は20万という圧倒的な兵力で力任せに韓信の軍をねじ伏せしようと襲いかかりますが、河を背にして必死の力を振り絞る漢軍は容易に崩れません。 その間に陽動部隊は趙軍の砦を乗っ取り、逆に河と砦で趙軍を挟み撃ちにして勝利しますが、この戦術でのキーポイントは敵の砦を乗っ取った陽動部隊にあるのではないかと思います。 河を背にした必死の戦いは通常よりも遥かに強い力が出るとはいえ、いつまでも持ち堪えられる訳ではありません。 敵の目を引き付け時間稼ぎをしている間に陽動部隊が砦を乗っ取ったからこそ、勝利の方程式である挟撃ができたのである。 翻って選挙というものを見た場合、彼らは落選すれば落ち延びる城もなく、言わばいつも「背水の陣」を引いて戦っているようなものである。 こうした中での小沢党首の発言は韓信の様に将自らが陣中に入るようなものであり、味方陣営を鼓舞する力があるとはいえ、キーポイントとなる妙手はどうなのであろうか。 戦における陽動部隊は兵を分ければよいのであるが、選挙における陽動部隊とはどういうものを指すのだろうか。 マニフェストで戦う立候補者を背水の陣の兵士に例えれば、敵の背後から襲い挟撃を可能とするもの。 軍師ならぬ身には分かりそうもないが、相手陣営のトラブルとか失言のようなものだろうか。 あえていえばアメリカの選挙におけるネガティプキャンペーン(粗捜し)のようなものなのかも知れない。 故事に習えば、その時期は選挙がスタートして暫く経ってからの方が良いようであるが、果たして小沢韓信の軍略や如何に。 |
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| 平成19年7月18日(水) |
![]() 手塚治虫氏が幼少の頃遊び場の一つであった三吉神社。 小さな森の周りは青々とした田んぼに囲まれ、まるでトトロに出てくるような風景である。 |
台風ウィーク&地震の日 先週は台風の影響からか12日の木曜日の夜半からかなり強めの雨が降り出し、金、土と断続的に降り続いた。 台風4号は7月に上陸した台風では観測史上最大とのことで、14日土曜日の夜中に四国と和歌山の南方海上を通過し、日曜日の明け方には三重県の南の海上にあった。 その後関東地方に向かって進んで行ったが、東京がキー局の民間の台風報道で気になる点がある。 それは現在進路に当たっている県の様子は一つも伝えず、ひたすら関東の心配ばかりをすることである。 更に言えば、東北地方については全く触れていないのである。 |
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その番組が関東だけに流れているのであればそれでも良いが、いやしくも全国ネットで放映している以上、報道姿勢および視点は全国を基準とすべきであろう。 ところで台風一過という言葉があるが、台風が過ぎた後はきれいに晴れ上がるものだが、日曜日の11時頃から午後にかけて暫しの間は晴れてはいたものの、夕方になるとまたもや曇りと雨の天気に逆戻りしてしまった。 結局この一週間は曇りと雨の連続であった。 とはいうものの、お陰で琵琶湖の水位も回復し四国の早明浦ダムも一気に100%の貯水率になるなど、台風の功と罪及び人の非力さを改めて感じた週であった。 こんな思いも覚めやらぬ16日月曜日、新潟県でM6.8、震度6強の中越沖地震が起こってしまった。 その日は更に京都府沖を震源とした地震で北海道や東北では震度3、これとは別に奈良県では震度3の地震が連続して発生した。 何と一日に三つもの地震が発生するとは、正に大自然があちこちで牙をむいて襲いかかってきたのである。 奇しくも月曜日は海の日であるが、これでは地震の日に改めなくてはならないかも知れない。 宝塚ではいずれも直接の被害はなかったものの、何か精神的に大きなダメージを受けたような一日であった。 しかし何はともあれ被災された方には改めてお見舞いを申し上げます。 兎に角、日本列島の足元が騒がしくなってきたようではある。 ところで先週ぐらいから町角では町内の夏祭りのポスターが目につきだし、夏祭りのシーズン近しを思わせる。 一方、台風と地震の影響で影が薄くなった年金問題であるが、社会保険庁OBの寄付というソフトな名称のペナルティーに対し、これに応じる歴代厚生労働省の事務次官は14人中8人、社会保険庁長官は13人全員とのこと。 