只見線426D(小出発午前5:30) ウルトラゆっくり鈍行列車 乗車記
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| 池袋 = 関越小出I.C … JR小出駅 − 大白川 − 只見 − 会津川口 − 会津宮下 − 会津若松 − 山都 − 会津若松 − 赤羽 |
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9月3日の昼休み、会社の近所のローソンでバスのチケットを購入しました。ロッピィという機械で電話番号と予約番号を打ち込むとレシートのようなものが出てきて、これをレジに持ってゆくだけで店員さんが乗車券をプリントアウトしてくれてお金を払ってOK!
本当に便利な世の中です、さすがコンビニ。
この日は会社をベルサして、デジカメ1台をもって出かけました。金曜の夜ですから電車の中はお酒を飲んで盛り上がっている人がたくさんいました。夜行バスの乗車場所は池袋駅の東口で23:35発の30分ほど前に到着すると、何と人であふれかえっています。若い20代くらいの人たちとリュックを背負った年配の姿が目に付きました。
バスは出発の10分ほど前にやってきました。予約者の名簿とチケットを係員が照らし合わせながらバスに乗り込みます。私の座席は8列目のCでしたが、昼行便と同じバスのために2×2シートで通路側の席でした。ちなみに8列目は一番後ろで前の座席との間隔はゆったりしていました。バスは定刻通りに池袋駅東口を出発、練馬インターから関越自動車道に乗って上里サービスエリアで休憩を取って定刻より15分早い午前3時に小出インターに到着しました。 |
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バスは隣の人が気になって熟睡はできませんでしたが、小出インターで降りたときは頭の中は覚めきっていませんでした。とりあえず国道17号線へ向かって歩き始めましたが、あたりは真っ暗で田んぼの用水路を流れる水がゴオゴオと音を立てて流れています。
国道に出ると大型のトラックがひっきりなしに走っています。30分ほど国道を歩きました。バスを降りたときは肌寒さを感じたくらいでしたが、うっすらと汗をかくようになりました。町の中心までやってきましたが小出の駅は市街地から離れ魚野川を渡った場所にあるので更に30分近く歩きました。
小出駅には午前4時頃に到着しました。駅の待合室は扉に鍵がかかっていて入ることが出来ないので、入り口付近で腰をおろして待つことにしました。空はまだ真っ暗ですが、新聞を運んでくる軽トラックがやってきたり、タクシードライバーが自販機のコーヒーで一休みするなど目をつぶっていても眠れません。やがて時計の針が5時を回る頃、駅員さんが鍵を開けてくれて待合室へ入ることが出来ました。この時点でどこからやってきたのか旅行者風の人影が数人待合室に入ってくるのが見えました。
さて、待合室から一番遠いホームに会津若松行きのディーゼルカーに明かりが点りました。入り口のドアが開くのを確認して跨線橋を渡って列車に乗り込みました。ボックスシートに腰をおろし一息ついたところで急に眠くなってきました。うとうとしているとゆっくりと列車は小出駅を発車し、魚野川の鉄橋を渡って黄金色に実った田んぼの海へ走り出しました。 |
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薮神、越後広瀬と田園地帯を縫うように走った列車はやがて大きなカーブを描いて両側に山が迫ってくる谷のような場所にやってきました。入広瀬、柿ノ木と右に左に清流を眺めながら走ってきた列車は県境の駅大白川に到着しました。大白川駅では下り列車との交換で30分以上停車します。大白川駅は駅員さんがいる駅で事務室では運転手さん車掌さんがひと休みしている姿や、乗客と談笑する駅員さん、駅の下を流れる川を眺める人など思い思いに過ごしています。
暫くすると駅員さんの姿が慌ただしくなってきました。只見からの列車がゆっくりと進入してきました。大白川駅では、今では珍しくなったタブレットの交換を見ることが出来ました。駅の周辺は、山と川があるだけの本当の田舎です。駅自体がシーズンになると観光客用に食堂を兼ねていて観光案内のコーナーなんかもあります。以前、車で来た時はちょっと山に登ったあたりにある集落の中の山菜会館という物産センターのような所で魚沼産コシヒカリと山菜の定食を食べました。歩いても15分くらいで行けると思います。
そうこうしているうちに小出行きの列車が発車して行きました。緑の森の中へ吸い込まれていった列車を見送ると会津若松行きの列車も発車しました。清流の鉄橋を渡った列車はエンジンを唸らせながら六十里越へと挑みます。まだまだ緑が美しい森の壁の中を、時には美しい渓谷を右に左の窓に見ながら進んで行きます。やがて、長いトンネルに入った列車は田子倉、只見へと進んで行きますが思わず眠ってしまいました。
まわりが明るくなってきて、列車のエンジンがギアをニュートラルにしたような軽やかなレールを刻む音になっていたのに気が付き目を覚ましました。窓の外を見ると再び稲穂の海の中を走っています。小出を出発してから約1時間46分、46.8kmの道のりをのんびりとやって来ました。のぞみに乗ったら東京から名古屋までやってきてしまう時間です。只見では7分の停車時間で、ホームに降りてちょっと背伸びをしたりしました。 |
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