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七十数年で繰り返す世界恐慌
世界の株安が止まらない。 その昔発生した世界恐慌は、昭和4年(1929年)ニューヨーク株式市場が大暴落したことが発端とのこと。 それから79年経過した今日、再び世界的な大暴落が発生した。

かつて株に関する本を読んだとき、その中でアメリカの経済学者が株価は72年周期で繰り返すと書かれていた。 その時は「そんなものかな」という程度であったが、まさか、本当になるとは・・・実際は79年であるから72年説は誤差の範囲内であり、この説は正しいと言えるであろう。

となれば、人はまたもや同じ過ちを繰り返しており、金銭欲を律する心は全く成長していないことになる。 人は70数年も経てば亡くなる人も圧倒的に多くなり、又、生き残っていたとしても、その時は青少年であり、真のひどさは理解していない年齢である。

つまり、本当にひどかったことを知っている人は殆どいないことになる。 だからこそ同じことを繰り返すのであろう。 今回、日本がそれほど痛手を被らないのは、バブル崩壊から立ち直ってそれほど経っていないからである。

しかし、その中でも学習をしなかった大和生命は愚かなことに同じ過ちを犯し、ハイリスクな金融商品を選択し会社を破産させてしまった。 基本的に汗をかかないでお金を儲けるという証券会社の商品は博打である。

証券会社がいくら格調高く説明しようとも博打は所詮博打、そんなものは絶対信用してはならない。 今回の痛手はいつかは和らぐだろうが、この痛手を直接食らった、現在20歳以降の人々が70数年後に生きているのはほんの僅か。

しかも、その時の年齢は90歳以上で、現役はとうの昔に卒業しており、社会に与える影響度は全くないといえよう。 となれば、人はまた愚かにも同じことを繰り返すのだろう、そして、この愚かなループは続くのである。

平成20年10月11日(土)


麻生政権船出に門出の世界恐慌
近年稀に見る、否、こんな所信表明演説は聞いたことがない。 例によってテレビのワイドショーでは、ケチ、難癖のオンパレードである。 尤も、この種の番組に出てくるゲストコメンテータやアナウンサーはケチさえつければ自分達の仕事をしていると勘違いしている輩が多い。

しかし、麻生氏の演説は聞いていると、とても耳に心地良く聞こえた。 まず、声に力とはりがあり聞き取りやすいこと、更に、官僚が使うような難解なカタカナ用語がなく、日本語本来の正しくかつ丁寧な言葉が使われていた事がこうした原因だったように思う。

日本は強くあらねばなりません、明るくあらねばなりません、日本人の力を信じて疑いません、私は悲観しません、私は決して逃げません等メッセージ性が強く、まるで小泉氏の演説を聞いているような感じだ。

ぼそぼそと誰が主導をするのかよく分からなかった福田前首相、か細くて舌が短めの阿倍前々首相とは段違いである。 更に、具体的な問題を提示して民主党に挑戦状よろしく質問を投げかけていることが、よりアクセントを添えているように思えた。

只、だからといって、直ちに麻生政権を支持するかといえばそうともいえない。 あくまでも聞きやすく、リーダーシップの雰囲気を感じたと云うにすぎないからである。

一方、通るとされていたアメリカの金融安定化法案が下院で否決され、世界的に金融恐慌が起きそうな気配だ。 ニューヨーク株式市場が777ドルの下げで、これは過去最大の下げ幅であるという。

共和党の2/3の議員が反対、74兆円の税金投入に対し、選挙民の理解を得られないとした選挙をにらんだ動きであろう。 せっかく良い方向に進もうととした矢先に、カウンターパンチ気味の強烈な決定。

今日(9/30)の社説は「議会との合意は前進だが」と、米議会の法案通過に何の疑問も抱いていないご様子。 社説を書いている論説委員は、一度、ご自身の会社(新聞社)の持つ情報収集能力の検証をしたほうがよろしいのでは。

平成20年9月30日(火)


太郎と一郎
萩の花がそそと咲き、流石の猛暑も峠を越した秋空に、運動会の徒競争でもあるまいに、一位を目指してまっしぐら。 全国横断五人衆、どうぞ選んでくださいな、必至の請願繰り広げ、ついに決まったその人は、ご存じセレブのNo1。

大久保利通から始まって、吉田首相がお爺さん、恐れ多くも賢くも、天皇陛下のご親類、三笠宮家は義兄弟、鈴木首相は義理の父、こんなセレブは見たことない。 そう、自民党総裁選挙は大方の予想通り麻生氏の圧勝であった。

後は天下分け目の関ヶ原、どっちが豊臣、徳川家、天下の形勢さてどっち、蓋を開けなきゃ分からない。 折しも事故米、汚染米、名ばかり検査の農水省、農水大臣、事務次官、選挙を睨んでシンクロ辞職、これで禊が済めばいい。

更に追い打ちメラミン汚染、中国製品粗悪の極み、人命蔑視の金儲け。 選挙に掲げるマニフェスト、是非とも書こう「チャイナフリー」、中国製品止めたれば、選挙は圧勝、支持率上昇、政権基盤は万々歳。

どちらが先に気がつくか、太郎と一郎一騎討ち。

平成20年9月23日(火)

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