社会保険庁の職員については約93%が夏季賞与を返納する意向を示しているとのことだが、未だこの程度のモラル?というのか正直な感想である。 一般的に90点台と聞くととても良い印象を持ってしまうが、罰則の実施率が100%でないとすればどうであろうか。 更に、厚生労働省の事務次官は6人が拒否をしている訳であり、実施率は57%と話しにならない悪さである。 各企業は年金の支払証明を発行するなど余分な業務を引き受けており、これだけ世間の様々な所に多くの迷惑をかけているにも関わらず、未だに自分のせいではないと思っているのである。 特に事務次官ともなればお頭は並外れて良いはずなのに、物事のけじめという人としての根幹的な部分での修養はできていないようである。 やはりお頭の良さと人格は別物である。 勝手な想像ではあるが、社会保険庁は組織的な管理体制の上にはあるが直接タッチはしていない、なんて思っているんじゃないでしょうか。 でも管理体制があるということは無過失責任が発生しているのです。 往生際という言葉がありますが、往生際が悪いとは正しくこの事でしょう。 時代劇であれば桜吹雪のお代官様が「いい加減に観念しやがれ!」と決め台詞を吐くところである。 己の至らぬところは何かという観点に立てば、自ずと取るべき道は見えて来るはずなのに。 人々の怨嗟の声が満ちた上に立っての涼やかな晩年とは、こうした人達にとって果たしてあるのでしょうか。 |
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| 平成19年7月24日(火) | 地震報道と選挙ウィーク 昨日今日と朝から晴天、23日の月曜日は九州北部、中国、四国も梅雨明けとかで、関西もそろそろ梅雨が明けてもよさそうなのに、今朝の段階では未だ気象庁からのお告げは出ていない。 そうこうしている内に梅雨明けよりも夏休みが先にやって来てしまい、通勤電車の中からは学生達の姿がすっかり消え空席が目立つようになってきた。 今年は梅雨に入る前の段階では雨量が不足しており、加えて空梅雨との予測もあったが、現段階では溜池の水も満タンで十分な量が降っているようだ。 ところで先週の週末には新潟県の柏崎刈羽原子力発電所の内部がマスコミに公開され、その被害の様子が小姑の目よろしく重箱の隅を突くようにして映し出されていた。 矢張り相当被害が出ているようで、マスコミはここぞとばかり「安全神話が崩れた」などとヒステリックに騒いでいるが、そもそも大自然の力に逆らって無傷でいようなどと考える方に無理がある。 第一、台風どころかちょっとした河川の氾濫でさえままならないのに、こんな大きな地震で無傷でいられるハズなどないではないか。 マスコミの取り上げ方を見ていると、敷地内の道路の波打つ様子もまるでこうした事があってはならないかのような映し方だ。 しかし大切な点は、絶対に被害があってはならないものとそうでないものとの選別した報道であり、いたずらに不安を煽るような言い方ではないはずだ。 放射能を含んだ水については、今朝のニュースでは全く人体に影響のない数値であった。 しかしこれ迄の報道では何か得も言われぬ恐ろしさを煽る言い方であり、こうした事こそ冷静な言い方が求められるのではないだろうか。 さて今週の日曜日は参議院選挙の投票日、立候補者にとってはこの先6年間国会カンパニーに就職できるかどうかの瀬戸際に立たされている訳であり、気が気ではないだろう。 参院選は衆院選と異なり兵庫県全体で一選挙区となっており、候補者も広い県内のあちこちを廻らなければならないため、市議会選のようにしょっちゅう選挙カーが廻ってくることもない。 お陰で超ハイテンションの選挙騒音に悩まされることもなく大いに助かっている。 特に選挙も終盤近くともなれば、あのハイトーンは超音波にグレードアップし、テレビの声は跡形も無くかき消され、鉄筋の建物もひび割れしてしまうかと思う程の音量である。 更に加えて今回は真夏の選挙であり、あのハイトーンに聞くだけで暑くなる油蝉の声を小粋にミックスされた日には、思わずムンクの「叫び」のように発狂しそうになるであろう。 ところで今回の兵庫県参院選の立候補者は5名となっているが、選挙ボードを見ると何故か4人の立候補者のポスターしか貼られていない。 20日には比例区および選挙区の立候補者の写真とマニフェストが掲載された選挙管理委員会公認の新聞が届いた。 これによって5人目の人は分かったものの、何故か釈然としない思いだけが残った。 