年中行事



 行事名 地蔵盆 戻る  イベント8月
 時 期 8月23,24日 宝塚のお地蔵さんMAP
謂れ
地蔵菩薩は病気等の悪い事から子供を守る仏様とされ、この祭である地蔵盆は地蔵祭や地蔵廻り等の別の呼び方がある。 地蔵菩薩は平安末期から信仰されるようになり、鎌倉時代から江戸時代にかけて、身代わり地蔵としての信仰が広まっていった。

石地蔵の周りをきれいに掃除し、新しい衣装を着せ、花や菓子、果物などを供える。 地蔵盆が終わると子ども達は大人から供えた物を貰って帰ることができ、子どもにとっては楽しい行事である。

地蔵盆は京都を中心とした近畿地方が盛んな行事となっている。

     

   参考文献:年中行事歳時記 (株)世界聖典刊行協会

宝塚の風習(小浜地区)
地蔵盆の世話係は当番制で、当番になると朝早くからお地蔵さんの掃除や飾り付けを行い、 お昼過ぎになるとお寺に数珠、鉦(かね)、撞木(しゅもく)、札の用具を借りに行く。

夕方になると三々五々、町内の子ども達とお婆さんが集まり、やがて数珠繰りが始まる。

まずお地蔵さんの前にござを敷き、その中心にお婆さんが一人座って鉦(かね)を打ちながら札で数を数える。

その周囲に子ども達が大きな輪を作り、その間に適当な間隔でお婆さん達が座る。

鉦を撞木で打ちながら「南無陀仏」と唱える。この念仏は本来一万回唱えることとなっているが、現在では子ども達が飽きない程度で終わらせている。

全員で大きな数珠を持ち、右回りで数珠をくりながら、数珠の大玉が自分の前に来ると両手で差し上げて拝む。

数珠くりを行っている間に当番の人はお供物を子ども達に分けておき、町の外からお供えを貰った場合は、お下がりをお盆に載せて持って行く。

数珠くりが終わると子ども達はお下がりを貰い、お地蔵さんにお参りをして、線香を2,3本貰い家に帰って戸口に線香をさす。 これは悪い病気が家に入らないようにという意味がある。

            参考文献:宝塚の民俗