年中行事



 行事名 お盆 戻る  イベント8月
 時 期 8月13〜15日
謂れ
正月と並ぶ二大行事であるお盆は盂蘭盆会(うらぼんえ)の略ともいわれ、歴史的には六○六年(推古天皇十四年)に盂蘭盆会が行われたとされ、 江戸時代に今日のお盆になったとされている。

七日には墓の掃除をし、おりん、蝋燭立て等の仏具を磨きお盆のための準備をする。 十三日は盆堤燈を燈し精霊棚にお供えをした後、日が暮れてから迎え火を焚いて先祖の霊を家に迎え入れる。

十四日になると家族揃って墓参りに行き、十五日あるいは十六日の夕方に送り火で霊を送ります。 処によっては川や海へ燈篭を流す燈篭流しの風習もある。

盆踊りは先祖の霊を慰めるための踊りで、全国各地で行われている。

                   

   参考文献:年中行事歳時記 (株)世界聖典刊行協会

宝塚の風習
<小浜地区>
13日:洗い場に仏さんを迎えに行き、線香をつけて家に持って帰る。 仏さんはこの線香の煙に乗って帰って来るといわれ、家に着くと角に線香を一本立てておき、他の線香はそのまま仏壇に置いておく。

その後、お茶湯(おちゃとう)を行うが、これは48回終わるまで真夜中になろうが行う。

仏壇には「落着きぼた餅」(大きなおはぎ)の外、畑で採れた野菜物、茄子、トマト、西瓜、ナンバ、葡萄、白瓜、桃等を供える。

(注)お茶湯:仏前にお茶を献ずる事。お茶湯をすると周囲がビシャビシャになり、餓鬼は喜んで辻に来て待っていたという。

14日:朝から御馳走を供え、朝、昼、晩と取り替える。昼頃にお寺のお坊さんがやって来て仏壇を拝む。

15日:この日になると仏さんの足が速くなって、早くあの世に帰れるようにとの意味合いから「白蒸し」とシンコマイ(団子を捻じった物)、それに「奉げ御飯」を炊く。

その後、仏壇の供物を持って線香をつけ洗い場迄送って行く。洗い場では線香を立てて供物を流す。

<山本地区>
13日:最明寺川に仏さんを迎えに行き、その後お茶湯を48回行う。 その際、お茶湯のお茶を大きな入れ物に残しておき、帰れない無縁さんのため、夜の10時になると線香を持って辻に行き、お茶をまいた。

14日:朝:御飯、白瓜、揚げと葱を炊いた物、昼:ソーメン(出汁付)、晩:小豆飯、南京などの炊き合わせ、 夜食:シンコ(団子を捻じった物)、椎茸、牛蒡等を供える。

15日:暗いうちから送りに行くが、その前に「茄子の山椒醤油煮」「白蒸し」を供え、もう一度お茶湯をする。 送り出す際には、蓮の葉の中に供えた物やお盆の間に使用した箸や花を持って行き、川に流す。

           参考文献:宝塚の民俗