こちらの預かり知らぬ諸般の事情があったのかも知れないが、それにしても立候補をしようとするのであれば、 最初に「誰の誰兵衛でございます」と挨拶代わりのポスターはあってしかるべきかと思うのですが。 一方、各立候補者の政権放送が始まったが、ある人はテーブルに肘をついて喋っていた。 しかし、見ていてもどうにも不遜な態度に映って頂けないのである。 無論、格好よりも話す内容の方が大切ではあるが、矢張り人に話すときにはそれなりの態度というものを考慮すべきであろう。 次に原稿にやたら目がいく人。 ある程度は仕方のないこととは思うが、目線が下ばかり向いていると、この人は自分のマニフェストさえ満足に言えないのではないか、と疑問符を持たれてしまいかねない。 矢張り目線はカメラに向いている方が見ている人に訴えかける効果はあると思う。 首相官邸のぶら下がりインタビューでの安倍首相がそうで、いつも目線はカメラを向いています。 こうした演説でいつも思うのは米国の大統領の就任演説である。 兎に角演説の途中はほとんど原稿を見ないで目線は常に聴衆に向いている。 正しく大衆に語りかけているのである。 こうしてこそ人々は大統領の話しを聞こうとするであろうし、熱意も伝わろうというものである。 「目は口ほどに物を言う」と昔からいいますが、やはり目線一つで聞き手の反応が違うとなれば、ここは一つ歌舞伎役者にでも「睨み」を習ってみては如何でしょうか。 |
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| 平成19年7月27日(金) | 近くて遠い甲子園、遠くて近い永田町? 7月24日(火)に梅雨も明けてやっと夏が来たが、各地では夏の高校野球の地区予選の真っ最中である。 よくテレビなどでは大阪のあまり有名でない学校を追っかけ、2、3回戦で敗れていく様子を選手の涙と共に捉え、そして最後に必ずこう言うのだ。 「彼らの短くて暑い夏は終わった、彼らにとって今年も甲子園は近くて遠い存在であった」、 そして画面はゲームセットの瞬間をスローモーションで映し、次に夏空にパーンした後、甲子園のロングショットを映して終わるのだ。 しかしちょっと待って、いつも思うのだが甲子園に地理的に一番近いのは大阪府ではなくて兵庫県なのである。 しかもその中でも最も近いのが地元西宮市、その次に近いのが伊丹、芦屋そして宝塚である。 ところが見ているとテレビ局はどこもこれらの市の学校を取り上げようとはしないのである。 やはり大阪はネームバリューがあり、それに全国的に見た場合、大阪と甲子園は目と鼻の先にある感じにしか見えないため、こうしたやり方になるのであろう。 尤も、今年は楽天の田中投手の生まれた伊丹市にひょっとしたら焦点が当たるかも知れないが、歌劇のイメージの強い宝塚市にはまず目はないであろう。 確かに汗とは無縁のベルサイユの薔薇と野球ではイメージがそぐわない。 そんな野球のスポットライトが当たらない宝塚市の高校も地区予選に挑んだが、結果は3回戦で敗退となり、今年も近くて遠い甲子園(大阪よりも)となった。 確か去年も3回戦で敗退、その前の年は4回戦まで進んだが、宝塚市の野球は西宮市との境を流れる仁川をどうしても越えられないでいるようだ。 文字どおり「近くて遠い甲子園」を地でいっている宝塚の高校ですが、テレビ局の皆さん、地区予選の対象をそろそろ宝塚にしては如何でしょうか。 宝塚の山の手からはズームで簡単に甲子園が写せますよ。 第89回全国高校野球選手権 兵庫大会 宝塚勢Result
さて今週日曜日は参院選の投票日、期日前投票は2004年度の参院選に比べて50%増しとのことだが、前回は投票日が7月11日であったのに対し今回は夏休みの7月最終日曜日。 当然レジャーに出かけて行く人が多いためこうした結果が出たのではないかと思うが、投票率が高くなればいいのにと一国民としては思う。 ところで兵庫県における甲子園へ出場できる確率と国会議員になれる確立を比べると、片や1/163に対し国会議員の方は2/5。 確率でいえば0.61%対40%で圧倒的に甲子園の方が遠く永田町は近い存在になるのである。 自らの力で勝利を勝ち取る自力型の野球と他人の力に頼る他力本願型の選挙、こんな全く異なる両者だが、比較をすると意外と似ている点がある。 @お金を沢山掛けた方が選ばれ易い。 A伝統がある所(学校、政党)にいた方が選ばれ易い。 B国会議員はうっかり発言が命取りになるが、高校野球はうっかり喫煙が命取りになる。 C野球はエラーで冷や汗をかくが、国会議員は演説での失言で冷や汗をかく。 D郷土の代表という言葉が共に死語となっている。出身県と出場校もしくは立候補する県は必ずしも一致する必要はなく、当選もしくは選ばれ易い県から出れば良い。 E勝っても負けてもどちらも涙が付きものである。 F暴力事件、賄賂など実情はさておいて、どちらも汗と爽やかさを売り物にする。 G実在のない事務所経費、特待生隠しなど、隠すことには長けている。 情熱を傾ける対象は違えども、勝利を目指してひた走る姿はとぢらも熱いものがある。 しかし、野球は個人の運動能力の和に成績が比例するが、国会議員は当選することと個人の能力はあまり関係しない事が両者の決定的な違いだろう。 |
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| 平成19年7月31日(火) | 念金一揆選挙と丑の日 29日の投票日は宝塚では曇りっぱなしの一日ではっきりしない天気でしたが、選挙結果は反対にとてもはっきりとしていた。 今回の参院選は誰もが予測したとおり(それ以上?)の結果が出たが、それにしてもお金の恨みは恐ろしいことが改めて認識された選挙でした。 今回の選挙は年貢を納めたという農民の訴えに対し、社保庁という奉行所がそんな記録はないと門前払いをし、これに堪りかねた農民がついに一揆を起こしたというところでしょうか。 テレビや新聞では、学者や評論家などが自民党の敗因を最初から分かっていたかの様にあれこれ述べているが、物事の表面しか見えない身にとってはこのように映ったのである。 兎に角、人(民主党)に問題点を指摘されてから対応するのと、自ら問題点を洗い出して対応をするのとでは人の心証は大きく異なります。 小さな不満でも真剣に耳を傾けその原因を追求し、問題が小さい内に解決しておくことは企業ではよく言われる事なのですが、どこかの世界では希薄あるいは皆無だったようである。 まして今回の様に問題が大きくなってから対処したのでは「時、既に遅し」である。 誰でも知っているこの言葉、しかし実践するとなると如何に難しいか、今回の選挙で改めて認識した教訓ではないでしょうか。 一方、30日は土用の丑の日、江戸時代に鰻の売上拡大に平賀源内が広めた日としてあまりにも有名ですが、昨日の参院選の結果に「ウシシ」と喜んでいる人と「モゥー否」と嘆いている人、どちらも今年の鰻は忘れられない味になったのではないでしょうか。 ところでこの鰻ですが、最近のスーパーを見ているとあんなに出回っていた中国産の鰻が片隅に追いやられ、というよりも見なくなってしまい、代わりに国産の表示がある鰻が置かれるようになってきた。 理由は言うまでもなく中国製食品(製品)の酷さである。 己が儲かりさえすれば中身は何でもお構いなし、人が死のうが病気になろうが後は野となれ山となれでは・・・。 最早モラル崩壊どころの話しではなくモラルの大爆発である。 最近中国政府は食品の安全性をやっきになってアピールしているようだが、あれだけ酷い、否、おぞましい光景をこれでもかと見せつけられた日にはこうなる事は止むを得ないであろう。 ニュースなどではこうした業者と政府のお偉いさんが賄賂で繋がっており、こんな人は他にも大勢いると報じられていたが、何の今更驚く事ではない。 中国の歴史小説は殷のものから清に至る迄読んでいるが、そこには殷、周の昔から中国には賄賂が横行しており、それは連綿と次の時代に引き継がれ悪しき慣習になっていると書かれている。 中でも賄賂が横行した最悪の時期は宋の時代だったとされ、役人の上から下まで賄賂なしには何事も動かぬ世界として描かれている。 そして、今日に目を転ずれば相も変わらず賄賂が横行している有様。 もうこうなれば、これは悪しき慣習というよりも悪しき伝統文化の域に昇華しているようである。 こんな歴史的側面を知っていれば現代の賄賂天国も「さもありなん」と冷静に頷けようというものである。 それにしても最近の消費者の目は中国製品に対して急速にシビアになってきた。 消費者を好い加減に扱ったツケがどのような結果を招くのか、それを思い知る時がどうやら来たようなスーパーの売り場である。 |
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